親愛なるエオルゼアの冒険者のみなさま、幸運番長ですこんばんちょ。

先日のPLLでパッチ4.1のリリースが10月10日(火)と発表され、新ハウジングエリアのシロガネにお目当ての土地の下見をしに来た人同士がにこやかに牽制しあう光景が見られるこんな時期だが、拡張発売後の動向の〆としてLodestone国勢調査を行った。

「The Lodestone国勢調査 ワールド別統計」 

画面イメージ


ワールド別統計とは、Lodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向をいろんな角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成。

前回の調査は拡張発売後の7/15日でハイエンドレイドのオメガ零式や週制限トークン装備、新式装備の開放などが入る前のタイミング。アクティブキャラクター判定を、装備更新でのHP変動や、ミニオン・マウント取得数の変動で見ている関係上、原則メジャーバージョンアップ1回につき1回行っているが、折角の機会なので追跡調査している。


各ワールドの状況は上記のリンクを確認してもらうとして、全体のサマリーからプレイヤー動向を探ってみよう。
・アクティブキャラクターは83万、紅蓮キャラクターは53万

集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
  • Lodestoneキャラクター検索でレベル36以上
  • 前回(7/15)の調査からレベル、経験値が変動している
  • 前回(7/15)の調査から、ミニオン、マウント所持数が変化している
  • 前回調査では居なかった新規キャラクター
  • マウントの所持が1体以上
リージョン別紅蓮キャラクター数動向

アクティブキャラクター数は前回より18万ほど増えて83万
新規キャラクター数は16万。
前回非アクティブだったのが今回アクティブになった復帰キャラクター数が10万。
前回からアクティブで継続しているキャラクター数は57万

一言で言えばかなり好調という状況。前回拡張リリースで大幅に増えたまま継続率が高く、紅蓮のリベレーターの評判の高さが新規・復帰者を呼び込んでいるのだろう。
もっとも、レイド攻略が落ち着いてログイン頻度が減ったり、ワールド間人口平準化施策での鎖国・優遇ワールドの違いなどもあって、人によって人口増減に対する印象が異なるだろうが、あくまでキャラクター数の変動だけに着目するとこういう結果になった、ということだ。

また、紅蓮開始キャラクター数よりパッチ3.4クリア者が少ないのは、「紅蓮のシナリオに入った」という意味ではなく、拡張でのレベルキャップ開放や新ジョブのレベルで見ているからだ。
3.0で60になった以降も拡張を買っていれば3.1シナリオでもレベルは61以上にレベルは上がるし、ジャンピングポーションでジョブレベルを60に上げてもシナリオはスキップせずに自分で見たい、というスタイルの人もいるので、これ自体は不自然なことではない。

コンテンツ的にはひと段落する時期なので、継続してプレイしているプレイヤーで、シナリオやレベルのスキップをサブキャラに使う人も出てくるかもしれない。
Lodestone国勢調査では、できるだけアクティブキャラクターに育ててないサブキャラが入らないようにフィルタリングしている。他人がメインかサブか判断することは難しいが以前はそれなりに時間をかけないと足切り基準はクリアできなかったが、紅蓮からはオプションアイテムを購入すれば、1アカウント1回という制限があるにせよ、比較的簡単に足切り基準はクリアできる。

今のところそれを除外できる判定方法のアイデアが無いので、以前よりはサブキャラがカウントされ易くなっているというのは留意しておいてほしい。
ノリで作ったけど育てずに放置しているようなキャラクターだったら、キャラクターデータに変化が無ければいずれ非アクティブになっていくと思う。


・ワールド別の人口動態

ワールド別のアクティブキャラクター数を人口変動のデータとして一覧にまとめた。
ワールド別人口動態表


表は増減の大きい順にソートしている。
今回もGoogleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。

ワールド間人口平準化施策での優遇・混雑ワールド指定は、7月18日変更分と、9月12日変更分を反映している。

それでは今回のデータを見てみよう。

ワールドあたりのキャラクター数や増減のボリュームはNA、EUのワールドが大きくJPは下位になる傾向にある。これは単純に各地域のマーケット(MORPG全体のプレイヤー人口)の大きさによるものだろう。

昨年はEUデータセンターの新設、今年は北米データセンターの拡張のための移転が行われ、プレイ環境も改善しており、期待した成果が出ているものと思われる。

増減TOPはEUに新設されたLouisolxワールド。同じ新設のOmegaは早くも新規指定を外されて通常ワールドになっており、EUでの勢いを感じさせる。
新規キャラクターが多い(休止するのも多いが)欧米ではワールドの優遇指定は日本以上に効果が高いが、その中で早々に優遇指定が外されたNAのMateusが、通常ワールドにも関わらず上位を維持している(3位→4位)。混雑中のBalmungの後継RPサーバーと認知されたブランド力というところか。アクティブキャラクター数で言えばまだNA中位なのですぐ混雑指定されることもないだろう。

混雑指定と言えば、Balmungが混雑指定ながら人口を維持しているのに対して同じ混雑指定のGilgameshのランクの落ち込みが大きい。元々の人口が多いだけにレベル70キャラクター数ではまだまだ上位だが、状況的には混雑指定が外れる初のワールドになるかもしれない。


日本の状況をみてみよう。
前回、人口増加が著しかったGungnirはその勢いが衰えることなくアクティブキャラクター数が1万を突破して混雑指定となった。
前回の時からそうなるかな、とは思ったが「鎖国になるぞ」と煽るようなことを書くと加速しかねないので表現を押さえたが、ドラマ効果に加えてスーパースターとご縁が出来るかもしれないとなるとそりゃそうなるだろう、というものである。

9月12日に優遇指定が解除されたHadesは、なるほど納得の成長っぷりでJP増加率トップである。増加率2位のPandaemoniumも勢いを維持して、この2ワールドはアクティブキャラクター数9000台に入った。早晩Pandaemoniumも優遇指定から外れることになるだろう。
Belias,Ultima,Ridillもアクティブキャラクター数8000台に入って、無事離陸しそうだ。

アクティブキャラクター数で見ると、我らがCarbuncleは、Gungnirに抜かれ、Garudaに肉薄される現在3位。そろそろ混雑指定が外れるかな・・・と期待する人も多いだろうが、おそらくGarudaが混雑指定されて終わりだろう。Lv70のキャラクター数で見ればまだCarbuncle多いしね。

優遇指定が解除されても勢いを維持しているのはToberry鎖国の避難先ポジションになったKujataくらいなもので、あとは大体失速している。
ご新規さんは、周りのご新規さんも呼び込むかもしれないので、ちょっと増えた傾向がみられても、一定期間は継続するべきだと思う。
その意味で、古巣Durandalの指定解除は早過ぎたかなー、Ridillくらい長い目で見てくれてよかったのになー、と感じざるを得ない。

ともかく、全体的にプレイヤー数が増えていること自体はとても喜ばしいことで、新規プレイヤーは偏らせた方が、同じ進行度のフレンドも出来やすいだろう。ご新規さんがどのくらい継続するか分からない中でアクティブキャラクター数だけで判断するのは危険だ。運営はもちろんもっと細かい数値を見て判断しているはずだ。4.1リリースで復帰するプレイヤーの動向を見る必要もあるし、優遇施策はあくまで新規への優遇なのでユーザー数が伸びているこの時期にちゃんとやりきらないとワールド人口平準化の目的は達成できない。

なので、混雑ワールドの諸兄はもうしばし辛抱だ。


・オメガ零式デルタ編踏破状況
今回リリースされた次元の狭間オメガデルタ編零式4層は、報酬にマウント「アルテ・ロイテ」がドロップするので、機工城アレキサンダーの時と同様にワールド別にレイド踏破状況比較として集計してみた。

ワールド別レイド攻略状況

今回は、計測可能なこれまでのレイド踏破報酬の所持数も一緒に集計した。
アチーブ報酬だった大迷宮バハムート真成編4層報酬以外のミニオン、マウントは1パーティにつき週1個なので、踏破キャラクター数とイコールではないことに留意いただきたい。

さっそくデータを見てみよう。
全体としてJPワールドが上位に来ている。欧米ではやりこむ人はやりこむが、日本だと用意されているものは一通りやる感じなのかな。
そのJPでもとにかく頭一つ抜けているのがChocobo。今はレイドファインダーやワールド間パーティ募集によってワールド間のレイド攻略環境の格差が少なくなったが、人口の少ないワールドでのレイド野良攻略が厳しかった時期に移ったプレイヤー達がそのまま居るので、Chocoboだけは突出して高い。

ただ、今回は比較的攻略しやすい難易度だったのでリリースした偶数パッチのこの時期でも踏破者はかなり多い。4.1ではさらに高難度の絶バハムート討滅戦のリリースが予定され、4.1中は装備強化の上限は上がらないので、装備強化による難易度緩和が無い。
そんな高難易度コンテンツをどれだけの人が踏破できるか興味は尽きないが、報酬にミニオンやマウントがなさそうな感じがするので計測できるかどうかは不透明だ。


・ジャンピングポーション使用状況

今回の拡張から導入された、メインシナリオやレベリングをスキップしていきなり紅蓮編から始められるためのアイテム、通称ジャンピングポーション。
ジャンピングポーションを使う事自体は個人の判断。新生からの(もっと言えば旧からの)ストーリーを追って来て、コンテンツの攻略と共にキャラクターを育ててきた身としては、そういう体験をスキップしてしまうのは勿体ない気もするが、緩和されたとはいえ、居残り勉強みたいな作業をしないと皆と遊べないから止めてしまうよりはいいだろう。

という事で使いたい人は使えば良いのだが、どれだけの人が使っているかは気になるところ。
なんとかキャラクターデータから判別する方法が無いかと調べたところ、シナリオスキップは貰えるアチーブ報酬は全て自動的に貰えるので機械的に判断するのは難しい。
ただ、レベリングスキップ(ジョブレベルブースト)は、ソウルクリスタルに自分の銘が入る。

ソウルクリスタルは、Lodestoneのキャラクター情報の装備から確認できるが、ジョブレベルブーストを使ったジョブとは違うジョブでレベリングしていたり、ギャザクラやっていると分からない。
それでも、何かしらのヒントになるのではないかと集計してみた。

レベルアップブースト


この表はリージョン・ジョブ別にLodestone収集時のジョブ・クラスの中からブーストアイテムの無い新ジョブ以外のジョブのキャラクター数と、ソウルクリスタルの銘から判別したブースト使用キャラクター数を表にしたものである。

ジョブの人気・不人気はあるがとにかく目立つのは黒魔道士の使用率の高さ。
黒魔道士というとBot御用達のジョブだったりするのでいやな予感が・・・
ワールド別に状況を見てみた。
レベルアップブースト2


やっぱり極端に偏っている。普通にプレイヤーが自分の自由意志で選択したらワールド間でこのように偏ることはないので、やはりRMT絡みのbotかと推測できる。新規キャラクターが作れない過密ワールドではかなり少なくなっているしね。

だいたい絞れたので、ジャンピングポーション使用の黒魔道士のキャラクター情報を見てみると、普通に使っているキャラクターも多い一方、判で押したように同じミニオン・マウント所持のキャラクターが多い。ミニオンとマウントの取得状況を見ると、新生シナリオ+ジョブブーストしているようだ。

新生シナリオクリアでのミニオン数4,・マウント数2で、ジョブブーストして貰えるアイテムのIL260だったキャラクター数は全ワールドで2667キャラクター居た。

今回の調査の数字はに大きく影響はしないが、パターンを見つけてうまく集計から除外できる方法は今後検討していく必要があるだろう。

ちなみに、ジョブブースト使用キャラ数は、ワールド別統計の「Lodestoneキャラデータ取得時のクラス」にも反映しているので気になる人は見てみよう。


・ファーストネームに多い名前
最近、Twitterやゲーム内で交流が増えてくるとなんとなく感じることがある。
「ルナさんってご存知ですが?」
「ルナさんって知り合いに3人くらいいるけど、どのルナさんだろう?」

ゲーム内だとフルスペル表示だけど、Twitterの会話だと基本ニックネームだからね。
で、気になりだしたらムズムズしてしまうので、この機会にファーストネームに多い名前をリージョンと性別別に調べてみた。もちろん、アクティブキャラクター限定で。

とりあえず男性キャラクターから
お名前男性


居そう!ヒロさん多そう!
NAやEUだとロード、サー、キング、ミスターとか冠名っぽいのが多いね。
ちょっと変わったところだと、NA24位とEU7位には入っているけどJPにはないキリト君とか、EU7位に入っているノクティス王子(FF15)とかが、日本のゲーム好きな欧米プレイヤーっぽい感じがする。

FF由来だとNA18位、EU17位のヴィンセント(FF7)とか、NA7位、EU14位のシャドゥ(FF6)かな。あとは普通に多そうな名前。

では、女性キャラクター編を見てみよう
お名前女性


ほら!ルナさん多い!JPは2位でも、NA,EUで1位!
JPで1位はアリスさんでした。
ユキさん、リンさんはJPでもNAでもEUでも多い。
LadyはJPではあまり見ないけど、欧米では冠にくっ付ける感じで多いみたい。
同じ冠でも、NAでプリンセスが多いけどEUでは見ないってのは面白いね。

ここでもNA14位、EU5位に入っているアスナさん。EUプレイヤーどんだけSAO好きなんだよ。
FF由来っぽい名前はあんまりないね。NA11位,EU24位のローズとかかな。
ユウナとかエアリスとかティファとかティナとか入ってきそうなものだけど。


とまぁ、多い名前だからどうだというのはないけど、こういうのもユーザーの選択であり、地域で傾向が出るから面白いなぁ、ということで。


次回は4.1リリースしてしばらく落ち着いた4.15あたりでまた調べてみる予定なのでお楽しみにー