親愛なるエオルゼアの冒険者のみなさま、幸運番長ですこんばんちょ。

パッチ4.2のリリースから約1月半弱、パッチ4.25のリリースを来週に控えた今日この頃。新コンテンツの「禁断の地エウレカ・アネモス編」で昔のヒリヒリしたMMORPGのキャラ育成が体験できるような期待感がある。
Lodestone国勢調査はパッチ更新後、最初の中間アップデートが出るタイミングで毎回行っているが、前回調査が4.2更新前に絶バハムート踏破状況が観測するために行った1月27日の調査で、そこからは約一か月半と従来の更新ペースより短いけど、データ取ったら更新するしかないのよね。



「The Lodestone国勢調査 ワールド別統計」 

画面イメージ


ワールド別統計とは、Lodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向をいろんな角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成。

今回の調査を報告する前に、その過程で今までの集計に重大なミスがあったことが分かったので、まずはそのお詫びと訂正をしなければならない。

・過去のアクティブキャラクター数の訂正

ミスの内容は、本来休止と判定されるキャラクターがアクティブにカウントされていてたというもの。その対象は「侍、赤魔道士を開放してその後休止したキャラクター」
原因は、経験値の変化を判定する部分で2017年7月15日の紅蓮最初のLodestone国勢調査で蒼天時代のデータと比較する際、当然実装されてない侍と赤魔道士は対象から外したが、そのプログラムを10月1日、12月1日、2018年1月27日の集計でも修正なく使っていたことで、侍・赤魔道士を開放していたキャラクターは、その後キャラクターデータに変更がなくても侍・赤魔道士の分の経験値に差が出来て「キャラクターデータに変更があったキャラクター」と判定されてしまう。

休止キャラクターの一部がアクティブ扱いになるので、本来の値との差は調査を重ねるごとに累積して前回の1月27日の調査ではグローバルで20万キャラクター近くの差になってしまった。

紅蓮リリース前後から前回までの訂正した数値と訂正前の数字、その差は下記の通り
アクティブキャラクター数訂正

調査の発表日とアクティブキャラクター数、新規、復帰、継続、紅蓮開始したキャラクター(レベル60から経験値が増えている、侍、赤魔導士を開放している)、紅蓮クリア(戦闘職最大Lv70)の修正値。そして既に発表していた訂正前の数字とその差を記載。
訂正があった数字は太字になっている。

紅蓮発売直前の2017年6月6日の調査から、紅蓮発売後の7月15日は参考値として記載。
こちらは今回の集計ミスの影響は受けていない。
問題はパッチ4.0終盤の状況を調査した10月1日の調査以降。
10月1日の調査はほぼ80万と訂正前の83万とさほど変わりはないが、12月1日の調査で16万、1月27日の調査で22万と大きく差が出てきている。

これを見ると、拡張のリリースはリリース以降の評判の高さからユーザー数を伸ばしてはいるが、そのまま継続している数は、集計ミスによりかなり多めに出ていたことが分かる。
12月1日の調査で本来休止になるべきキャラクター数が16万、1月27日の調査でさらに7万上乗せされてて累計差として22万の開きが出ている状況。
拡張を買って一通り遊んだらひと段落してそのまま休止になるケースが多いと思われる。

リージョン別に見てみるとNAが特に訂正との差が大きい。始める人数は多いが休止する人も多い欧米で、休止の判定に誤りがあったのだから当然そうなる。
EUも全体のキャラクター数はJPの半分くらいだが、訂正の差は同じくらい。

訂正後の数字を見てみると、12月1日(パッチ4.1)で大きく下がったのは全リージョン同じだが、1月27日の下がり方はJPの方が大きく、NA、EUはそれほど落ちていない。
1月27日はパッチ4.2リリース直前の調査だったので、JPはパッチリリース後に一通り遊んでから次のパッチまで休止・・・という感じだが、NA,EUはこの時期での復帰も多いのでプロモーション的に復帰を促す何かがあったのかもしれない。

以上が訂正された前回までのアクティブキャラクター数動向だ。
それでは、今回の調査結果を見てみよう。
・アクティブキャラクターは53万、紅蓮キャラクターは47万

集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
  • Lodestoneキャラクター検索でレベル36以上
  • 前回(1/27)の調査からレベル、経験値が変動している
  • 前回(1/27)の調査から、ミニオン、マウント所持数が変化している
  • 前回調査では居なかった新規キャラクター
  • マウントの所持が1体以上
  • データ取得時のジョブでジャンピングポーション使用かつ戦闘ジョブ最大レベルが60のキャラを除外
リージョン別紅蓮キャラクター数動向


アクティブキャラクター数は訂正後の前回(60万)より7万ほど減少して約53万
新規キャラクター数は1万減少の約7万。
前回非アクティブだったのが今回アクティブになった復帰キャラクター数が2万減少の6万。
前回からアクティブで継続しているキャラクター数は訂正後の前回(44万)より4万減少して40万

前回の調査から大分下がっている。
前回の調査がパッチ4.2直前で集計間隔がいつもより短くなっているので、新規や復帰者が分散されているという事情もあるが、パッチ4.2以降にログインして何かしらキャラクターを成長させている形跡があるキャラクター数なので、パッチ4.2の現状の評価としては適当だろう。

ちなみに、前回の調査を抜かして12月1日のデータと比較してアクティブキャラクター数を出すと715,566だった。これをみるとパッチ4.1の65万キャラクターより増えているとも言える。

前回、パッチ4.1を中盤、終盤と2回調査してみてNAやEUは意外と後半でも新規や復帰が伸びるということが分かったのでこの71万という数字はパッチ4.1の評価になっている部分も大きいと思われるので、パッチの評価としては細かく見て行かないと測るのは難しいと思った。

次回パッチ4.3に来ると思われる絶シリーズも称号やら装備やらでやっぱり奇数パッチ終盤で測ることになると思うので、調査頻度をパッチの中盤と終盤に分けてやっていくスタイルに変えた方がいいだろう。
集計間隔が変わることによる数値の変動は集計都合によるもので、プレイヤー動向を見る上では本質的なものではない。
紅蓮拡張リリース後は、今のところ各パッチ2回やっているので、それをこのまま継続していくことにしようと思う。


・ワールド別の人口動態

ワールド別のアクティブキャラクター数を人口変動のデータとして一覧にまとめた。
ワールド別アクティブキャラクター数動向






表は増減の大きい順にソートしている。
今回もGoogleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。


今回の注目は何と言っても長らく混雑指定されていたワールドの混雑指定の解除だろう。
ワールド人口平準化施策が始まったのが紅蓮のリベーレータ発売前の6月頃だったと思うが、その前のほんの一時期ChocoboShinyu,Bahamutにキャラが作れた時期があったが、それ以来ずっとキャラクターの新規作成やワールド移転も制限されてきた。

ということでJPから見てみよう。
増減全体で見れば、アクティブキャラクター数が減少傾向で、休止キャラクター数の多さにより全部マイナス。他ワールドからの転入でみると今回長らく続いた過密指定が解除されたChocobo,Shinryu,Bahamut,Mandragoraが多い。
同じく過密指定が解除されたGungnirはそこまで増え方は大きくない。過密指定後の人口の動きは、過密していされ続けた帰還の長さが影響するのだろう。

新規は、1/30の指定変更までMana唯一の優遇ワールドだったTitanが多い。優遇指定解除されてもそれ以前に作ったキャラクターの優遇バフは残るので、その時に作ったキャラが育ってきて集計対象に入ったということだろう。
同じくManaで1/30から2/16までの短い期間、優遇指定だったMasamuneAnimaが新規作成の3位,4位に来ている。やはりManaは人気なだけあって、Manaの優遇ワールドというだけでかなり人口が増える。ただ、DC間の人口調整目的か、2/16以降はManaに優遇ワールドは無い。

Tomberryは、休止数は多いが、復帰・新規も多く、NAやEUのような人口動態をするので新規や復帰でソートすると目立つ。


NAを見てみよう。目立つのはワールドのアクティブキャラクター人口が減少している中唯一プラスになっているBalmungだ。転入がとにかく多い。
NAのRPワールドとして知らているBalmungだけに「BalmungでRPしたい!」というプレイヤーが多かったのだろう。Balmung鎖国中のRPプレイヤーの受け皿となっていたMateusの転出がかなり多いので、その多くは本家Balmungに向かったのだと思う。

ただ、このペースで行けばBalmungが再び過密指定されるのは近いかな・・・と思う。
その他で言えば、人の入れ替わりが大きいので今回も優遇指定はかなり大きく影響していることが分かる。

EUは2/16に優遇指定を解除されたLouisoixワールドが人口増減で最下位で理由は休止者の多さ。新設ワールドの宿命かコミュニティが定着するまでに時間がかかるのだろう。新規では確かに多いがもうちょっと優遇を継続していても良かったんじゃないかな、と思う。
でも、EUは比較的平準化が上手く行っているようだ。


・オメガ零式シグマ編踏破状況
パッチ4.2では次元の狭間オメガの新シリーズ・シグマ編が実装された。
絶バハムートと踏破したような人達は軽々とクリアしていったと思うが、実装後一月半弱経ったシグマ編の踏破状況を見てみよう。

レイド踏破状況



Chocoboは2位に2倍の差をつけて圧倒的の1位。2位以下にBahamut,Carbuncle,Mandragora,Shinryuと続く。6位にNAのGilgameshが入ってNAは24位のSargatanasまで入ってない。

リージョン格差で目立たないが、JPの中でもManaのワールドが上位に入っているのが目立つ。Chocoboでなくてもワールド間パーティ募集でManaが有利という流れなのだろう。

前回のデルタ編の踏破状況は、零式実装後2か月半の10月の調査でマウント「アルテロイテ」所持キャラクター数が2000とか1000とかそういう数字だった。実装1か月半のシグマ編の数字と比べてあとひと月で大きく伸びる可能性もあるが、それでも4倍届くかというとちょっとあやしい。
拡張初のレイドのデルタ編に比べると、難易度はちょっと高めだったのではないかな、と思う。
マウント取得数的な難易度は
オメガシグマ編>アレキ天動編>オメガデルタ編
という感じがする。


今回の報告は以上だ。
最初に報告したように、アクティブキャラクター判定のミスにより過去に遡って大幅な修正報告をすることになってしまったことをお詫びする。
紅蓮直後の集計は新ジョブやレベルキャップ開放などいろいろ変更点もあり気を付けてやっていたのだが、その後は前回の集計プログラムを見直すことなく使ってしまっていたので、完全に油断していた。


次回は、4.2終盤の状況を記録しておく予定なのでおそらく4月末とかになると思う。


【告知】
ゲスト出現決定!

jemi

開場はAlexanderワールド ラベンダーベッド 10区 28番
時間は22時~23時半(開場21時半)

地元Carbuncleではなくてジェミ子さんの本拠地Alexanderへの出張となる。

調べて分かったことは毎回ほとんどブログに書いているから新情報とかは特にないと思うけど、改めて聞かれないと気付かないことは多いので、その辺ジェミ子さんならいろいろ引き出して貰えることだろう。

お時間とご興味がある方はぜひAlexanderワールドまで足をお運び頂きたい!