親愛なるエオルゼアの冒険者のみなさま、幸運番長ですこんばんちょ。

多くの人は今日から3連休!明けからのパッチ4.4リリース!月曜出社するので水曜日休みにしてくださいと言いたいところだろう。
昨日パッチノート先行公開されTwitterのタイムラインもパッチ4.4の話題で持ち切りだが、ここらでパッチ4.3を振り返るべくワールド別統計を更新したのでみてみよう。


「The Lodestone国勢調査 ワールド別統計」 

画面イメージ


ワールド別統計とは、Lodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向をいろんな角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成。

前回7月15日はパッチ4.3の動向ということでパッチ4.35のタイミングでデータを取ったが、今回はパッチ4.3の最終版のデータ。その間モンハンコラボや紅蓮祭、禁断の地エウレカ・パゴス編リリース、新生5周年のイベントやキャンペーン等、パッチ後半とは思えないくらい話題に事欠かなかった。
次回のパッチ4.4の調査をする際にそれらの影響を切り離すためにこのタイミングで一回データを取って集計してみた、ということだ。
・アクティブキャラクターは62万、紅蓮キャラクターは55万

集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
  • Lodestoneキャラクター検索でレベル36以上
  • 前回(7/14)の調査からレベル、経験値が変動している
  • 前回(7/14)の調査から、ミニオン、マウント所持数が変化している
  • 前回調査では居なかった新規キャラクター
  • マウントの所持が1体以上
  • データ取得時のジョブでジャンピングポーション使用かつ戦闘ジョブ最大レベルが60のキャラを除外
リージョン別紅蓮キャラクター数動向




アクティブキャラクター数は前回(57万)より5万ほど増加して約62万
新規キャラクター数は2万増加の約10万。
前回非アクティブだったのが今回アクティブになった復帰キャラクター数が2万増加の10万。
前回からアクティブで継続しているキャラクター数はほぼ横ばいの42万

ちょうど前回4.35調査の時に4,2終盤から下がった分がそのまま戻った感じ。
オンラインゲームは新規が入ってこないと上がったり下がったりはあれ、基本的に徐々に下がっていくのが常だけど、なかなか堅調だと思う。

新規の増え方はやはり5周年の割引キャンペーンが大きいと感じる。過去の調査を見ても新規が大きく伸びたタイミングはセールをやっていた時期。もちろん同じ時期に大きなゲームイベントと絡めたりプロモーションを仕掛けているのでその総合的な評価なので単に値下だけではないが、こうした波を作ることも大事なのだろう(新規は同じ時期に始める人が多い方が友達でき易いし)。

一方、継続的にやっている人のボリュームは数か月ではそれほど変わらないので、全体のアクティブキャラクター数の増えた減ったを、単純にその時のコンテンツの評価に結び付けない方が良いと思う。

繰り返しになるが、ゲーム内のコンテンツ系の良し悪しや話題は、ゲームにインする時間(同時接続数)みたいなのには影響が強いけど、"2か月間くらいでキャラクター情報に何か変化が見られた"≒"少なくとも1回はインして何かしていたので引退・休止ではない"をアクティブキャラクターとして見ているこの調査では影響しにくい。

一方、割引キャンペーンに影響しないはずの復帰勢が今回増えている。現代的なプレイスタイルとして挙げられる、パッチリリース後に新コンテンツを堪能して、そのあとまたしばらく休止するようなタイプは、前回の復帰勢には入るが今回は休止勢になる。
今回はタイミング的にはちょうどその逆だけど、紅蓮祭の新作水着やモンハンコラボ、5周年記念イベントなどが誘因になったのかな。
いろんなプレイスタイルの人が居てこそ、全体としては安定していくのだろう。

一方、JPの増え方に対してNAの伸びが若干弱い感じがする。JPが追い付きそうだが、11月にラスベガスでファンフェスティバルが開催されるのでそこで期待感を持たせ、プロモーションもハマればまたグっと伸びると思う。EUもキャラクター数の伸びがちょっと踊り場に差し掛かってきたような状況に見える。


・ワールド別の人口動態

ワールド別のアクティブキャラクター数を人口変動のデータとして一覧にまとめた。


ワールド別アクティブキャラクター数動向






表は増減の大きい順にソートしている。
今回もGoogleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。

前回調査の対象期間の開始時期の5月22日にワールド移転施策が更新され、現在もその指定のまま変更されてない。見直しの時期としても来週のパッチ4.4のリリースの時期かなと予想できる。

その動向を探るべく、リージョン別に見ていこう。まずはJPリージョンだ。
増減で言えば、当然ながら優遇の5ワールド(Ramuh,Yojimbo,Valefor,Zeromus,Typhon)がトップ。その後は人気DCであるManaの通常ワールドが並ぶ。

一方アクティブキャラクター数で見れば、1位はTonberry。1位でも混雑ではないのはアジアのいろんな地域の人が居るワールドなので、タイムゾーンが広かったりコンテンツの好みがバラけたりとあまり集中しないから多めに受け入れても大丈夫、ということだろうか。

2位は人気ワールドで混雑指定のChoboboだが、3位に我がCarbuncleが上がって来た。これは近々過密指定くるかな。
今回目を引くのは混雑指定のワールド(つまり人気のワールド)が並ぶ上位の中にRamuhYojimboが入って来たこと。Yojimboワールドは過去には少ないワールドの代名詞的に言われていた時期もあり、このポジションに名前が並んでいるのが時代の移り変わりを感じさせる。

かつて同じように過疎の代名詞的なワールドから人気ワールドになったNAのMateusワールドを思い起こさせる。MateusはRPが盛んな人気ワールドBarmungの避難先としてコミュニティから選ばれたという経緯があるようだが、Yojimboの躍進の理由が分からない。さっぱりわからない。あの慎ましくも温かい集落的な雰囲気は今はどうなのであろうか。

Ramuhは昔からElemental DCの中堅どころだったが、優遇指定が続いたことで人口上位ワールドに。自分のTwitterのタイムラインを見ても「新規で始めました」って人にRamuhワールドの人が多いのを体感している。RamuhYojimboもアクティブキャラクター数では上位に来たとはいえLv70のカンスト人口は上位に比べるとまだ少ないので、優遇指定が外れた後でどれだけ定着するかが重要になるだろう。

混雑指定のGungnirはアクティブキャラクター数ではYojimboの次になっていて、ここはそろそろ混雑指定の解除がありそう。人口的には同じElementalのGarudaとほぼ並んでいる。

下位を見ると我が古巣のDurandalが最下位。一時期は結構長く優遇指定を受けていたのだけど5/22に優遇指定が外れた後はジリジリと順位を落としていった感じ。おそらく次回の優遇ワールドに選ばれるだろう。もしかすると人口を集中させるためにGaia唯一の優遇ワールドになるかもしれない。
他に有力なのはElementalのAtomosKujataだろう。

優遇指定を絞ればこの3ワールド。その上になるとちょっと対象が広がり過ぎる気はする。
いずれにせよ、4.4で優遇指定は大きく動くことは間違いなさそうだ。


NAリージョンを見てみよう。
先ほど言及したかつての過疎ワールドの代名詞だったMateusがNAでアクティブキャラクター数で2位。増減数でも優遇ワールドのJenovaを押さえて通常ワールドのMateusが1位になるなど人気っぷりが凄い。Lv70人口でも上位にいるのでもう完全に離陸して独自のポジションを確立したと見ていいただろう。
全体的には増加傾向があるとはいえ、NAには増減マイナスのワールドがちらほら見える。キャラクター人口の増減が大きいNA.EUとはいえ、JPでは見られなかっただけに気になるところ。


EUリージョンは、優遇指定のOmegaLouisoixワールドの伸びが突出している。ただLv70人口ではまだ他ワールドと差があるので定着するまで踏ん張るしかない。
Lichワールドがアクティブキャラクター数でも増減数でもLv70人口でもほぼ最下位とかなり苦しい。
次回の優遇指定には確実に入ってくるだろう。



・オメガ零式シグマ編、絶アルテマ踏破状況
パッチ4.31では絶バハムートに続く最高難易度レイドの絶アルテマウエポン破壊作戦が実装された。
パッチ4.31の実装が6月5日、攻略のワールドファーストが出たのが6月10日でその間5日ほど。
あれから3か月近く経ち、次のパッチ4.4は装備更新が行われるため絶アルテマ踏破者数の調査も難しくなる(絶アルテマはレベルシンクするので難易度は変わらず絶バハムートと並んで最難関コンテンツの一つのまま)。なので絶アルテマの最終結果的な意味も込めて今回調査してみた。


レイド踏破状況



キャラクターのクリア判定は下記のどちらかを満たしているキャラクターをカウントした。
  • 今回もしくは前回のデータ取得時のキャラクターが称号「the Ultimate Legend」を付けている。
  • 今回もしくは前回のデータ取得時のキャラクターが絶アルテマウェポンの報酬武器を装備している。

絶アルテマをクリアしていても称号つけなかったり、武器を貰ったのとは別のジョブでログオフしていたりすることもあるので、正確にクリア者数とはならないが、前回調査で条件を満たしていた人を含め、取り得るデータの範囲で一番妥当な数字を出してみたつもりだ。

相変わらずChocoboが多い。ただ早期攻略の時と比較すると他ワールドも底上げしているのでChocoboだけ多いというわけはないが、それでも3位のGilgameshとは2倍以上差をつけているので圧倒だ。
2位のBahamut前回の調査から順当に数を伸ばして2位をキープ。1位とダブルスコアが付くのを踏みとどまっている。3位はNAリージョンのGilgamesh
NAやEUはレイド攻略プレイヤーのトップ層は凄いがレイド攻略プレイヤー人口全体でみれば圧倒的にJPが多いのは、ゲームの攻略に力を入れるプレイヤーにとってのゲームの選択肢の広さが日本とは違うという状況がある。そうした中でNAでのFFXIVでのレイド攻略をがんばるプレイヤーが集まり易いのがGilgamesh。前回の調査ではGilgameshがNA/EUの中でも突出していたが、今回SagatanasやLeviathanなどNAやEUのワールドもJPの中堅どころの中にちらほら混ざってきている。EUはどこかにレイド人口が集中しているというのではなく、幾つかのワールドに分散して存在しているようだ。おそらくイギリス、ドイツ、フランスなど言語圏での棲み分けなのだろう。

4.xの絶シリーズは絶アルテマで終わりで4.5での追加は無いとのこと。零式を超える超高難易度レイドコンテンツの実装は開発にとっても挑戦だったと思う。コンテンツの難易度設計は難しくするのは簡単だが、目標としての張り合いや挑戦する人の多さなど、さじ加減が難しいところだ。絶バハムート、絶アルテマのリリースパッチ終了時点のクリア人口を見ると、そういう面でも上手くやっているな、と思う。


・宣伝
レガシー装備でいく、新生際軍事演習

パッチ4.4リリースのためのメンテナンスと同時に終了になる新生祭。今回は旧FF14の時代の終焉にあったウルダハ襲撃を模した戦闘訓練というシチュエーションで、空に今にも落下してきそうなダラガブが見えるレガシー勢には懐かしい雰囲気。

その雰囲気をより堪能しようとレガシー装備を着て新生祭軍事演習に参加して、中でSS撮ったりしようというイベントを主催していて、Elemental DCで本日20時に突入予定。

レガシー新生祭


新生際軍事演習の受付NPCは有志の調査では本日の夜は19時から21時まで出現するそうなので、参加したい人は本日20時に一斉にシャキっておなじインスタンスに放り込まれることを期待する、という運要素があるイベント。なのでインスタンス内に主催の自分は居ないかもしれないが、同じ志を持って集った光の戦士同士、協力して楽しんでほしい。

参加者はレガシープレイヤーに限らず、当時の雰囲気を一緒に堪能したい人ならだれでも歓迎。
ドレスコードはレベル50のジョブ装備(AF1、染色バージョン可)、グラカンオフィサー装備、ダークライト装備など、旧版の終盤でみんなが装備していた装備。ミラプリ可。それ以外でも旧版の思い出装備があればそれでもOK。

時間近くになったら、Twitterのハッシュタグ #レガシー装備で行く新生祭軍事演習でいろいろ発信していくのでElemental DCの諸兄は一緒になって盛り上げてほしい。


Lodestone用リテイナー売上確認ブックマークレット

今まで出る出る言ってようやくリリースされたスマホ用のFF14 コンパニオンツール。スマホから自分やリテイナーの所持品、バザーでの価格調査から購入、出品までできるスグレモノ。
ただ「昨日のバザーでの売り上げを確認したい」なんて時には、リテイナーをいちいち切り替えていかなきゃいけかいのでやっぱり不便。Lodestoneでもそのあたりは便利ってわけにはいかないけど、Webサイトだったらブックマークレットという技術でいろいろ拡張が出来る。

というので以前作ったLodestone用リテイナー売上確認ブックマークレットをパッチ4.4の新式商戦に合わせて紹介。
導入方法など詳しくはリンク先をみていただきたいが、端的には下記のようにLodestoneのリテイナー情報から下記のように24時間以内の売上と売れたアイテムのリストが表示に追加される。

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新式戦線もゲームの一つでやっぱり成果が見えるとモチベーションにもなるので、今回の新式商戦でもひと稼ぎしたいギャザクラ勢諸兄にぜひとも活用していただきたい。




固定パーティ/FC紹介テンプレート「うちの固」

来る4.4の次元の狭間オメガ・アルファ編の攻略のために固定メンバーを集めている、探している人も多いと思うが、募集条件云々の前に個性的なメンバーが集まっているのなら、やっぱり楽しそうに見えないとね。ということできつねさんが作った「うちの固」テンプレートをジェネレーター化したのがこのツール。


作例はこんな感じ。


サンプル

詳しくはツール紹介ページまで!


今回、時期的にイベントの宣伝や作ったツールの宣伝が重なってしまったけど、次回はパッチ4.45がリリースされたあたりでまた調査をするのでお楽しみに。