親愛なるエオルゼアの冒険者のみなさま、パッチ4.5のリリースが年明け早々に行われて以来ドマ麻雀にハマリっぱなしの幸運番長です。

次の火曜日にはもうパッチ4.55のリリースで禁断の地エウレカ・ヒュダトス編や、新ライバルウィングズがリリースされますが、いろいろ追加がある前にパッチ4.5の動向ということでパッチ実装後1か月といつもよりちょい早ですがLodestone国勢調査のデータを更新してみた。

画面イメージ


ワールド別統計とは、Lodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向をいろんな角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成。

前回1月1日はパッチ4.4リリース直前。パッチ4.5では拡張に先立って新ジョブの青魔道士が実装された。青魔道士はレベルは制限されているが従来のジョブバランスの制約を外したリミテッドジョブという新しい扱いでレベル1から。ということで従来のフリートライアル除外目的のレベル36以上という制約にハマってしまうので、今回から青魔道士はレベル1でもカウントするようにした。
次回以降も青魔道士ならレベル36以上でなくてもデータを取得するが前回とHP・経験値・ミニオン・マウントのデータを比較して変動がなければ非アクティブ扱いになる。今回は青魔道士になっていたらパッチ4.5はプレイしているはずなので青魔道士は全部アクティブキャラクターと判定している。

蒼天の追加ジョブの暗黒騎士・機工士・占星術師もレベル30~35までのキャラクターがこれまで除外されてしまっていた。今回加えるとレベル33くらいで休止中の人も新規になってしまうので今回は比較用のデータだけ取って次回以降データに変動があったらアクティブに勘定していく。
・アクティブキャラクターは59万、紅蓮キャラクターは53万

集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
  • Lodestoneキャラクター検索でレベル36以上もしくはジョブが青魔道士のキャラクター
  • 前回(1/1)の調査からレベル、経験値が変動している
  • 前回(1/1)の調査から、ミニオン、マウント所持数が変化している
  • 前回調査では居なかった新規キャラクター
  • マウントの所持が1体以上
  • データ取得時のジョブでジャンピングポーション使用かつ戦闘ジョブ最大レベルが60のキャラを除外
リージョン別紅蓮キャラクター数動向


アクティブキャラクター数は前回(60万)より若干減少して約59万
新規キャラクター数は1万減少の約7万。
前回非アクティブだったのが今回アクティブになった復帰キャラクター数が3万減少の9万。
前回からアクティブで継続しているキャラクター数は1万増加の42万

大きく回復した前回からほぼ横ばいの結果に。新規キャラクターは前回とのインターバルが1か月にしてはけっこうあるし、復帰も前回ほどではないにしろなかなか高いレベル。
リージョン別にみると、JPが下がり気味で、NAが新規それほど落ちずEUと共に継続プレイヤー数も増えているので定着しつつある。新規流入の多いNAやEUで定着率の改善が見られるのは良い兆候だと思う。
今回の調査にはまだ反映してないとおもうけど、TwirchPrime契約しているユーザー(AmazonPrime契約していればついてくる)には通常版のクライアントが無料になるキャンペーンもやっているし、これから拡張に向けていろいろプロモーションを行っていくだろう。
次回の調査は拡張発売前くらいになると思うので4か月くらい空くけど、長いコンテンツ空白期間による休止と新規獲得で現状維持できれば御の字と言ったところだろう。



・ワールド別の人口動態

ワールド別のアクティブキャラクター数を人口変動のデータとして一覧にまとめた。

ワールド別アクティブキャラクター数動向





表は増減の大きい順にソートしている。今回もGoogleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。

ワールド人口の平準化施策はパッチ4.5リリース同じ1月8日に発表された
優遇ワールドが入れ替わった他は、長らく混雑指定になっていたShinryuMandoragoraが通常ワールドになった点がポイントだろう。前回そろそろGungnirの開国があるかも・・・と予想したけど残念ながら開国ならず。ChocoboとBahamutは混雑据え置き。拡張前の開国はあるかなぁ。

増減Topは今回開国になったShinryuMangoragora。開国を心待ちにして移転した人が順位を押し上げた。他増減上位は優遇になっているワールドが続くがJP増減7位のKujataから下はマイナス。今回は高難易度なコンテンツや装備ILの上限を更新するような追加は無いので休止している人も多いのだろうか。

NAは今回優遇になっているところが上がって、優遇から通常になったところは前に新規が増えた反動でその分今回休止者数が増えている。全体としてはプラスになっているところが多い。
Balmungが大きくマイナスになっているが、依然アクティブキャラクター数や高レベルのキャラクター数が抜けて多い。前に通常に戻ったがすぐ混雑指定に戻された人気はまだしばらく不動だろう。
ワールド間テレポでうまく他に流れてくれたらいいけど。

EUは全体としては変化なしで、優遇がついたLichが伸びて優遇が外れたLouisoixが落ちている。ただ優遇が付きっぱなしのZodiarkはなかなか浮上できずにいる。

NAとEUはこの後パッチ4.57(5月くらい?)で論理データセンターの追加とワールドのデータセンターグループ再編、EUリージョンはさらにワールドの追加が2つ予定されている。次回のLodestone国勢調査はこの再編と新規データセンター追加後の動向を追ってみたいと思う。
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・オメガ零式アルファ編踏破状況
次元の狭間オメガ・最終シリーズのアルファ編が実装されたのがパッチ4.4で、もう大分時間が経っているが、一応まとめておいた。

レイド踏破状況


1位のChocoboでアクティブ比25%,2位のBahamutでアクティブ比20%を超えてきた。
NA,EUが少ないのは以前からの傾向だが、シグマ編のマウント所持数と比較した場合、JPはこの時点でアルファ編のマウント所持数がだいたい6,7割くらいになっているのに対してNA,EUは3,4割とかなり差が付いている。旬の時期にDDoS攻撃で回線状況がよくなかった状態が続いたが、それが回復してきたとて固定パーティを解散していたりするとすぐ挑戦しよう、とはならないだろうからこのDDoS攻撃のダメージからコミュニティの攻略勢が回復するにはけっこう時間が掛かるかもしれない。



・青魔道士のレベリング状況
パッチ4.5で追加された青魔道士。現状レベル上限は50までだが従来のジョブバランスから外れたリミテッドジョブという新しいタイプでモンスターの技をラーニングして使えるという。同じレベルなら他のジョブと比べてなかなか強力な技を使えてタンクにもヒーラーにもなれる柔軟性があるが、それが無双しそうなDDなどには行けない。

そんな青魔道士だが、どれくらいの人がプレイしてみただろうか調べてみた。
青魔道士育成状況

新しいコンテンツが来るととりあえず一通り触ってみる人が多いのが特徴のJPは半分の人が青魔道士に触れ、3割弱がもうカンストしている。
カンスト自体はけっこう簡単なので、とりあえずカンストするまではやってみたということだろう。
NAやEUでも半分弱が触って、2割弱がカンストしている。わりと流行りとか関係なく自分のペースでプレイする人が多そうなNAやEUにしては、JPと比較してけっこう多い方だと思う。

青魔道士はレベリングやラーニングは楽しかったけど、カンスト後の極蛮神のラーニングがカンストキャラを連れたPL周回になりがちなのが個人的にはちょっと残念。青魔道士8人PTでレベル下限シンクで挑戦すれば確定ラーニングとかあれば挑戦や工夫のし甲斐もあるし、一緒にやる人も集めやすいので今後に期待したい。


・エウレカのエレメンタルレベル分布
パッチ4.5リリースと同時にLodestoneもアップデートされた。主に青魔道士追加の対応だけど地味に禁断の地エウレカのエレメンタルレベルがキャラクターの公開情報としてLodestoneで確認できるようになった。というわけで今回アクティブキャラクターのエレメンタルレベル分布を調べてみた。
禁断の地エウレカ進捗状況

エレメンタルレベル1以上のコンテンツ開放比がJPで6割弱,NAやEUで4割強と高いにも関わらずカンストレベルまで育てている人がJPで2割弱、NAやEUは一桁%とかなり少なく感じる。
アネモス編のレベル帯で止まっている人が多く「触ってみたけど合わなかった」という人が多かったのだろう。
パッチ4.55では禁断の地エウレカの最終章ヒュダトス編が始まり、シナリオとは関係ないものの、高難易度パプリックダンジョンとしてFF11でその凶悪さで伝説となったAbsolute Virtueが実装される。一般人お断りな雰囲気もあるがNA.EUだと人数集めにも苦労しそうだ。


・紅蓮極マウントの取得状況その他
パッチ4.5で四聖獣最後の青龍が実装され、四聖獣奇譚が完結。今回の青龍の極マウント「青のカムイ」を含め、すべてのカムイをそろえると「九尾のカムイ」が貰える。
何十、何百と周回しても出ない時はでないし出てもロットで負けてしまう、という極マウント。救済措置としてクリアしたら貰えるトーテム99個で交換できるが、最新のマウントまではまだ交換できない。
そんなレアマウントの代表格である紅蓮の極マウントの九尾のカムイやカムイシリーズの所持数を集計してみた。
紅蓮極マウント

とりあえず言えることは一言。

日本人頑張り過ぎ!

ということでパッチ4.5の調査発表でした。
次回はパッチ4.5の終盤ごろになるが、気になるのは何と言ってもNA.EUのDC再編。4か月くらい開いちゃうけど楽しみにしていてほしい。