【旧から数えて】Lodestone旧生祭【13周年】

2010年9月30日にFinalFantasyXIVが正式サービスを開始してから本日で丸13年。
記念すべき日であるのだが、公式的には新生版のリリース日の2013年8月27日をアニバーサリーとしている。そして今年は新生10周年として公式でさまざまなイベントやタイアップを行っている。


番長もこの10年を一気に振り返る「新生10周年+3年のFF14年代解説」を投稿。お祭りは乗っかってナンボなのでいろいろ便乗して情報発信していた。
FF14年代解説


そして毎年の旧FF14のリリース記念日にはこの1年の振り返りを「Lodestone旧生祭」として旧FF14を生きたレガシープレイヤーの一人としてひっそりとお祝いしている。

毎年、つまり13回目の振り返りだ。
過去の振り返りは下記の通り。

【旧から数えて】Lodestone旧生祭【4周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【5周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【6周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【7周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【8周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【9周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【10周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【11周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【12周年】

旧FF14のリリース記念日なのだから旧FF14の思い出を語るのがアニバーサリーとしての筋かもしれないが、過去の話は一度やると翌年ネタが増えることもないので毎年やる周年ネタとしては不向き。
旧FF14の話は「旧FF14の年代解説」として以前にまとめたのでそちらを参照されたし。
レガシー年表


さて、FF14のこの1年を振り返る前に、この1年のFFシリーズの話題にも触れておこう。

まずは何と言っても吉田P率いる第3開発事業本部がFF14と平行してひそかに開発していて、ようやく今年に世に送り出したFF16の話題に触れないわけにはいかない。

2023年6月22日にPS5専用タイトルとしてリリースされたFF16。
2月の各メディアの試遊レポート解禁から徐々に情報がで始め、4月のソニー公式のState of Playの枠をFF16独占で開発者の吉田Pが頭からお尻まで一人で喋って紹介。その後海外のメディアツアーで露出量を増やしながら6月12日にロサンゼルスでプレローンチイベントを行い、その日に体験版を公開。
体験版として完璧な"引き"で期待度はMAX。
6月17日に発売直前のスペシャル生放送。体験版のフィードバックへの回答に丁寧に応えるいつものPLLのスタイルで丁寧にフォローしていた。

そしてゲーム本編の発売。
大迫力の召喚獣戦、アクションからシームレスに繋がるカットシーン、難しすぎずカッコいい戦闘アクション、物語への没入感をサポートする様々な機能など非常に快適で丁寧に作り上げた作品だった。
予算やスケジュールの都合で尻切れになることもデバッグ不足でリリースされることもなかったのは流石はFF14を長年開発・運営をし続けてきた第三開発事業本部という出来。

一方、一番のウリにしていたストーリーや構成は賛否が分かれた。
ストーリーへの没入感を優先して従来のRPGっぽい装備や仲間の育成要素や1週目のバトルの難易度などかなり割り切った作りになっているので、ストーリーに没入できなかった人にとっては面白いと感じる要素の少ない作品になってしまった。

批判的な人の目線で見てもゲームの評価は凡作止まりだったので、話題としてはPS5専売で初週300万本はビジネスとして成功したのか失敗したのかという点が取りざたされた。
直近の決算の内容も7年かけた開発費や低調なモバイル事業やMMO事業をFF16の発売初週の売上でひっくり返せるものではなく大幅な減収になってしまった。

とはいえ、今後売れた分は利益になるので他のプラットフォーム展開やDLCコンテンツなど長く売れ続けるための施策に期待しよう。

FF16のためにPS5も一緒に買った自分としてはゲーム本編は楽しめたし、Lodestoneの日記のネタとしてもかなり擦らせてもらった分も含めて非常に思い出深い作品になった。


そしてこちらも長く開発が続いているFF7リメイク。
全3部作の第一作がリリースされたのが2020年。そこから4年を経て第2部にあたるFF7リバースの発売日が2024年2月29日と発表された。
FF7リバースはPS5専用タイトルだが、FF7リメイクが既にPC版も出ているし先日スクエニがXboxとの提携強化も発表したのでマルチプラットフォーム展開はいずれ行うだろう。
ただ、FF7リバースを、リリース時の盛り上がりも含めて最初に楽しめるのはPS5ユーザーである。

FF16のために買ったPS5だが、買った以上はその恩恵を十分に堪能させてもらうつもりだ。

備忘としてFF14の実写版ドラマの件はこの1年も続報はなかった。

ということでここからFF14この1年の振り返り。
毎度の語り部として、旧Lodestoneの化身であるロドストさんにご登場願うとしよう。続きを読む

新生10周年+3年のFF14年代解説

新生10周年、おめでとうございます。

この記事が公開されている頃は #PlayersVoiceProject10周年 の番長のメッセージが公開されている頃だろう。
Players Voice Projectとは旧FF14の時代からブログやLodestoneでコミュニティ活動をしているプレイヤーを繋ぐ活動をしていたみいなさんによる毎年恒例のイベントだ。
プレイヤーコミュニティで活動をしているプレイヤーに声を掛けて新生FF14リリース記念日に開発スタッフに感謝のメッセージを送るという活動だ。


番長は公開情報をソースにプレイヤー動向の調査をプレイヤー目線で語る活動をしている。その内容に開発運営に対しての忖度を疑われるのは面白くないので普段は開発運営側とは意識的に距離は取っているのだけど、毎年このプロジェクトだけは開発スタッフに向けたメッセージをみいなさんに預かってもらっている。

そして何と言っても今回は新生10周年のアニバーサリーある。

預かってもらったメッセージは毎年のようにこの1年間FF14で自分が嬉しかったことを伝えているだけなのだが、折角の10周年それでもいいのかなという思いもあり番長なりにこの10年を振り返った思いをPlayers Voice Projectでの自分のメッセージ公開と併せて公開しようと思った次第。

題して「新生10周年+3年のFF14年代解説」


かつて旧FF14のリリースから10周年の時に「旧FF14の年代解説」という記事を書いた。
巷で語られている旧FF14は、語っている時期によってがらっと印象が変わるので知らない人が聞いたら「旧FF14って結局どんなゲームだったのか」分かりにくいなと思って一発で伝わるシートにまとめたものだ。
レガシー年表

今回は新生10周年なのでこの新生版を作ろうと考えたわけだ。
「FF14とはどんなゲームだったのか」をざくっと伝えるシート。

まずはFF14のこれまでのキャラクター人口の推移を見てみよう。

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【Lodestone国勢調査】ワールド別統計更新!(2023/07/22)

パッチ6.4がリリースされて早2か月。
万魔殿パンデモニウムは最終章の天獄編が追加され古代からの呼び声に決着が付いたが、異界ヴォイドの向こう側の問題の決着は6.5までお預け。本当にパッチ7.0でどういう物語が始まるか予想が付かない。

そんな7.0の足音が聞こえてくるFF14ファンフェスティバル第1弾のラスベガス大会はもう来週29日に迫ってきてきる。次の舞台はどこになるのか?新ジョブは?そしてロスガル女性の姿は拝めるのか?
非常に楽しみである。

そしてFF16である。
6月22日に発売され、番長も発売日から週末にかけて一気にプレイした。
止め時のないジェットコースターのようなストーリーとド迫力の召喚獣合戦、手触りと難易度が丁度良く爽快感もあったバトルと非常に完成度の高いFFだった。

ストーリー後半の展開は好みが分かれるところだが、そういうのも含めて語りたくなる作品かと思う。
番長もクリア感想をLodestoneに上げている。ネタバレ部分は隠してはいるが、FF16未プレイの人は先入観なくプレイしてほしい気持ちもあるので、ぜひ自分自身でクライヴの物語を終えてから見てほしい。

FF16の初週売上についてはスクエニからグローバルで300万本という発表があった
これに対して
「本作の初動売上は過去作と比べてペースが遅いのではないか」
という報道も一部でありスクエニも
「『FF16』の売上が低調」との報道に対し、スクエニがメディアを通じて反論。「PS5の普及率」を踏まえると非常に好調 - automaton
と声明を出す状況になった。

自分もFF16の初動販売本数に対する評価で「売れた」「売れてない」と2分していたネットの議論について断片的なデータで語られているものを日記に整理して推察してみた

そこからの抜粋になるが、近年のFF過去作の初動の販売本数と対応プラットフォームの普及台数(インストールベース)を整理すると下のようになる。

FF16:3800万(PS5)のインストールベースで300万本(PKG+DL)
FF7R:1億(PS4)のインストールベースでで350万本(PKG+DL)
FF15:8800万(PS4+Xbox1)のインストールベースで500万本(PKG+DL)

これを悪くないと見るか、そもそもインストールベースの少ないPS5専売にした選択ミスと見るかは人それぞれだが、今回PS5本体ごと購入してFF16のゲーム体験を味わった自分としてはPS4縦マルチに日和らずに作り切ってくれたことに感謝しかない。

重要なのはFF16の販売本数がここから伸びていくのかどうかだ。
吉田PはプラットフォームのPS5の普及台数による天井は織り込み済みで採算についても18か月くらいの長期で計画を立てていると言っていた

PS5本体が今後売れていく中で「遊びたい」と思わせるゲームになるのか。
コマンドRPGが好きで今作は見送った旧来のファン以上のボリュームをコマンドRPGだからと敬遠していた層から取り込めるのか。
アップデートやDLCでゲームをブラッシュアップしつつ、どの段階でPC版など対応プラットフォームを拡大していくのか

などなど吉田Pがどういう手を打ってくるのかと思っていたところに先日、FF16が来年宝塚でミュージカル舞台化するというニュースがあった。
自分の予想の外だったので驚いたが、世界観、ストーリー、キャラクター押しで新しい層を取りに行くならけっこうアリなんじゃないかと思う。

そのうちFF16のオーケストラコンサートのやるかな。
FF14でもオケコンやっている祖堅さんの体が持てば・・・であるが。

そんな今後の動向が気になる吉田PとFF16であるが、なんと明日23日にTV地上波の「情熱大陸」に吉田Pが出るとのこと。


一般層に届けるならTV地上波ほど強力なモノもない。吉田Pなら世界に挑む日本人的なTVウケしそうな文脈に乗りつつFF16のアピールもしっかりしてくるだろう。
番組放送時間の25分は一瞬に感じるかもしない。


・・・という状況でパッチ6.4リリース後はじめてのLodestone国勢調査の更新を行った。

画面イメージ

ワールド別統計とは、Lodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向をいろんな角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成。前回の更新は5月20日。そこから約2か月くらいでの変化を反映している。

今回、パッチ6.45のリリース日予測を見誤ってデータ収集開始が遅れ、一部のキャラクターがパッチ6.45を挟んでしまった。
パッチ6.45でレベルキャップ開放された青魔道士のレベルや追加されたミニオンやマウントの所持数などが一部のキャラクターのデータだけでカウントされている状況になっている。
データを読む時に留意してほしい。

その他アクティブキャラクターの判定などの詳細などは「Lodestone国勢調査のよくある疑問」という記事にまとめてあるので参照されたし。
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プロフィール

旧Lodestoneから日記の自由を求めて流れ付いてきました幸運番長です。

Final Fantasy X|V 新生エオルゼア
Carbuncleワールドでプレイ中

普段はLodestoneで書いていて、こっちは分量の多い記事を残しています。

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