最新拡張パック「黄金のレガシー」が6月28日にアーリーアクセス、7月2日の正式リリースされた。
本日で新生リリース11周年を迎えるFF14だが、数年前に運営規模を拡大する決断をしてデータセンター増強や空いているデータセンターへ移動してプレイができる仕組み作りなどが功を奏したかアクセス制限など発生せずサービスを提供し続けた。
「プレイヤー数自体が減っているから捌けたんじゃないのか」という声もあったが、今回新生リリース以降最大同時接続数を記録したという公式コメントもあった。
ということでプレイヤー数的には大盛況となった「黄金のレガシー」のリリースだが本編の評価の方は芳しくない。レビュー集積サイトMetacriticでのメディアスコアは79。
これはローンチ失敗と言われた旧版FF14を除けば新生からを含めて一番低いスコアだ。
プレイヤーの立ち位置が物語の主役でなくサポート的立ち位置でのストーリー体験になってしまった事やグラフィックアップデートの影響で愛着のある自分のキャラクターの印象が変わってしまったことに違和感を持つ居るなど、プレイヤーによって好みが分かれるところはあった。
自分は幸い好みに合わない部分は無かったので大いに楽しめた。
キャラクターの描写不足で登場人物の台詞や行動に違和感を感じた部分もあったが、別に自分の行動や台詞でもないので、それはそれとしてサプライズな展開や演出を楽しんでいた。
だが主人公への共感を大事にしていて
「自分ならこんなことはしない」
とか気になりだすとストーリーを楽しめなくなってしまう気持ちはよく分かる。
とはいえ、ストーリーを除けばゲームシステムは改修されてゲーム体験は良くなっているはずなのに暁月の92から13ポイント、新生の86を7ポイントも下回ってしまったのは「なんでそこまで評価が低いのか」と思ってしまう。
メディアのスコアを並べみてみるとなんとなく見えてきた。
暁月や漆黒だと10/10を付けていたメディアも多かったが
「悪くはないけど前作を超えるモノを見せてくれないと10点はやれんな」
みたいな感じで評価が高くて9/10。
ストーリー体験の問題を塗り替えるようなゲーム体験もなく厳しめなところは7/10、
もろもろ平均して79点。みたいな感じだった。
FF14はこれまで拡張のたびに前作を超える評価を得てきていたので「期待を超えてこなかった」という点が大きかったのだと思う。
毎回拡張のたびに今までにない新しいゲーム体験が提供されてきたわけではない。
新しいゲーム体験を提供するような機能やコンテンツは拡張のX.1~X.5のような途中に来ることが多いのでMetacriticの評価対象になりにくい。
それでも拡張リリースの度に前作越えを続けてこれた大きな要因が拡張で追加されるエリアやキャラクター、ストーリー体験だったわけで、ここがコケると大きいんだな、ということが分かった。
ということで黄金のレガシーリリースから早2か月ほどが経つわけだが、7.0がリリースされて新ワールド、新種族、新ジョブなどいろいろ追加があった部分があるのでLodestone国勢調査を見てみよう。
ワールド別統計とはLodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向を様々な角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成だ。
前回の更新は黄金のレガシーリリース前の6月12日。そこから2か月強の中でキャラクターデータに変化のあったものをアクティブキャラクターとして集計している。
今回はLodestoneにも修正が入り、キャラクター情報の公開範囲のコントロール機能が拡充された。
これまではゲームに存在するキャラクターは全てLodestoneで確認でき、フレンド情報やアクティビティ、アチーブメントなど一部非公開にできる情報はあったが、キャラクターのステータスや所持ミニオン、マウントなどは全キャラクター公開されていて、Lodestone国勢調査もその前提でデータを収集して集計していた。
それが今回の修正でキャラクター情報、プロフィール、装備やレベル、ミニオン、マウントなど基本的にLodestoneでのキャラクター情報の全ての項目で公開範囲を細かく設定できるようになった。
それがLodestone国勢調査でのキャラクターデータの代表性にどれだけ影響するのだろうか。
そのあたりも今回探ってみることにした。
データの収集方法などを記載している「Lodestone国勢調査のよくある疑問」は現状は黄金のレガシーリリース前の内容だが、追って今回の調査の結果を反映して更新する予定だ。 続きを読む
本日で新生リリース11周年を迎えるFF14だが、数年前に運営規模を拡大する決断をしてデータセンター増強や空いているデータセンターへ移動してプレイができる仕組み作りなどが功を奏したかアクセス制限など発生せずサービスを提供し続けた。
「プレイヤー数自体が減っているから捌けたんじゃないのか」という声もあったが、今回新生リリース以降最大同時接続数を記録したという公式コメントもあった。
ということでプレイヤー数的には大盛況となった「黄金のレガシー」のリリースだが本編の評価の方は芳しくない。レビュー集積サイトMetacriticでのメディアスコアは79。
これはローンチ失敗と言われた旧版FF14を除けば新生からを含めて一番低いスコアだ。
プレイヤーの立ち位置が物語の主役でなくサポート的立ち位置でのストーリー体験になってしまった事やグラフィックアップデートの影響で愛着のある自分のキャラクターの印象が変わってしまったことに違和感を持つ居るなど、プレイヤーによって好みが分かれるところはあった。
自分は幸い好みに合わない部分は無かったので大いに楽しめた。
キャラクターの描写不足で登場人物の台詞や行動に違和感を感じた部分もあったが、別に自分の行動や台詞でもないので、それはそれとしてサプライズな展開や演出を楽しんでいた。
だが主人公への共感を大事にしていて
「自分ならこんなことはしない」
とか気になりだすとストーリーを楽しめなくなってしまう気持ちはよく分かる。
とはいえ、ストーリーを除けばゲームシステムは改修されてゲーム体験は良くなっているはずなのに暁月の92から13ポイント、新生の86を7ポイントも下回ってしまったのは「なんでそこまで評価が低いのか」と思ってしまう。
メディアのスコアを並べみてみるとなんとなく見えてきた。
暁月や漆黒だと10/10を付けていたメディアも多かったが
「悪くはないけど前作を超えるモノを見せてくれないと10点はやれんな」
みたいな感じで評価が高くて9/10。
ストーリー体験の問題を塗り替えるようなゲーム体験もなく厳しめなところは7/10、
もろもろ平均して79点。みたいな感じだった。
FF14はこれまで拡張のたびに前作を超える評価を得てきていたので「期待を超えてこなかった」という点が大きかったのだと思う。
毎回拡張のたびに今までにない新しいゲーム体験が提供されてきたわけではない。
新しいゲーム体験を提供するような機能やコンテンツは拡張のX.1~X.5のような途中に来ることが多いのでMetacriticの評価対象になりにくい。
それでも拡張リリースの度に前作越えを続けてこれた大きな要因が拡張で追加されるエリアやキャラクター、ストーリー体験だったわけで、ここがコケると大きいんだな、ということが分かった。
ということで黄金のレガシーリリースから早2か月ほどが経つわけだが、7.0がリリースされて新ワールド、新種族、新ジョブなどいろいろ追加があった部分があるのでLodestone国勢調査を見てみよう。
ワールド別統計とはLodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向を様々な角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成だ。
前回の更新は黄金のレガシーリリース前の6月12日。そこから2か月強の中でキャラクターデータに変化のあったものをアクティブキャラクターとして集計している。
今回はLodestoneにも修正が入り、キャラクター情報の公開範囲のコントロール機能が拡充された。
これまではゲームに存在するキャラクターは全てLodestoneで確認でき、フレンド情報やアクティビティ、アチーブメントなど一部非公開にできる情報はあったが、キャラクターのステータスや所持ミニオン、マウントなどは全キャラクター公開されていて、Lodestone国勢調査もその前提でデータを収集して集計していた。
それが今回の修正でキャラクター情報、プロフィール、装備やレベル、ミニオン、マウントなど基本的にLodestoneでのキャラクター情報の全ての項目で公開範囲を細かく設定できるようになった。
それがLodestone国勢調査でのキャラクターデータの代表性にどれだけ影響するのだろうか。
そのあたりも今回探ってみることにした。
データの収集方法などを記載している「Lodestone国勢調査のよくある疑問」は現状は黄金のレガシーリリース前の内容だが、追って今回の調査の結果を反映して更新する予定だ。 続きを読む