2013年09月

【Lodestone国勢調査】販売再開!で、どのくらい増えた?

新生エオルゼアの冒険者の皆様、並びに未来の冒険者の皆様、元デュランダル、現カーバンクルのLEGACYプレイヤー、幸運番長ですこんばんちょ。

先週末のログイン祭りの終局をうけて、ダウンロード販売制限、パッケージの出荷制限が解禁になった。
 欧米は17日から、日本では18日からダウンロード販売が解禁になり、パッケージも順次出荷。

自分の目では確認してないが、この週末にはパッケージは店頭に並んだのだろうか。
ともあれ、先週から今週へと、ワールドのプレイヤー数がどう変化したのか追ってみよう。

■ワールド言語別キャラクター数(9/21版) 
 ワールド言語別キャラクター数0921

キャラクター数は236万。前回より24万キャラクターほど増えている。

販売再開を受けて一気に増えるかな、とおもったけど、立ち上がりはまだゆっくりみたい。
まぁ、販売再開を待ち構えているような人なら、とっくにやっているだろう。友達に誘われてやってみようと思ってた人くらいかな。
店頭にパッケージが出回れば、それを見て買う人も少しずつ出てくるだろう。

キャラクターの増加ペースを見てみると、さすがに新規の追加ワールドが多い。
ただ、既存ワールドも作成制限は厳しいけど、完全に閉じているわけじゃなく、一時解放を順繰りに回して要る感じ。ピークタイムはだいたい全部閉じて新設ワールドしかあいてないから、もし友達と合流したいなら早朝早い時間にキャラだけ作っておく、等を考えた方がいいだろう。

販売再開の時点で絞るかな、と思ったけど、キャパシティの許す限りは、新規も入れてワールドのプレイヤーのレベル分布を均したいのだろうか。


GroupJPの新設ワールドは、1週早かったPandaemoniumが多いけど、増加数でみると、Unicornが人気だ。
続いてAsura。Yojimbo、Belias、Zeromusは同じくらい、といったところ。

Chocobo、Carbuncle、Unicornと可愛い系の召喚獣が人気ってことだね。まぁそうだとは思ったけど。


 ■ワールドレベル帯別人数比
つづいて、ワールド毎のレベル帯別キャラクター数を見てみよう。

ワールドレベル帯別人数0921



先日、東京ゲームショーで行った出張プロデューサーレターLiveで発表された、「エオルゼア領勢調査」。
内容は前の日記にまとめておいたけど、その中で「トータルユニークログイン数」の数字が発表された。

トータルユニークログイン数は、つまり1度でもログインしたプレイヤー数で、これはキャラ関係なく、アカウント単位、つまりプレイヤー単位の数字だと思う。

その数が108万人

これが、現在の新生FF14のプレイヤー数ということだろう。MMORPGで100万人越えるってすごいよね。

その108万って数字だけど、これが前回のレベル帯別キャラクター数でレベル10以上のキャラクター数が109万キャラクターだから、とりあえず現状レベル10以上のキャラクター数を見ればユーザー規模は追えるんじゃないかな。

ということで、レベル10以上のキャラクター数を見てみると、約120万。1週間で10万ちょっと増えた感じだ。


もし、最初から超強気でサーバーを現在の規模まで用意して販売制限をしなかったら・・・
と思わないでもないけど、まぁしょうがないよね。

販売の機会を逸したのは痛かったと思うけど、無理にユーザー数増やしてみんなまともにプレイできない状態は本末転倒だからね。
販売制限で買うのをあきらめた人って、最終的に長続きするかどうか分からないという考えもあるし、とにかく手に取ってやってみせて新規を掴むのが大事って考えもあるし。

でも、今一番問題なのは、エンゴコンテンツでのユーザー同士の軋轢の問題で、そこで他のプレイヤーに暴言を吐かれた新規さんがMMOPRGを嫌いになってしまう、という状況だ。
「コンテンツファインダーは使いません」くらいならまだ良いんだけど、そこで一気にモチベーションが下がることもあるから。


ユーザー同士のコミュニケーションの距離を、システム側で上手くコントロールすることは出来る。
この辺、ドラクエXはかなり丁寧に制限を付けて上手くやっていると思う。

ただ、FF14はそのへん、ユーザーにかなり投げっぱなしにする傾向があるように感じる。
簡単に人を傷つける言葉を吐いてしまうプレイヤーに対して、精々事後対応での通報があるくらい。

基本的に自分の身は自分で守るしかないけど、みんながみんな強いわけじゃない。
いまはただひとが傷つくのをLodestoneやフォーラムで見ているだけ。

FF14が失った信頼は新生FF14で取り戻せたかもしれないけど、オンラインゲームでプレイヤーそのものに不信感を抱いた人はもう帰ってこないよ。
新生FF14がどんなに神パッチで面白くなったとしても。

【公式】エオルゼア領勢調査【TGS2013】

スイカさんの「勝手にエオルゼア国勢調査」に続いて、番長のLodestone国勢調査に新たなライバルが!

本日9月21日、東京ゲームショー2013の「プロデューサーレターLive in 幕張」において、エオルゼア領勢調査と題して、公式のプレイヤー情勢調査が発表された。

いずれ公式からもまとめが出てくるだろうけど、明日も 2日目のレターLiveがあるし、公式まとめまでいつも時間がかかる(各言語バージョンの翻訳とかある)ので、今後の番長の調査の参考にここにまとめながら、所感を述べて行きたいと思う。

■ 新生FF14のユーザー規模

fig1

・同時接続数(何人が同時にゲームをしているか)
・1日のユニークログイン数(1日に何人が遊んだか)
・トータルユニークログイン数(これまで何人がFF14を遊んだか)

 
の3つが発表された。 どれも新生FF14のユーザー規模を示す数字だ。
現在運営中のワールドが日本・北米・欧州合わせて61ワールドなので、単純に割ると、
1ワールドあたり17,000人のプレイヤーが居て、その内1日10,000人がログイン。同時に繋いでいる人は5,600人
という数字になる。同時ログイン数は各地域の時差があるので、実際は各地域のピークタイムでもっと集中するだろう。
 
トータルユニークログイン数108万は前回のワールドレベル帯別調査で、ちょうどレベル10以上のキャラ数が108万なので、今後プレイヤー数動向を見る時はレベル10以上を基準にするといいだろう。

■キャラクター性別分布

fig2

キャラクターの性別分布をワールドの地域別(JPとNA/EU)で分けたもの。
番長のLodestone国勢調査は、キャラクターの使用言語で分けたので、内訳の意味はちょっと違うが、傾向は同じだ。(つまり、GroupJPのTonberyにいるオセアニア等の英語圏ユーザーはJPに入る)

■種族分布
fig3

fig4


性別は分けずに種族で分類しているね。
その集計で多いのは、ヒューランのミッドランダー。
ヒューランはミコッテと同じくらいの勢力だけど、部族で分けるとヒューランはハイランダーが少ない傾向なのに対して、ミコッテはサンシーカーが多いものの、ムーンキーパーもそれなり勢力があるので割れる。
結果、ミッドランダーが部族としては多くなる、といったところ。

そして、やぱり公式でもルガディン・ローエンガンデの希少さを言及していた。
ただ、少ないことそのものをポジティブにとらえて、「目立ちたければルガ♀いいよ!」って感じで言ってくれたのが嬉しかった。
番長も旧Lodestoneでルガディン向上委員会を立ち上げて、ルガのキャラメイクやNPCを取り上げたりしている。
また、我がCarbuncleのガチタさんがルガディンを盛り上げようとフォーラムでも頑張っているので、ルガディンを愛する諸兄はぜひいっしょに盛り上げていってほしい!


性別やワールドによる偏りを観たかったら、番長の調査だけどこちらを参照してくれ。

■キャラクターレベル分布
fig5
fig6

こちらはキャラクターのレベル分布。全キャラクターの全クラスの分布とのこと。
つまり、一度もなってない(ギルドに入門してない)のを除いて、一人複数のクラスがカウントされている。

レベル1が多いのは、とりあえず入門してギアセットを増やす需要。
レベル15が多いのは、ジョブになるためのサブクラスを15まで上げました、ということだろう。

レガシーワールドを含めると、レベルカンストの50も多い。


バトル系、クラフター系、ギャザラー系別の集計はこちら
fig7
fig8


fig9
fig10

fig11
fig12

あとレベル30のあたりで踊り場(ちょっと多いところ)がある。
吉田Pが言っていたが、このあたりで、横道にそれて、クラフターやギャザラーなどをプレイしている人が多いとのこと。
まさに番長のことじゃないか・・・。

CFでの集会組と初見の軋轢など、いろいろな話を見聞きするに、やっぱりエンドコンテンツあたりの調整に未だ問題があると感じる。
その点、低レベル帯は、βテストを通じて、いろいろフィードバックがあったので、やっぱりかなり遊びやすい。

先を急いで不愉快な目に合うくらいなら、のんびり自分のペースでいろいろなクラス上げを迷走するのは悪くないと思う。先の部分は多数の先行者が地雷を踏んでくれているのでその内修正されるだろうからね。

クラフターとギャザラーを平行して上げるスタイルは、出費を抑えながら一つのアイテムを製作するのに、ギャザラーで素材調達したり、他のクラスの生産品を素材にしたりと、派生して需要(目的)が発生することが多い。

こういうの素材をマーケットで調達して、リーヴと合わせてとにかく一つクラフトをカンストさせて稼ごうというプレイスタイルも多いと聞く。
たしかに高レベル帯の装備の方が動くお金が大きいので、低レベル帯の装備より単位時間では稼げるだろう。ただ、他に稼ぐ手段があると、低レベル帯の装備をマーケットに出すのがばかばかしくなるので、楽しんでレベルを上げたかったら、低レベル帯からコツコツやっていくのがお勧めだ。

クラス迷走すれば、装備も着回せるし、空いたアーマリーチェストにどんどんクラフタ用装備作って使ってマテリアにすれば、需要の高いクラフト系のマテリアが作れてよく売れる。また、他のクラスの需要を実感できたりするので、マーケット理解の上でも役に立つだろう。なによりとても楽しいのだ。


■ロール別分布
fig13

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fig15
fig16

コンテンツファインダーで日々待たされているDPSの諸兄が気になるのがこのロール別分布だろう。
ジョブにクラスチェンジできるレベル30を境に低レベル帯と高レベル帯に分けている。

感想としては、ロール別に見ればわりと均等に分かれているな、ということ。
ただ、これは育てたクラスの分布であって、これがそのままCFのキューに反映されるかというと難しいだろう。
タンクやヒーラーが疲れる、とか1枠しかなくロット争いに有利で装備が揃ってしまったら行かない、とかだと希望を出す人の量は少なくならざるを得ない。

このあたりは2.1で対応すると行っていた、少ないロールへのボーナスや、リワード報酬が増えるランダムマッチングに期待する他ないだろう。

また、Tankの内訳では、斧術士、戦士の割合が低い。
番長もメインは斧術士(戦士にはまだなれない)ので、ちょっと寂しいところ。

また、フォーラムではエンドコンテンツで、戦士はナイトに大分Tank性能が落ちるので厳しい、という話が持ち上がっている。同じように、学者は白魔道士と比べてHealer性能が落ちるので需要が少ない、と。

これに対して吉田Pは、戦士も学者も開発の中では十分に強く活躍できている。いまはまだ、プレイヤー間で、十分に研究されてない状態ではないか。ベテランプレイヤーの方々に研究と啓蒙を頑張って頂き、それが広まるまでライトな人々は自分のペースでやっているのがいいんじゃないか、というようなお話だった。

自分だけが戦士の戦い方が分かっていても、周りがそれを理解してないと十分な動きはできない。
Lodestoneの日記でも、戦士や学者の戦い方を研究して、啓蒙している人も見かける。

戦士や学者を志す人であれば、そこからいろいろなことを読み取ってくれると思うが、そうでない人に対してどんなに詳しく解説して、戦士や学者の良さを力説しても、なかなか理解されるのは難しいのではないだろうか。

プレイヤーは、特にパーティなど団体で行動するときは、戦法についてはかなり保守的になるので、新しいスタイルの戦い方やそれを活かした戦法などには消極的な人が多いだろう。

ここで重要な意味をもつのが、新生FF14での動画解禁。
テキストで解説されるより、上手い戦い方をプレイ動画で共有される方が100倍説得力がある。

フォーラムで動画解禁の話題はハラスメントなどへの対処などの話題が多く、ネガティブになりがちだけど、こういったポジティブな面にも大いに期待したい。


■グランドカンパニー所属分布

fig18


旧FF14では、グランドカンパニーに配属される段階ではナナモ様も存在は表に出てこなかった。
しかし、新生では、最初から猛烈にアピール。

すべてはナナモ様のせい。

汚いなさすがウルダハきたない。


がんばれ提督!

【Lodestone国勢調査】そろそろログイン制限問題も終着が見えてきた?

新生エオルゼアの冒険者の皆様、並びに未来の冒険者の皆様、元デュランダル、現カーバンクルのLEGACYプレイヤー、幸運番長ですこんばんちょ。

ログイン祭りも、ようやく終局が見えてきた。

9月12日にサーバー増強で以下の施策が行われた。
  1.  各ワールドの同時ログイン人数の引き上げ
  2. コンテンツファインダーの負荷分散とコンテンツ用サーバーの増強によるマッチングの改善
  3. 新規ワールド追加による、全体収容人数の増加
  4. 放置キャラの自動ログアウト機能の追加(現時点で30分)
この週末、自分がプレイしてての体感としては、アクティブが多いと言われているCarbuncleでも、ピークタイムでもログイン制限がかかることは無く、かなり快適に遊べた。

ログインで、○○人待ちです、という表示は出ることはあっても、待っていれば入れる。
ただ、特定のエリアがえらい重くなるとか、過密ワールドゆえに、プレイしていて気になる点はまだある。
でも、好きな時にログインできるのと出来ないのでは、精神的に違いは大きいね。

では、数字の上ではどうなったのか見てみよう。

■ワールド言語別キャラクター数(9/14版)
ワールド言語別キャラクター数0914

キャラクター数は212万。前回より26万キャラクターほど増えている。
200万キャラクターの大台にのったね。

パッケージ販売の出荷制限、DL販売が停止されてしばらく立っているので、本当のご新規さんはそう多くはないと思う。
ワールドの新規作成制限も断続的に緩和と制限を繰り返して、今なら狙いを付けて、お目当てのワールドに滑り込むことも可能だろう。ただ、パッケージの出荷制限とDL販売の解禁のタイミングで既存の過密ワールドは閉じられる可能性があるので、パッケ買ってないお友達を誘いたい人にとってはまだ気になるところだろう。

ワールドはJPで5つ、NAで3つ追加されている。12日に追加で、集計が14日(集計に時間がかかるので追加ワールドは実際には15日のデータ)なので、2,3日での増加数ってことになる。
それでも、ほぼ同じ条件だった前回の3ワールドでPandaemoniumが1万、Famfrit,Lichが2万づつ増加していたのと比べると初速は重い。

前回は、メンテ後でもログイン制限が掛かっていたので過密ワールド脱出のほぼ新規の方が多かったと思うけど、今回はログイン状況が改善されたことで、ログイン難民需要は少なくなったのだろう。

追加ワールドの過疎化を心配する人もいるかもしれないが、販売規制が解除になればまたすぐ埋まると思うので、その心配は無いと思う。Pandaemonium、Famfrit、Lichはもう十分キャラクター数が多いしね。
むしろ、EUは今回(12日)で追加がなかったけど大丈夫だろうか。販売解禁のタイミングで追加するのかな。


追加ワールド以外では、βからの人気ワールドBahamut,Chocobo,Tonberry,Mandragoraの増加が頭一つ多い。だけど、合計数で見れば、ようやく2万台に乗っけたという感じ。
日本語ユーザーに限れば、オセアニア系の英語ユーザーが多いと言われているTonberryを除けば、どのワールドも2万台になっている。

いくつかのJPワールドで人数の多いところは、実は英語ユーザーが全体数を押し上げていて、その少なくない数はNA/EUグループのログイン状況の悪さから避難する形でキャラクターを作ったものと思われるので、全体数ほど実際にはアクティブなキャラクター数に差は無いと思う。このあたりは後ほどレベル帯別の集計で見てみよう。


Group NA/EUのワールドは追加キャラクター数が全体に多い。キャラクター数も全体的に多いので、日本で改善が見えられたログイン状況が、北米、欧州でも改善されたのかは気になるところ。
こちらは、英語ユーザーを全体で3万台に持って行った、というところかな。Faerie、Lamia、Sirenがちょっと多い気がするけど。

前回のように、追加されたキャラクターと削除されたキャラクターの差分を見てみよう。
ワールド言語別キャラクター数の差分内訳0914

またまた表示する数字が多くて申し訳ない。各ワールドを下記のように記載している。
増減数 ( 増加数 - 削除数 )
前回は削除キャラクターも数千単位であったのが、今回はそれほど多くない。
希望しないワールドにキャラ作ったけど、友人と合流したい!というキャラクター作り直し需要は、前回でいったん落ち着いたのだろう。
育てたキャラクターを移転するのは、今後に予定されているキャラクター移転サービスの実施を待たないとね。

 ■ワールドレベル帯別人数比
ワールドのアクティブ数の目安になる、ワールド毎のレベル帯別のキャラクター数を見てみよう。

ワールドレベル帯別人数0914

レベル10以上のキャラクター数が100万を超えて108万。前回が93万だったから10万キャラクターくらい増えている。追加ワールドを除けば、実質このあたりがアクティブなキャラクター数の規模なのだろうか。

追加ワールドのUnicorn、Yojimbo、Asura、Belias、Zeromusが少ないのは当然として、Pandaemoniumがけっこう頑張っているね。ワールド開設1週間後の状況としてはなかなか活発だと思う。

レベルの高い人の人数でいうと、我がCarbuncleワールドはGroupJPでもかなり高い方だね。っていうか30以降だと一番多いね。Carbuncleワールドは、現状でもけっこう新規作成制限が掛かっているけどさもありなん、って感じだ。


ということで、Lodestoneのキャラクター数の推移を追ってみた。
当初はそんなに頻繁にやる予定はなかったのだけど、ログイン制限の問題もあって、状況が落ち着くまで定期的にウォッチしてみたけど、来週か再来週くらいで落ち着くかな。
ワールド移転サービスが始まれば、どのくらいの人が移ったのかまた追ってみたいけど。

とりあえず、この週末の状況を見るに、パッケージとDL販売の再開はありそうだね。スクエニとしてもメディアの注目が集まる19日からの東京ゲームショウ(TGS2013)に合わせて、販売再開を宣言したいところだろう。

企業の都合も見え隠しないでもないが、基本的にはプレイヤーが増えることは歓迎しているので、「新規のせいで状況が逆戻りした」と言われないように慎重にやって頂きたい。

具体的には、
  • 既存ワールドへの新規作成制限による追加ワールドへの新規作成誘導を最初に行って、既存ワールドの解放は、再開初動の動きが落ち着いた様子を見て段階的に行うこと。
  • 状況を見て、新規ワールドの追加は素早く行う(まだ解放してないサーバーあるよね)。
あたりだろうか。

■キャラクター移転サービスで問われる選択
キャラクターワールド移転サービスについても気になる点がいくつかある。
吉田Pからの投稿に移転先ワールドの選定について以下のようにある。

また、それでも混雑が解消しないワールド、あるいは混雑時にやむ無く希望しないワールドに
キャラクターを作成した方の救済も兼ね、キャラクターの任意ワールドへの移転サービスを実施いたします。
ただし、移動先が過密ワールドである場合、上記にご説明しましたとおり、ログイン制限が発生しやすくなってしまいます。
その点については、プレイしやすさを考え、ある程度余裕のあるワールドへの移転を選択することもご検討ください。

「ログイン制限がかかるリスクを承知で希望すれば、(友達がいる)過密ワールドへも行ける」
とも読めるが、過密ワールドを最初から制限したりすれば、希望を持たせた分反発する人も出てくるだろう。
また、過密ワールドへの移転を受け入れた結果、ログイン制限が再び発生するようになれば、元々いた人からの反発は大きくなるだろう。

曖昧な言い方で、さっそくユーザーとのコミュニケーションで火種を撒いた気がしなくもないが、希望者を受け入れつつ、ログイン制限が掛からないレベルでハンドリングする絶妙な運営をしてくれる可能性が無いわけじゃないので、とりあえずはそれを期待しよう。


また、ユーザーに対しては「ログイン制限とかが嫌ならば、余裕のあるワールドに移転をする」という選択肢が与えられることになる。

メンテ明けくらいの時に、
「もし週末Carbuncleにログイン制限が掛かることになったら、夜中がプレイタイムの中心になる人がまともにプレイするには、ワールド移転も検討しないといけないな」
という話をした時に、選択肢が与えられることのリスクを認識してない人がけっこういた。

いままで、過密ワールドでログイン制限か掛かってしまった人は、
「たまたま選んだそのワールドが過密ワールドであって、それを選んだプレイヤーには責任はない。したがって運営側で何とかするべき」
、という態度が取れた。

しかし、運営側がワールド移転サービスを提供することによって、
  • ログイン制限のリスクを承知で、過密ワールドに残るのか
  • ログイン制限のリスクを回避するために、新設ワールドに引っ越すのか
この選択肢がユーザーに与えられた時に、どちらを選ぶかはユーザーの自己責任による判断、と見られるリスクがある。


端的に言えば、いままでログイン制限されるたびに起こっていた
「ログイン制限ふざけるな!ゲームがしたい時にできないなんてサービスじゃない!」
という声に対して、
「ログイン制限が嫌なら、余裕のあるワールドに移転すればいいじゃない」
と言われる可能性があるということ。

もちろん、フレンドも居るし、付き合いも広い人が移転するのはそんなに簡単じゃない。
でも、ログイン制限を避けてワールドを移転したプレイヤーが存在すると、なかなか本音を主張しにくくなる。

なぜなら、
「自分はログイン制限を避けてワールド移転した。フレンドも何人か別れることになった。貴方はフレンドが大切だというけど、私もフレンドは大切だった。それでも私は自分のプレイ環境を選んだ。貴方もどちらかを選択をすべきだ」
と言える人が存在することになるから。


こういうことは、すでに起こっている。
「人気ワールドで友達と遊びたいのに、新規作成制限でキャラクターが作れない」
というようなレスをフォーラムに上げると、
「確実に友達と一緒に遊びたいのならば、人気ワールドを避けるのが常識。人気のワールドでプレイしたい、というのと、友人も同じワールドでプレイしたいとの両立を望むのはわがまま」
というレスが返ってくることがある。

ワールドの収容数に限りがあり、希望者全員がキャラクターを作れない状況で諦めた人が居る中で、自分の希望を通そうと声高に叫ぶ人が、諦めるという選択をした人から煙たがられるのは、ある意味しょうがない。
(もし、「そうですか、じゃ特別に」と希望が通れば、諦めた人は馬鹿を見たことになるのでそれはできない)



「ワールド移転サービスが実施されて、私とフレンド以外の誰かが移転することによって混雑が緩和されると嬉しい。」

正直、これが既存の過密ワールドに居るプレイヤーの本音だろう。
ただ、全員がそれを望むと混雑は緩和されない類の問題だ。
そうした状況で本音を声高に叫ぶことで顰蹙を買う可能性があることは認識しておいた方がいい。
(本音を言うな、とは言わないが、自分が吐いた言葉が他人からどう思われるかは、自分の責任ってこと)

「なんで誰も移転しねぇんだよ!」

っていえば
「じゃ、お前が移転しろよ!」
って言われるのがオチだ。

選択肢が与えらることによって、どの選択をするかがプレイヤーに問われることになる。

また、「新設ワールドへの移転に限り無料」を運営側が打ち出せば、運営は最大限の譲歩をしたことになり、プレイヤーの選択の自由(=選択の責任)が大きくなる。
他のプレイヤーにとって、既存のワールドに移転をする人を無料にして嬉しいことは無いが、既存ワールドから新設ワールドに移ることはポジティブなので、それを促す新設ワールド移転無料化は歓迎するだろう。
運営側の都合としても、新設ワールドへの移転を促し、運営への批判を避ける意味でも、新設ワールドへの移転は無料にしたほうがいいんじゃないか、と自分は考えている。


ワールド移転サービスは基本的に歓迎するべきものだが、多くのプレイヤーが関係する状況では、自分の動きだけじゃなく、相手の動きまで含めて考えなくてはいけないので、そうそう単純な話ではないよ。ということだ。

【Lodestone国勢調査】サーバー強化の結果は如何に・・・

新生エオルゼアの冒険者の皆様、並びに未来の冒険者の皆様、元デュランダル、現カーバンクルのLEGACYプレイヤー、幸運番長ですこんばんちょ。

9月4日に行われたサーバ増強後、同時接続数が32万5千まで向上するも、ゲームをプレイしたいユーザー数に対して追いついておらず、相変わらずログイン制限が続いている。

一方、1ワールドあたりの最大同時接続数を5000から7000から8000に引き上げて、永久凍結状態だった一部ワールドの新規キャラクター作成を解放した。ようやくChocoboワールドでも新規にキャラクターが作れるチャンスがめぐってきたわけだ。

新規に追加されたワールドは3つ。
Pandaemonium(JP)、Famfrit(NA)、Lich(EU)

なお、より多くの新規ワールドの追加の準備は出来ているそうで、状況を見ながら順次公開していくそうだ。

以上の対応がこの1週間で行われたわけだが、今回も9月7日時点のデータを収集したので、前回の8月31日と比較してみることにしよう。

■ワールド言語別キャラクター数(9/7版)
ワールド言語別キャラクター数0907


キャラクター数は186万。前回より22万キャラクターほど増えている。
運営からはDL販売の停止と、パッケージ流通にも出荷制限をしていることがアナウンスされている。
店頭在庫にあるパッケージから新規プレイヤーが増える以外にも、お目当てのワールドのキャラクター作成制限が解除されたことで増えたりするので、プレイヤー数自体がどこまで増えたのかは分かりにくいね。

9月4日から追加された新ワールド、Pandaemonium,Famfrit,Lichはキャラクター数は流石に他のワールドと比べて少ないものの、これだけの人数が同じレベル帯にいっきに追加されたことで、やっぱり混雑しているらしい。
既にPandaemonium新規作成制限かかっているし・・・

こういう状況になったら追加ワールド公開するんじゃなかったのかよ

来週に追加対策が行われる予定とのことなので、今構成変えるのは面倒なのかな。
でも、既にどこも厳しい既存ワールドにどんどんキャラつくられちゃっているよね。


あと、いままで鉄壁の新規作成ガードを敷いていたBahamut,Chocobo,Tonberry,Gilgamesh,Leviathanワールドのキャラ数が増加していることが確認できる。

・・・ってCarbuncleのマイナスってなによ。

まぁ、キャラクター削除すればLodestoneから(タイムラグはあるけど)消えるので、マイナスがあり得ないわけじゃないけど、転出超過ってこと?

単に増加みるだけじゃよくわからなかったので、8/31分との差分で、削除されたキャラクター(8/31のデータにあって9/7のデータになかったもの)と追加されたキャラクター(9/7にあって8/31のデータになかったもの)を調べてみた。

ワールド言語別キャラクター数の差分内訳0907
 
表示する数字が多くて申し訳ない。各ワールドを下記のように記載している。
増減数 ( 増加数 - 削除数 )
気になるところだけ見てくれればいいのだけど、Carbuncleは、増加が無くて削除だけだね。
一貫してCarbuncleには新規キャラクター作成制限が掛かっていて、友達が居るとか、お目当てのワールドが空いたからそっちに移ったキャラが減っているのでマイナスと。そういうことかな。

それにしても、増減数それ以上に、削除と追加の数そのものが多いのが気になった。
番長は旧FF14からだからキャラメイクも迷わず、ワールドもオープンβから決めていたけど、けっこうみんな迷ったりして作り直しているんだね。


■ワールドレベル帯別人数比
今回もワールド毎にレベル帯別人数を出してみた。今度はレベル45以上まで拡大。
ワールドレベル帯別人数0907

もう、割合より人数の方が分かり易いから最初から人数表を出した。

GroupJPでβ3からあったワールドに匹敵するくらい、Carbuncleワールドで頑張っているプレイヤーが多いみたい。ちょっとは休んで良いんだよ。番長ログインできなくなるから・・・

流石に新規追加の3ワールドで高レベルのキャラは少ないけど、既に45以上のキャラがいるってのがすごいw

ワールドでのキャラクター数はNA,EUが多いけど、高レベル帯の人数ではJPもそこまでは差はない。
日本人プレイヤーが頑張っているのか、NA/EUプレイヤーのプレイ環境がキャラクター育成を阻害しているのか・・・

まぁ、後者だろうな。

LEGACYは、元々高レベルのキャラが多いのでどう見たらいいか分からないなw


さて、新生FF14のログイン問題はまだ解決する様子が見えない。運営側は来週にも追加の対策として下記を予定しているとのこと。
①新規ワールドの大幅追加
②コンテンツファインダーグループの3分割化
③コンテンツワールドの増強

まぁ、前回も言ったように、ワールドをJP,NAを10個。EUを5個くらい増やして、そっちへのキャラクターの移転を無料にするなど、移転を促す対策とらない限りは、この人数を収容するのは無理だと思う。PS4も視野にいれているのなら、先行してどーんと追加してもらうしかないよね。

【Lodestone国勢調査】正式サービス後、キャラクター数はどれだけ増えた?

新生エオルゼアの冒険者の皆様、並びに未来の冒険者の皆様、元デュランダル、現カーバンクルのLEGACYプレイヤー、幸運番長ですこんばんちょ。

8月27日にFF14新生エオルゼアが正式サービス開始になって
「まぁ、初日はログインラッシュ続くけど、その内落ち着くだろう」
と思ってみたら、 ずっとログインしにくい状況が続いているよね。

運営側からの発表によると、現在の状況を改善するためのサーバー追加は、9月4日を予定とのこと。新規ワールドの追加と、既存ワールドの同時ログイン数の拡大がされるそうだ。


同時接続も、アーリーアクセスの時は15万とか言っていたけど、もう22万、23万ってところまで来ているという。
1ワールド の同時接続が5000の設計で、50ワールドだから、5000×50なので、理屈の上でのキャパシティーが25万。50ワールドってのは日米欧合わせてだから、日本とか一地域のピークタイムではかなり厳しいことになっているのは想像に難くない。

新規のDL販売は停止中だけど、出回っているパッケージを買ったユーザーを収容しないわけにはいかない。
新規作成制限も、制限と解放を順繰り回しながらやっているみたいだけど、一体どれだけ増えているのか。
 
ということで、前回26日に新生Lodestoneのプレイヤー検索から出したプレイヤー数からどれだけ増えているかを調査してみた。

■ワールド言語別キャラクター数(8/31版)

ワールド言語別キャラクター数0831

164万キャラクターだとぉ!?

えー。大変なことになっていますなw
26日の段階から1.5倍ですか。

ちょっと詳しくみてみましょう。
1ワールドあたりのキャラクター数では1万から5万と大きく隔たりがある。

目立つのが、26日から31日までほとんどキャラクター数が増加していないワールド。
具体的にはGroupJPではBahamut,Chocobo,Mandragora,Tonberry。GroupNAではGilgamesh,Leviathan。この6ワールドはずっと新規作成制限が続いている影響でキャラクター数が他のワールドと比較して少ない。

もちろん、これが過疎ワールドであることを意味しないとこは分かるだろう。
ここまで運営側の新規作成制限が続くと、もはやワールド毎のキャラクター数は人気のバロメータにはならないね。
もちろん、キャパシティを考えるとアクティブな人数は平準化した方が良いので、巷で言われているような「あのワールドは○○だから」なんてレッテル張りは迷惑なのだろう。

それ以外だと、英語圏のキャラクター数が100万近くになっている。全体のほぼ2/3だ。
GroupJPの新規ワールドにも、16万キャラクター近く作られている。

もっとも、GropuNA/EUのワールドが不調だった時の避難先としてGroupJPにキャラ作ったというパターンがあるみたいだけど。

GroupJPの1ワールドあたりの収容人数が、常に規制掛かっているワールドを除けば3万から4万。
GroupNAは、3万後半から5万。GroupEUは4万から6万。かなり違うね。

最初は対象タイムゾーンが広いことによるピークタイムの分散によって、1ワールドで収容しているキャラクター数が変わっているのかとおもったけど、これはもう、オープンベータの時のワールド追加で、最初サービスインの時に計画していたサーバーは全部使ってしまって、オープンベータの状況を見て、サーバー発注掛けてたけど、サーバー納入、セットアップ、試験、サービスインまで時間がかかって9月4日まで待て、という状況なのだろうな。

とすると、9月4日のワールド追加は、GroupNAとか、一気に倍増(10ワールドくらい)とかあり得るな。

今回の追加で、1ワールドあたりの同時ログイン数も拡張されるそうだ。だが、
「ようやくChocoboワールドも解放されるのか。キャラ作れるのか」と考えるのは早いだろう。

新規ワールドが追加されるタイミングで、追加ワールドへの新規作成誘導のために、既存の新規ワールドには、キャラクター新規作成制限がかなりの期間(プレイヤーの分布がある程度進むまで)続くことが予想される。
新規作成制限が続いてるBahamut,Chocobo,Mandragora,Tonberry以外のワールドも今のタイミングを逃すとキャラクターを作成できるのはだいぶ先になりそうだ。

希望のワールドに行けない人にはあまり明るいニュースじゃないけど、知り合いと一緒のワールドで遊びたい人は、9月4日に追加が予定されている新規ワールドに移動することを考えるしかないのだろうな。希望のワールドを取るか、知り合いと一緒に遊ぶことを取るか。両方は難しい。


■ワールドレベル帯別人数比
前回も出した、各ワールドのレベル帯別の人数比もアップデートした。
レベル帯別人数比


当然と言えば当然なのだが、新規作成制限が恒常的に掛かっているワールドは新規が来ないで、既存のキャラクターがどんどんレベルが上がっているので、高レベルのキャラクターの割合が高い。50%近くが、最初のインスタンスダンジョンに行けるレベル15以上だ。

レベル15基準でみてみると、上記以外のβ3からあった新規ワールドと、オープンベータ開始からのCarbuncleとFenrirは30~38%。他のオープンベータ開始からのワールドは25~30%。オープンベータ途中から追加されたワールドは15~20%と、ざっくりこんな感じに分布している。

GroupNA/EUもだいたい同じ感じだ。
これを見ると、かなりワールド毎の全体の進行度に差が出てきていることが分かる。


ログイン制限とかは、割合じゃなくて実際のアクティブな人数に影響する。
前回は、ややこしくなるので出さなかったが、このデータを生の数字で見てみよう。
レベル帯別人数


高レベル帯の人数を見てみると、ワールドのキャラクター数では見えなかった様子が見て取れる。
こうしてみると、GroupNA/EUの高レベル帯の人数がGroupJPにくらべてかなりヤバいレベルにあることがわかる。各エリアにプレイヤーが溢れていて、プレイ環境にかなり影響しているのではないだろうか。Behemothなんて特にヤバね。

レベル5以上で100万キャラクターは、ちょうどアーリーアセスのキャラクター数(レべル1以上)くらい。
レベル10以上で70万キャラクターは、β3のキャラクター数くらいと、正式サービスが始まって、アクティブなプレイヤー数がかなり増えている様子が見て取れる。
ここまでの初動を前もって予想して、サーバーを用意しろ、というのはかなり難しい注文だと思うよ。


 ともあれ、9月4日まではいまの綱渡り運用が続くし、サーバー増強したらしたで、キャラクター移動などの他の問題が浮き上がるだろうし、まだまだドタバタは続きそうだ。
プロフィール

旧Lodestoneから日記の自由を求めて流れ付いてきました幸運番長です。

Final Fantasy X|V 新生エオルゼア
Carbuncleワールドでプレイ中

普段はLodestoneで書いていて、こっちは分量の多い記事を残しています。

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