2013年10月

【Lodestone国勢調査】ワールド移転サービスでプレイヤーはどう動いたか

新生エオルゼアの冒険者の皆様、並びに未来の冒険者の皆様、元デュランダル、現カーバンクルのLEGACYプレイヤー、幸運番長ですこんばんちょ。

ワールド移転サービスの正式版(有料)が10月28日からの開始されることになった。
それに先立って、正式サービス開始直後のログイン制限、新規作成制限などで、友人と違うワールドにキャラクターを作ってしまった人達への救済も兼ねた無料でのワールド移転サービスが、10月15日から10月22日まで行われた。

実際にどれくらいの人がワールド移転サービスを使ったのだろうか、自分のワールドは転入が多いのか転出が多いのか、気になる人もいるだろう。

というわけで、前回10月12日の調査でワールド移転サービス開始前のデータが取れているので、無料での移転サービス終了後の26日のデータを集計して比較してみた。

ともあれ、まずはいつもの全体データから。

■ワールド言語別キャラクター数(10/26版) 
ワールド言語別キャラクター数1026

今回から、この集計でのキャラクター数をレベル10以上に限定した。
理由はレベル1以上だとbotとかRMTシャウト用のキャラクターなどを捕捉してしまい、自分が知りたいワールド毎のプレイヤーの多さから離れてしまうから。
全体のキャラクター数合計はこの後のレベル帯別キャラクター数の方でフォローする。

ということで、レベル10以上のキャラクター数は約150万
この数字は、25日に公式で発表された累計アカウント数とほぼ同じ。
むしろ数字が近すぎて勘違いされてしまうのが怖いが、公式はアカウント数、番長のはレベル10以上のキャラクター数だから厳密には同じではない。(番長の場合、LEGACYに3つ、メインで1つレベル10以上のキャラクターがいるので、公式カウントだと1だけど、番長の調査では4カウントされる。)

ともあれ、合計で近い数字が出ているとなれば、内訳の数字もそれなりに精度が高いことが期待できる。

ということで細かくみてみよう。
前回10月12日との差も、レベル10以上のキャラクター数を対象としている。
先ず目立つのは差分の数字がマイナスになっているワールドが多いこと。
これがワールド移転サービスの影響によるものであろうことは想像に難くない。

JPワールドに限れば、Tonberryの+4164の増加が目立つ。あとで詳しくみるけど、この数字の多くが英語圏プレイヤー。アジア・オセアニア圏の英語プレイヤーで初期にTomberryにキャラクターが作れなかった人がこの機会に移転したのだろう。

サービス初期からあった新規ワールドで増加数が多いのは Bahamut,Chocobo,Mandragora,Carbuncle。
この辺が移転で人気が出たワールドということだろう。

追加されたワールドを見ると、Pandaemonium,Unicornは既に十分なプレイヤー数が居るだろう。
Asuraがもう少しでレベル10以上で1万の大台を突破する。
Yojimbo,Belias,Zeromusの3ワールドは、レベル10以上のプレイヤー数で1ワールドの同時接続上限の8000に満たない。
元々の想定が同時接続5000で、それよりは多い。実際は全員が同時接続しているわけじゃないのであくまで参考値なのだが。

ただ、旧FF14でワールド統合前の20近くワールドが合った頃、過疎と言われたワールドだと、ゲーム内のキャラクター検索でJPで検索したら200とか300で、その中でウルダハに集まってシャウト待ちしていたり、それすら困難でLSとか交流関係の範囲で声を掛けあったりしていた(コミュニティの規模が少ないと、その分関係が濃くなるので声は掛けやすかった)。→参考
多いと言われたワールドでも1000行かなかったので、それと比べれば多いし、CFもある新生ではそんなに苦労することもないと思うだが、実際にそこでプレイしているわけじゃないので何とも言えないな。

いわゆる過疎ワールドでプレイした経験はあるので、あれはあれでコミュニティが濃くって楽しかったなぁ・・・と懐かしく思う。やっぱりFF14で心の故郷はずっとRabanastreだ。


 ■ワールドレベル帯別キャラクター数(10/26版) 
ワールドレベル帯別人数1026

つづいてワールド・レベル帯別キャラクター数の集計。
キャラクター数全体の数字は今回からこちらで確認しよう。

10月26日時点でのキャラクター数合計は285万。前回より15万キャラクターほど増えている。
レベル10以上は、先に触れたとおりで150万。前回より7万キャラクターほど増加。
ちょっと増加ペースは落ちている。TGSみたいなイベントも無いし、年末のバージョンアップまでこんな調子かな・・・。
最初のバージョンアップでジョブバランス調整や、ハウジングなど、新規を引き付けやすいコンテンツが拡充されれば、それに合わせてプロモーションも掛けてご新規さんは増えるだろう。
来年にはPS4もあるしね。

現状人数の少ないワールドはしばらくそのままだろうけど・・・

 ■ワールド移転動向調査LEGACY編 
ワールド移転サービス利用動向(LEGACY)

上の表は、10月12日時点での集計と10月26日の集計で、ワールドが変わっているキャラクターを集計したものだ。
対象はLEGACYワールドで、キャラクターの言語設定が日本語になっているもので絞り込んでいる。
(Lodestoneでの言語設定は自己申告で「日本語が分かります」という意味なので、日本語が分かるNAプレイヤーとかも含まれます)

今回のワールド移転サービスでLEGACYワールドから新規ワールドへの移動は解放されていない。
全体のレベルや経済の進捗が進んだLEGACYワールドのキャラクターが新規ワールドに行くことは、
たとえ、そのキャラクターがレベル1であっても、物価の前提条件が異なるワールドのアイテムを持ち込める可能性がある以上、制限せざるを得ない。

LEGACYワールドにとって今回の移転は、新生サービス開始に先立って、海外データセンター設置でのLEGACYの一部ワールドの海外移転に伴うLEGACYワールドのキャラクターのワールド移転で、移転できなかったプレイヤーの救済の意味が大きい。

そういう背景があることを分かった上で、数字を見てみよう。

まずGroupNA/EUからGroupJPのワールドに移転しているキャラクターが多い。
日本語キャラクターに限定しているから、ある意味当然と言えるが、この人達が前回移転しそこなった人達だろう。
GroupJP間の移動ではMasamune,Aegisの転入の多さが目立つ。
特にDurandal→Aegis、Gungnir→Masamuneに100キャラクター超の移動が見られる。
個々人の選択の集積なのか、それなりに大きなLSが動いたのか・・・。
まぁ、とはいえ数十人の違いなのであまり大きな意味はないだろうけど。

全体では今回の移転サービスを利用したLEGACY日本語ユーザーは3600人弱ということでした。


 ■ワールド移転動向調査新規編 
ワールド移転サービス利用動向(新規)



新規のGroupJPワールドに絞っても26ワールドあるので、それのクロス集計表はかなり大きくなるね。
LEGACYの時と同じく、10月12日時点での集計と10月26日の集計で、ワールドが変わっているキャラクターを集計したものだ。
対象は10月12日時点でのワールドが新規のもので、キャラクターの言語設定が日本語になっているもので絞り込んでいる。
新規からLEGACYへの移転はできるので、移転先はLEGACYワールドを加えている。
GroupNA/EUのワールドへの転出、そちらかの転入したキャラクターは集計対象にはしていない。
※全ワールドで表作れるけど、デカすぎるので発表には不向きなのだ。数もそんなに多いわけじゃないし。

全体の傾向が分かり易いように、右端に、転入-転出の数字を出してみた。
転入超過だったのは、Bahamut,Unicorn,Mandragora,Chocobo,Carbuncleの5つ。
あとは軒並み転出超過という感じに分かれた。
全言語では増加数トップだったTonberryも、日本語ユーザーに限れば転出超過。
新設ワールドからの転出も多いのは、新規キャラクター制限により友人のいる希望のワールドで作れなかったためだろう。

混雑緩和が主な理由と思われる追加ワールドへの転入は、Unicornが断トツで人気。やっぱり可愛い系の名前は強い。
転入数ナンバー1は、βの時からの人気ワールドのChocobo。
Bahamutは、転入がNo3だけど、転出が比較的少ないので、転入出での増加数ではNo.1になった。
MandragoraはFF11ゆかりの名前でかわいい系。やっぱり強い。
Carbuncleもいらっしゃる人おおいね。転出も多いけど。作成制限の厳しい中よくいらっしゃいました。

ということで、全体で言えば新規JPワールドの日本語ユーザーで移転サービスを使った人は26,000弱。

詳細は複雑なので出さないけど、全体で今回のワールド移転サービスを使ったキャラクター(前後でワールドが変わった)は81,737キャラクターも居たんだ。

いやぁ、大変だったろうなー。
全体としてみると、過密ワールドからの人の分散という意味では必ずしも成功とは言えないが、これはあくまで全体からみた都合の話。ログイン制限などの影響で希望しないワールドにキャラクターを作ってしまった人への救済と考えると、8万キャラクター超が救済されたわけで、これはこれで良かったんだよね。
(過密ワールドから脱出したい人は脱出できたのだし)

今回は読者層を意識して日本語キャラクターを中心にやったけど、多言語の結果も出せるんだよね。
英語で書いたら誰かみるかな・・・
 

【Lodestone国勢調査】ワールド移転サービス開始前の状況

新生エオルゼアの冒険者の皆様、並びに未来の冒険者の皆様、元デュランダル、現カーバンクルのLEGACYプレイヤー、幸運番長ですこんばんちょ。

 ワールド移転サービスの先行開始も明日15日となった

どのワールドが過密で、どのワールドが余裕があるかは公式からそれぞれのリストが発表されているけど、どちらのリストにもないワールドもあるし、過密ってどの程度だろう、普通のワールドとどの程度差があるのだろう、って目安もないので、非公式ながら、Lodestoneで確認できるキャラクター数から推測してみましょう。
ということで前回調査したけど、今日はワールド移転サービス開始前の最新版。

ということで、いつものやつから。

■ワールド言語別キャラクター数(10/12版) 
 ワールド言語別キャラクター数1012

キャラクター数は273万
前回より20万キャラクターほど増加。
9月21日の状況と比べると、JP、EUが10%くらい増しなのに対してNAが17%増しと多い。 

もっとも、最近はこの表もレベル10以上を対象にしようかな・・・と思っている。理由は後述。

増加数でみると、追加ワールドとして9/4に先行追加されたPandaemoniumの増加数はもう既存ワールドと同程度。他の既存ワールドに比べればまだ余裕はあるけど、人口増加も落ち着いたと見ていいだろう。

新規追加ワールドではUnicornが人気。Asuraは前回の分でちょっと差がでているけど、残りの3つも増加数でみれば、それほど差があるわけじゃない。
新規作成制限回しによるワールドの人口平準化は上手くいっているように見える。

既存のワールドで増加数が多いのはChocobo,Tonberry,Bahamut。
Carbuncleも作成制限が厳しいわりには、2000キャラクター増と、他のワールドと同程度。

LEGACYワールドでは前回に引き続きMasamuneの増加数が多い。日本語キャラクター数が2万を超えた。


 ■ワールドレベル帯別キャラクター数(10/12版) 
ワールドレベル帯別人数1012

 以前の公式発表で、プレイヤーのユニークログイン数に近い傾向があると分かったレベル10以上のキャラクター数では143万キャラクター。前回よりも12万キャラクターほど増加。
勢いが伸びるでもなく、落ちるでもなく・・・といったところ。

そうそう、今週の10月18日(金)17:00で紅蓮祭の終了がアナウンスされた。 
この機会に水着(耐熱装備)を取りそこなうと、イベント装備の再配布は次の機会まで無いから、女性キャラクターで始めようと思う人や、周りでやろうか迷っている人がいたら教えてあげた方がいいよ。
前回の水着配布は、2011年だったけど、その時に取りそこなった人がとても悔しい思いをしていたから。
ちなみに、2012年は浴衣で水着の再配布は無し。その人達は今回の新生での紅蓮祭を待たなければならなかった。

もっとも、ベテランリワード60日に黒い水着があるから、以前より救済はされているけど。
一応Lodestoneの方にキャラクター作成から、最速水着ゲットまでの道のりをまとめておいた


で、キャラクター人口の話にもどって、もうちょっと日本でのワールド移転サービスの話題にフォーカスするために、GroupJPのワールドで日本語設定のキャラクターに絞ってみてみよう。


■日本DCワールドのレベル帯別日本語キャラクター数(10/12版) 
日本DCワールドレベル帯別日本語キャラクター数1012

前回の調査で、公式発表の過密ワールドとそれ以外の差を見るのはレベル25以上あたりが良い、って分かったので、今回もそこから見てみよう。

公式で過密ワールドとされたワールドを見てみると、レベル25以上の日本語キャラクター数が1万を超えているのが、Fenrir、Carbuncle、Garuda、Alexander、Ifritの5つ。Animaはもうちょいで1万。Atomos、Titan、Tiamat、Ramuhが9000台前半。

同じ9000台前半だと、Ixion、Chocobo、Bahamut、Hades、Kujata、Ultimaあたりも過密圏内に入っている。

余裕のあるワールドの6つは、レベル25くらいだと、まだワールドの作成時期やキャラクター増加のペースに依存しているので、アクティブにプレイしててもレベル25以下なんて沢山いるだろうから、あくまで参考値。
数字の上ではまだかなり余裕がある。

Tonberryは余裕のあるように見えるけど、オセアニア圏の英語ユーザーが多いから、なんとも言えないのは前回言った通り。

LEGACYワールドはGungnirが一番多い。他はあまり差がないけど、Masamuneがちょっと少な目。でもMasamuneは英語ユーザーを含めると(1つ前の表参照)、レベル25以上のキャラクターはLEGACYのGroupJPの中では一番多いので多いので実態はあまり変わらないかも。


で、最初のキャラクター数調査もレベル10以上にしようかな、って思った理由なんですが・・・。
GroupJPで日本語のレベル1以上のキャラクター総数が、前回よりも減っているんですよ。

前回9月28日の調査が772,952なのに対して今回10月12日が746,345。3万弱ほど減っている。
原因として考えられるのはもちろん、10月1日に発表された不正行為への対応。

その中で処分対象になったアカウント数は6300ほど。これは全リージョンだと思うけど、1アカウントが1キャラってことはないだろうからそういうのも全部まとめてBANした結果がこの3万の減少にあるのではないか。

一般プレイヤーが増えた分もあるし、レベル10以上のキャラクター数でなら前回よりも増加しているし、差し引きで考えるならもっとBANされているだろう。

運営が不正アカウント対策がんばっている感じが自分の調査からも読み取れたのは嬉しいことだけど、レベルが低いキャラクターを含めた数字で見るのが、ミスリードを誘いそうで怖いな、と。


ということで、1週あけてのキャラクター数調査でした。
次回はワールド移転サービスの申し込みが終わって実施が落ち着いた後かな。 

【Lodestone国勢調査】新生の日記ってどのくらいの人が使っているの?

新生エオルゼアの冒険者の皆様、並びに未来の冒険者の皆様、元デュランダル、現カーバンクルのLEGACYプレイヤー、幸運番長ですこんばんちょ。

 ゲームの方はようやくレベル40まで行って、クルザスのメインクエストのストーンウィジル開放ってところ。クラフターやギャザラーに寄り道しながらのんびりやっています。

新生も8月24日のアーリーアクセスから1月半くらい。まだ一月とみるか、もう一月と見るか。
フォーラムでは、2.1までのアップデートが遅いって言う声もあるけど、急いでやっても楽しめないのなら、急ぐ意味ってそんなにないよね、とは思う。
バランス調整とかは適時やってほしいし、先行者の不満がフォーラムで上がることは、後続にとってもありがたいのは事実なんだけどね。他人を不快にさせる乱暴な発言をしてまでやることじゃないよね。まぁ、10月15日に予定されているhotfixにはちょっと期待したい。

さて、旧FF14で1月たった時期って何をやっていたのかと番長の旧Lodestoneの日記を掘り返してみたら、レベル20になって相棒(メインクエストでご一緒するNPC)を選ぶために、タタルさんに「・・・チェンジっ!」を繰り返していた。Anego(相棒)は今頃どうしているのだろうか・・・。

3年経った今でも日記をプレイ日記を見返せば当時のことがありありと思いだされてくるのがLodestoneの良いところ!ステータスやアイテムは究極的にはデータでしかないけど、思い出は自分だけのものだからね。

それで気になったのは新生Lodestoneはどのくらい活用されているのか、ということ。
ということで、さっそく調べてみた。

■新生Lodestoneの日記投稿数、コメント数 
日記コメント数の推移


このグラフは、新生Lodestoneの日記投稿数とコメント数の8月24日から10月6日までの推移だ。
集計対象は公開範囲が「公開」のもの。新生からは「フレンドのみ公開」ができるようになったけど、当然ながら、そちらは数えて無い。

コメントは、コメントをした日ではなく、コメント対象の日記投稿日を基準に数えている。こっちの方がいつの話題で盛り上がったか分かるからね。

日記投稿数が一番多かった日は9月4日の9477件。もうちょいで1万件だったね。
現在は大体1日5000件くらいで落ち着いている。

コメントはもっと波があって、2万件を超える日も4回ほどあった。

一番Lodestoneの日記が盛り上がっていた時期が、いわゆるログイン制限が掛かっていた時期。
「ログインできない!」「ログインできた!」とか、そんなのが日記のネタになっていた。

番長がいまお世話になっているLSも、Carbuncleでログインできない日記でのコメント交流を積極的にしていた人が、その時の面々に呼びかけて作ったもの。
ゲームへの不満も、ネタとして昇華し、交流のきっかけにしてしまうのがLodestoneユーザーの逞しいところだね。

ログイン制限が9月12日のhotfixでようやく落ち着いた。連日、ピークタイム(20時から24時くらい)にログインできなかったユーザーも、ログインできりょうになって、日記やコメントも「はいれたー」という声で盛り上がった。

だいたいゲームやサービスに不満があった時期の方が日記やコメントは盛り上がるもの。
もうすぐ期間終了しちゃうけど、毎夏恒例の紅蓮祭(水着装備が手に入る)も、ログイン制限の最中の9月9日に開催された。日記をみても翌10日以降で盛り上がっているけど、話題としては、ログイン制限とその解消にすっかり持って行かれちゃった感じだね。

あとは、日記やコメントの多い日は、だいたい土日祝日の連休明けの日で、特に「これが発表されたから」という傾向は見られなかった。

■新旧Lodestoneの投稿数、コメント数の比較 
新生Lodestoneと旧Lodestoneの日記投稿数、コメント数を、オープンからの経過日で比較してみよう。
新旧投稿数比較



比較してみると、新生の方が圧倒的に記事数、コメント数が多い。単純に新生の方がプレイヤー数が多いから、というのが要因のほとんどだけどね。

旧Lodestoneと比べて、画像の挿入や文字装飾など日記の表現力が下がっている新生Lodestoneだけど、投稿数的には大きく影響はしてないようだ。
旧Lodestoneの日記の表現力も、最初からこうだったわけじゃなく、あとからアップデートされて追加されたものだ(写真の文中挿入はあったけど)。
新生Lodestoneも、今後ゲーム内からでも投稿できるようになるようだし、全体の使い勝手も改善することを期待したい。

■ワールド、言語毎の投稿数 
日記投稿者数

対象期間に日記を投稿したユニークユーザー数を、ワールド、言語別に集計した。
まず分かるのは、日本語の投稿が他の言語と比較して圧倒的に多いこと。

これは、旧Lodestoneからの傾向でもある。英語圏ユーザーはどちらかというとフォーラムの方で交流しているようだ。それと比較すると、英語での投稿が日本語の投稿の1/4もある、と言えるかもしれない。

新生Lodestoneは、ゲーム内からの投稿や、SNSとの連携など、その方向性に現行機能が追いついてない状態だ。
日記文化の日本人ならこの機能でも未だ使ってくれるが、海外ユーザーには、もっと気軽に投稿できる環境を早く用意しないと他に流れてしまう。むしろ、他のSNSに流れてもLodestoneにも投稿されるような外部SNSの連携が必要だよね。

ワールド別に見てみると、ユニーク投稿プレイヤー数が2000を越えているのが下記のワールド
Garuda、Carbuncle、Chocobo、Fenrir、Tiamat、Gungnir(LEGACY)、Ifrit
※多い順

プレイヤー数の調査では、この日記のユニーク投稿ユーザーほどの差はないので、Lodestoneでの交流の活発度合はワールドによって特徴が出ているのかもしれない。


また、旧Lodestoneで、Lodestoneのユニークユーザーが1ワールドあたり200人~400人くらいの規模だったけど、それに比べれば5倍くらい。
まぁ、ゲーム始まって1年くらいの状況と新生してすぐの状況なので、その分は割り引かないといけないけど、レガシーワールドでも新規と同じくらい増えているので、旧Lodestoneを知っている、知らないはそんなに関係なさそう。
旧Lodestoneの1ワールドあたり200人~400人のコミュニティって、番長の感覚で言えば、学校の1学年の規模。顔と名前が一致する人、名前は知らないけどよく見る人とかが大半のけっこう狭い世間。

それと比較して、1500人、2000人って規模は知っている人が以外は他人、というような雰囲気にどうしてもなってしまう。単に旧と同じような仕組みで新着流してしまうと、流れが急すぎて追う気になれないと思う。
ウォールで、対象を絞れるフィルタとか、本文見に行かなくてもある程度内容が分かるように一覧性を良くするとか、そうとう機能強化を頑張ってもらわないと厳しいね。

そういう意味ではノスタルジーのように「昔のコミュニティが良かった」と思ってしまうけど、プレイヤー数が増えてくれることを望んでいたのなら、これは必然として起こること。
新しい状況に合わせて、それをどう楽しめるかが大事だよね。


というわけで、今回はLodestoneの日記特集でした。

Lodestoneでプレイ日記はMMORPGで「自分だけの物語」を楽しむために素晴らしいコンテンツだ。
Lodestoneでの交流しながらインゲームで絡んでいくと、それぞれの独立したお互いの物語がクロスオーバーしているのを見るみたいで、それがMMORPGらしくて楽しいのだよね。

ということで、みんなもLodestoneで日記を書きましょう!どんどんコメントで絡んでいきましょう!そしてインゲームで出会えるチャンスがあいれば積極的に絡みましょう!ユーザーイベントは、そのいいきっかけになると思うな!

※旧のようにワールド横断でユーザーイベント紹介とか今やってないのは、単に今はメインのプレイ時間を優先したかったり、ワールドの新規作成制限などでワールド横断で紹介しても顔出しきれなかったりが理由。紹介とか始めちゃうとあれもこれも・・・ってなるので、今は参加報告くらい・・・。ということで、ユーザーイベントに興味なくなったわけでは全くない!

【Lodestone国勢調査】ワールドの過密傾向の推測

新生エオルゼアの冒険者の皆様、並びに未来の冒険者の皆様、元デュランダル、現カーバンクルのLEGACYプレイヤー、幸運番長ですこんばんちょ。

10月に入り、新生FF14も1か月、旧FF14から数えると3年目になるわけですが、先週から今週にかけては大きな発表もなく・・・と思っていたら、ワールド移転についての第一報がフォーラムに上がっていた。

 日程の発表はなく、大きな方針やワールド移転のメリット、デメリットの説明だったけど、前回説明すると言っていた「ワールドの混雑状況」にも言及された。

Lodestoneの日記には、混雑ワールド予想とか投稿してみたけど、Chocobo、Bahamut、Mandragoraの御三家がまさか過密ワールドからハズれているとは・・・。

まぁ、初期にキャラクター作成制限がつよく掛かっていて、キャラクター人口的にも多い方ではなかったので、そんな気がしなくもなかったが、その分アクティブも多いだろう、とか考えたり、なにより「過密ワールド」からChocoboを外すという予想をするほど、確信も覚悟もなかった・・・(って大げさなものじゃないけど)。

というわけで、それのふり返りも踏まえて、ちょっと遅くなったけど前回からこの週末までの新生Lodestoneのキャラクターデータの統計をみてみよう。

■ワールド言語別キャラクター数(9/28版) 
 ワールド言語別キャラクター数0928

データ収集も2日以上かかるようになってしまった(早くするとサーバーに負荷かかるのでゆるゆるやってます)。
キャラクター数は253万
前回より16万キャラクターほど増加。ダウンロード版、パッケージ版解禁直後が24万キャラクター増なので、勢いとしては落ち着いたところ。

気になるのは21日からの差分で増加数が大きいワールド。
NA/EUがすごい増えているのに比べて、日本DCのグループは比較的穏やか。
でもある程度傾向は見える。

追加ワールドのPandaemonium、Unicorn、Yojimbo、Asura、Belias、Zeromusが多いのは当然。
Pandaemoniumは日本語ユーザー数としては既存ワールドのラインに並んだ。
Unicornが増加数、日本語ユーザー数ともに追加ワールドでは頭抜けている。
Asuraも次いで人気。
Yojimbo、Belias、Zeromusの3ワールドは現状日本語キャラクター数が1万いってないので、快適にプレイできるワールドならかなり有力だろう。クルザスFATEもPS3でまともに出来るんじゃないのかな。やったことないから分からんけど。

新規ワールドの初期グループで言えば、Bahamut、Chocobo、Tonberryの増加数が多い。人気からなのかと思っていたけど、もしかしたら新規作成解放期間が長かったのかもしれない。
(だいたい、ピークタイムは追加6ワールドしか空いてないけど、明け方や日中はその他のワールドも新規作成を解放している傾向がある。)

Mandragora、Ultima、Tiamat、Carbuncleが次いで多い。Carbuncleは解放期間は短いと思ったけど、名前人気かな(Carbuncleが開いているかどうかは自ワールドなので目が行ってしまう)。

あとはどっこいどっこいで、RamuhとIxionがあまり増えてない。

LEGACYワールドを見てみよう。
一番増えているのはMasamune。LEGACYのGroupJPの中では比較的英語ユーザーも多い。 
他は似たり寄ったりで、少ないってことはない。
レガシープレイヤーの友達に誘われてLEGACYワールドにキャラを作成する人も少なくないだろう。 

 ■ワールドレベル帯別キャラクター数(9/28版) 
ワールドレベル帯別人数0928

ワールドレベル帯別のキャラクター数だ。
以前の公式発表で、プレイヤーのユニークログイン数に近い傾向があると分かったレベル10以上のキャラクター数では131万キャラクター。前回よりも11万キャラクターほど増加。全体のキャラクター数16万の増加に比べて比較的高い割合で推移している。
高レベル帯キャラクター数も順調に伸びているので、割とちゃんと定着してそうではある。

番長は相変わらずレベル30近辺をウロウロしているけど。


■日本DCワールドのレベル帯別日本語キャラクター数(9/28版) 
日本DCワールドレベル帯別日本語キャラクター数0928

今回、せっかく公式が過密ワールド傾向を出してくれたので、数字の上ではどう見えるか検証するために、日本データセンターのワールドの日本語ユーザー数に絞ってレベル帯別キャラクター数を見てみよう。

フォーラムの吉田Pの投稿にあった「人口過密ワールド」を赤、「比較的空いているワールド」を青で色を付けている。
吉田Pの基準はあくまでログイン数で、 表の数字のキャラクター数とはイコールではないことに注意してほしい。

新規ワールドの傾向をみてみよう。
追加6ワールドについては、経緯の上でも数字の上でも歴然なので説明の必要はないだろう。

Tonberryはタイムゾーンの近いオセアニア圏の英語ユーザーが多いと言われていて、日本語キャラクター数でピークタイムの快適さは必ずしも測れないと考える。

その他のワールドをみてみよう。
レベル1のキャラクター数の多い、少ないは過密傾向とはあまり関係が無さそうだ。
レベル10以上を見ると、たしかみ過密ワールドは多いが、それ以外のワールドも同程度かそれ以上に多い。

過密ワールドの数字がそれ以外と比べて増え始めるのは、レベル25以上のキャラクター数。
過密ワールドが8500~9700なのに対して、他のワールドは7400~8500。
 それ以降を見ると、過密ワールドの傾向は
Carbuncle>Fenrir>Ifrit=Garuda>Alexander>Anima=Tiamat>Atomos=Titan>Ramuh
みたいな感じ。

中間層は Bahamut、Chocoboは高レベル帯のキャラクター数は多いが、低レベル帯に余裕は・・・もうそんなにあるようには見えないね。
全部を高レベル帯のキャラクター数を踏まえて並べると
Carbuncle>Fenrir>Ifrit=Garuda>Alexander>Anima=Tiamat>Atomos=Titan>Ramuh>Bahamut=Chocobo>Hades>Ixion=Ultima>Mandragora=Typhon=Valefor >Pandaemonium>Unicorn>Asura>Yojimbo=Belias=Zeromus

※ Tonberryは未知数。
こんな感じではないだろうか。うん。

LEGACYワールドを見てみると、それほど大きくは違いが無いが
Gungnir>Aegis=Durandal=Masamune>Ridill
みたいな感じ。Masamuneは英語ユーザーの多さをちょっと考慮。Tomberryほど読めなくないので。

ということで、移転の参考になるかな?
もちろん、あくまで推定なので責任は持てんけどね。

ということで、キャラクター数調査だけで毎週定期的にやってきたけど、全体の傾向は落ち着いてきたのでいったん中止する。このネタばっかりに時間使うのもそろそろ飽きてきた。
次回はもうちょっと別のデータや切り口で新生エオルゼアのプレイヤー動向に迫ってみたいと思う。
 
プロフィール

旧Lodestoneから日記の自由を求めて流れ付いてきました幸運番長です。

Final Fantasy X|V 新生エオルゼア
Carbuncleワールドでプレイ中

普段はLodestoneで書いていて、こっちは分量の多い記事を残しています。

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