新生エオルゼアの冒険者の皆様、並びに未来の冒険者の皆様、元デュランダル、現カーバンクルのLEGACYプレイヤー、幸運番長ですこんばんちょ。

昨年の12月8日に、それまでのLodestone国勢調査の集大成とも言うべき、ワールド別統計のページを発表した

12月15日にパッチ2.1もリリースされたことだし、ここらで調査結果をアップデートした。
「The Lodestone国勢調査 ワールド別統計」 

見るの始めて!って人は 説明は、前回の日記を参考にしていただきたい。
今回更新した内容は下記の通り。
  • データを2014年1月12日のキャラクター検索のデータを元に、約15日間にわたって収集したプレイヤーデータで更新
  • 人口構成のグラフは、2014年1月25日のキャラクター検索データまで含む
  • ワールド情報の人口参考情報として従来の参考キャラクター数(レベル10以上)に加え、グランドカンパニーに所属しているキャラクター数の合計と、ワールド比較、グループ比較を追加
  • ミニオン、マウントのランキングはパッチ2.1の新規ミニオン、マウント対応。
  • 特典・アチーブメントミニン・マウント取得率に、ベテランリワード180日、270日のデータを追加
詳しくは、上記のリンクから自分のワールドや気になるワールドの情報を見て欲しい。


で、今回気になった情報をピックアップしよう。



 
・グランドカンパニー所属数ランキングにみるプレイヤー人口の差

前回は、プレイヤー人口の参考値に、レベル10以上のキャラクター数を使った。
だけど、レベル10以上ってのはわりとすぐ上がるし、ファームのための業者キャラクターの存在も無視できない。
なので、今回はざっくり「グランドカンパニー(以下GC)に所属しているキャラクター数」というのも併用してみた。

GCに所属するためには、レベル20のメインクエスト「猛る焔神イフリート」を攻略する必要がある。
そこまで育てるのはけっこう大変だし、リテイナー目的でなければ、業者キャラもGCに所属するのは少ないだろう。

ということで、アクティブプレイヤー数とイコールじゃないけど、ワールド同士を比較した時に、アクティブなプレイヤー人口の差がレベル10以上のキャラクターよりも見れるのではないか、と考えた。

gcランキング

1位は、オセアニア圏の英語ユーザーも多く、ピークタイムに幅がある(なので許容人口の多い)トンベリ。
レガシーワールドのマサムネ、新規ワールドでβから人気だったチョコボ、バハムートについでカーバンクルは5位。
ついでに、ハウジングの新生追加ワールドのグループ分けで囲ってみた。
(調べてみたら、グループの総称が、仮しかなかったので、Sサイズ5等地の値段でラベリング)

こうしてみると、最安値の緑のところは、やはり人口の少ない、サービス開始後に追加になったワールド。
パンデモニウムだけ中間の青のところ。中間のところは赤と青が入り乱れている感じ。

GC所属数の数字がどれくらい各ワールドの経済状態を反映しているかは分からないけど、まぁご参考程度に。


ちなみに、レベル10以上のランキングだと、カーバンクルはグループ順位19/31になる。


・無料ログインキャンペーンの効果はいかに?

1月11日から13日まで、期間限定で、既にアカウントを持っていて課金を止めているユーザーを対象に、無料ログインキャンペーンが行われた。
一度離れたユーザーに、パッチ2.1のお試しをどうぞ、という位置づけだろう。

前回同様、定期的に収集したキャラクターデータを元に、キャラクターの開始時期別の構成推移についてグラフ化してみた。

プレイヤー構成

このグラフは、定期的にやっているLodestoneのキャラクター検索の結果をつき合わせて、
どのプレイヤーがどの時期に始めているのかを調べたもの。
縦で切ると、その時のキャラクターが、どの時期に始めた人がどのくらいかの比率が分かる。
その構成比率の時間変化を追ったものだ。

最新の1月25日のデータだと
総キャラクター数で347万。レベル10以上のキャラクターが185万。

で、前回データを取った1月12日以前からキャラクターデータに更新が無いのと除くと約150万キャラクターがアクティブ、ということになる。
ただし、キャラクターをカンストのレベル50のまま休止している人は、キャラクター検索の結果で分かる範囲ではアクティブと区別がつかないので、アクティブと換算しているので、実態はこれよりは少ないだろう。

で、肝心の無料ログインキャンペーンだが、グラフ上では、右のほうを見てみると、8/25から始めた層や9/7から始めた層などで人数の拡大が見られる。
1/12と1/25日のデータを比べても新規合わせて10万キャラクターくらい押し上げている。

なので、無料ログインキャンペーンの効果はあったんじゃないかなー、と見て取れる。

・ベテランリワードの特典から課金状況を推測してみる。

FF14では、一定期間継続して課金していくと、ベテランリワードという特典が貰える。
その中に、ミニオンやマウントがあってこの取得者数を見てみれば、どれくらいの人がベテランリワードを貰っているのか推測できるんじゃないか、と考えた。
(貰ったら必ず使うってものではないし、アカウント単位で新規作成するキャラクターを含めて全キャラクターにもらえるので、1契約者が複数カウントされることもある)

ということで、2014/1/12のデータで、各ベテランリワードでもらえるミニオンを持っているキャラクター数をざくっと出してみた。

ベテランリワード


2014/1/12時点で、パッケージの無料期間と、ログイン障害がった分の保障を除く累計サービス日数は101日。
ベテランリワードは、契約を延長した時点で、終了日までの日数でもらえるので、101日の時点でも、180日(+90日)や270日(+180日)分の契約を延長して特典をもらってゲーム内でミニオンやマウントを披露しているプレイヤーもいる。

ということで、サービス開始のあたりからいままでずっと続けていれば、だいたいの人はベテランリワード90日は貰っていることになる。その数が約50万キャラクター。

30日のリワードを貰っている人は67万キャラクター。この中には、始めてまだ60日や90日に満たない人や、すでに課金をやめてしまった人もいるだろう。
でも、大体課金している人のボリュームが見えてきたのではないだろうか。


ワールド別統計では、ミニオンやマウントの取得率のワールド比較を行っているが、このベテランリワードのミニオンの取得率を見ると面白い傾向が見れる。

これは、ベテランリワード90日のタイニーアイの取得率のグループJPのランキング
タイニーアイ

レガシー、新生がまざった感じで、人口の多いワールドで取得率、取得キャラクターが多い。

これが180日のマメット・オブ・ライトになるとこのようになる。
ライト

圧倒的なレガシー率!
レガシープレイヤーが熱心に課金しているのか・・・と思って270日のマメット・リーダーを見てみると。
リーダー

さすがに数は少ないが、ランキングではレガシーワールドはほとんど上位に来なくなる。

これはどういうことか・・・

新生FF14は、課金する方法は、クレジットカード、クリスタ、ゲームカードなど色々あるが、旧FF14で一定期間以上課金したレガシープレイヤーに適用されるレガシー料金をゲームカードで払おうとすると、金額的に端数がでるが、端数の処理はできない。
なので、だいたいはクレジットカードやクリスタなどで自動延長をしている人が多いだろう。
サービス開始後、無料期間を除く90日立ったときに、90日自動更新している人は自動的に180日のベテランリワードのマメット・オブ・ライトが送られた。

ゲームカードで30日毎など、都度課金しているプレイヤーは、まだ180日のリワードには届いてない。
だが、270日のリワードに届くためには、ゲームカードで180日分(先払いできる最大)を登録しないといけない。
ということで、270日のベテランリワードは、ゲームカードで課金する人が多い新規ワールドがランク上位に上がってくる。

ということでした。
レガシー料金について知らないと、不可解な現象だと思うのでちょっと解説してみた。


ということで、また次回のLodestone国勢調査をおたのしみに。