親愛なるエオルゼアの冒険者のみなさま、幸運番長ですこんばんちょ。

パッチ4.2のリリースを来週に控えながら昨日は狩猟解禁日ということでなかなかにいそがしい。
本来なら1パッチに1回のペースで更新しているLodestone国勢調査。前回調査が昨年12月1日にパッチ4.1の調査と題してお届けしたが今回は特別に更新。
紅蓮発売前後からペース関係なく更新してて今更だとは思うが、今回更新した理由は前回集計した「絶バハムート踏破状況」のアップデートだ。
絶バハムート踏破の判定は、Lodestoneのデータでデータ取得時の所有武器で行っているが、4.2になってILが上がると武器も変わるだろうし、その後の絶シリーズが来てそこでも踏破者に新しい称号でも付くと思うから、絶バハのデータが取れるチャンスが今をおいて他にない。
なんで、とりあえず記録としてデータを取っておくついでにワールド統計のデータも更新した、という次第。



「The Lodestone国勢調査 ワールド別統計」 

画面イメージ


ワールド別統計とは、Lodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向をいろんな角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成。

今回調査した理由は前述の通り。
前回追加した、ジャンピングポーション(ジョブレベルブースト)使用のサブキャラ除外処理も今回行っているが、その鍵となる「ジャンピングポーションを使ったジョブは、ソウルクリスタルに銘が入る」というのはどうやら不具合らしく、フォーラムで不具合報告があったものが受理済みのステータスになっている。
これが修正されると、サブキャラ判定にこの手は使えなくなる。とくに代替手段も考えられず、いつ修正されるかも未定だが、これが修正された場合はジャンピングポーションを使ったサブキャラっぽいのも入ってくると思うので予めお断りしておく。
ちなみに今回その判定で除外したキャラクター数は全体で34,864キャラクターだ。






・アクティブキャラクターは82万、紅蓮キャラクターは73万

※2018/3/3:アクティブキャラクターの判定ミスがあり、アクティブキャラクター数に大幅な訂正が入っていますが、記事の内容は投稿当時のものになっています。訂正内容についてはこちらをご確認ください。

集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
  • Lodestoneキャラクター検索でレベル36以上
  • 前回(12/1)の調査からレベル、経験値が変動している
  • 前回(12/1)の調査から、ミニオン、マウント所持数が変化している
  • 前回調査では居なかった新規キャラクター
  • マウントの所持が1体以上
  • データ取得時のジョブでジャンピングポーション使用かつ戦闘ジョブ最大レベルが60のキャラを除外
リージョン別紅蓮キャタクター数動向


アクティブキャラクター数は前回より1万6千ほど増加して約82万
新規キャラクター数はほぼ変わらず約7万。
前回非アクティブだったのが今回アクティブになった復帰キャラクター数が5万。
前回からアクティブで継続しているキャラクター数は70万

アクティブキャラクターはほぼ変わらず。新規の流入が落ち着きながら、継続しているキャラクターが多く、その結果シナリオが進捗しているキャラクターが順当に増加している感じだ。

リージョン別にみると、JPが若干減って、NA,EUが少し伸びている感じ。
装備更新の無いパッチ4.1中での集計ということで、休止判定されるキャラクターが多くでるかな、と思ったけど、意外に数字は落ちなかった。


・ワールド別の人口動態

ワールド別のアクティブキャラクター数を人口変動のデータとして一覧にまとめた。
ワールド別アクティブキャタクター数動向



表は増減の大きい順にソートしている。
今回もGoogleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。

前回調査の発表直前(データ収集後)の11月28日に優遇指定ワールドが大幅に変更され、今回はその結果が確認できるだろう。それまであった、優遇ワールドで作った新キャラが、ワールドの優遇指定が外れると恩恵が無くなる、というものキャラクター単位で継続するようになったので新規の人は優遇指定が外れることをそれほど気にしなくてよくなった。

パッチ4.2でのハウジングの土地追加もあり、ワールドの人口動態や混雑指定の解除などに関心があつまっていることだろう。
先日のPLLで「ワールドに絡む話だと平均化施策が大分浸透したため、パッチ4.2でいくつか過密ワールドに指定されているところは解除されるかもしれません。今後また確定できたらお知らせしていきます」と言っていたように、確定ではないけど可能性はありそうだ。

ということで、JPから見てみよう。
まずは、Manaデータセンター唯一の優遇ワールドであるTitanの躍進が大きい。やっぱりまだManaは人気ということだろう。
次に、混雑指定解除されたTonberryが伸ばしてきた。JPリージョンで英語話者が多いワールドとしてアジア・オセアニア圏の海外ユーザーに人気のワールドだが、鎖国中の避難先とされていたKujataは今回人口流出が多い模様。同じく英語話者の避難先視されていたTyphonは優遇指定ということもあり、人口増減ではそれほど変動は見られなかった。

その他は優遇ワールドとはいえ特に大きくアクティブキャラクター人口を伸ばすほどではなかった。前回から今回までで、新規プレイヤーが大きく増えそうなプロモーションがあったわけでもないのでこんなものだろう。もちろん優遇施策に意味がないわけじゃなく、新しく始めた人が同じ進行度の仲間を見つけやすくなるための偏りを意図的に作るのは大事だと思う。

混雑指定ワールドの動向で言えば、自然増が無い分キャラクター数はけっこう減っている。
数字的に言えばそろそろ外れてもおかしくないところだが、4.2で復帰するキャラクターのことも考えると難しい。

人口平準化を是とする運営としては、4.2でのハウジング追加で、このチャンスに通常・優遇ワールドに土地を買ったプレイヤーが定住を決意してくれた後での開国が一番リスクが無いと考えるかもしれないが、プレイヤーとしては4.2から1週間後予定の土地追加の段階で選択肢は多い方が良い、という人と土地獲得競争が増えて嫌、という人が分かれるだろう。

そういう難しい諸々を考えつつ数字を見ていく。
まず前回混雑指定解除されたCarbuncleは心配していた揺れ戻しの流入は同じく混雑指定解除されたTonbertyほどはなく、再び混雑指定されるようなことはなさそうだ。そのCarbuncleと数字上は若干下回るGungnirの混雑指定解除は期待できそうだ。Mandragoraも混雑指定解除圏にあると思う。

ShinryuBahamutは上記2ワールドより1段多い感じだ。数字上は混雑指定解除もありそうだが休止している潜在人口が多い。新規キャラクター作成制限で様子を見つつ「どうしてもお友達誘いたいなら・・・」的に手段を尽くせば道はある状態にして混雑指定を解除する可能性はあると思う。

そしてもう一段多いChocoboはどうだろう。混雑指定解除があるとすれば上記Shinryu,Bahamutの混雑指定解除の状況を見た後で・・・ともう少し長いスパンで見た方がよさそう。人口の増減的にはもう1パッチ分このペースで行けば可能性はあると思う。

4.2でハウジングの土地がどうしても欲しくてワールド移転を迷っている混雑ワールドの人は混雑ワールド指定から外れるとギルの持ち出し制限の緩和が無くなるので、決断は早い方が良いだろう。

NAリージョンをみると、NAリージョン随一のレイド勢ワールドで前回混雑指定が解除されたGilgameshが大幅に人口を伸ばしてきた。ずっとこの時を待っていたプレイヤーが多かったのだろう。ただ、この傾向が続けば再び混雑指定されるかもしれない。今回の人口増がずっと待っていたプレイヤーによる一時的なものだといのだが。

他は、人口は減少しているものの依然圧倒的なBalmungとその避難先として堅調なMateus、人口2位のLeviathanは人口増こそ緩やかなものの、このペースで行けばBalmungにと逆転しそう(混雑指定が無ければ)。

EUリージョンでは紅蓮の新設ワールドながら新規指定が解除されたLouisoixが大きく落ちて、先に新規指定を解除されて人口流出が大かったOmegaは、前回優遇指定になったことで人口を大きく伸ばした。

休止も多いが新規も多く人の入れ替わりが多いNA.EUはワールド平準化対策の効果が凄く表れていて、LouisoixOmegaのポジションチェンジはそれを象徴している感じだ。



・オメガ零式デルタ編・絶バムート踏破状況
パッチ4.1では、超高難易度レイドの絶バハムート討滅戦が実装された。
前回の調査はワールドファーストが出てから半月くらい後のタイミングで、周囲にも絶クリア者が珍しいくらいだったが、ここ最近はユーザーイベントを一緒にやっているような知り合いが絶バハをクリアして「イベント準備している中で、絶攻略もやってたの!?」って驚いたくらい、まま見かけるようになった。

一部でバトルログを自己申告でアップロードするサイトの情報をベースに絶バハクリア状況を考察する動きもあった。完全なデータは運営しか持ってないけどどうせワールド単位なんて細かいのは出てこない。出てこないものを待つより、好奇心と工夫で各自が出来る範囲のアプローチで真実に迫ろうとすることが大事なことで、どっちが正しいということでなく全体として情報が増えることが大事なのだ。

ということで、今回最新のLodestoneデータを反映した絶バハムートのワールド別踏破状況だ。

レイド踏破者数


絶バハムート討滅戦をクリアすると、称号「the Legend」と絶バハムート武器(ILはオメガデルタ編零式4層と同じ)が貰えるので、キャラクターデータ収集時に、称号「the Legend」を付けているか、絶バハムート武器を持っているキャラクター数をカウントした。前回調査で絶バハクリアと判定されたキャラクターも(今回上記条件を満たしなくても)カウントに入れている。完全に把握はできないにしろ、拾えるものはできるだけ拾っていきたいので。
絶バハムートをクリアしても、称号付けてなかったり、武器を持ってないジョブになっていた場合はカウントされないので、ご了承いただきたい。

前回の調査で僅差で2位になったChocoboだが、JPのレイド攻略ワールドの面目躍如で2位に2.6倍の大差をつける圧倒的1位。2位はGaia唯一の混雑ワールドのBahamutで、3位に前回の速報的に1位だった我らCarbuncleが入っている。4位はNAのレイド攻略ワールドのGilgameshで、この後NAワールドは29位のSargatanasまで入ってない。EUの1位は14位のRagnarokで、その他はJPのワールドが占めている。

4.3でも絶シリーズは来るようで、今回の絶バハの経験から、4.2でもそれを見越しての動きはあるかもしれない。
ちなみに合計は全体で2294(JP:1869,NA:268,EU:157)だ。
繰り返すが、これが絶ハバムート討滅戦のクリア者全体ではなく、あくまでLodestone上で第3者が確認できる状態だったものを集計したデータだ。


今回の報告は以上だ。4.2までにイイ感じのところまで狩猟を楽しみたい所存にてこれにて失礼!