パッチ5.2のリリースから約2か月弱の昨日パッチ5.25がリリースされた。
この2か月で日本だけでなく世界が大きく変わったけど、今は出来ることを各自やっていくしかないし、幸い我々は家に引きこもってやることに困ることは無い。

ということで前回2月11日の調査からの変化をみるべく、Lodestone国勢調査のデータを更新したので最新情報をお届けしよう。


画面イメージ

ワールド別統計とは、Lodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向をいろんな角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成。前回の調査は5.2リリース直前。
パッチ5.2は希望の園エデン共鳴編のリリースやIL更新、イシュガルド復興の新展開があった。

アクティブキャラクターの判定方法については従来と同様で特に変更はない。
ということで早速結果を見てみよう。




・アクティブキャラクターは86万、漆黒キャラクターは69万

集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
  • Lodestoneキャラクター検索でレベル36以上もしくはジョブがエクストラ・リミテッドジョブのキャラクター
  • 前回(2/11)の調査からレベル、経験値が変動している
  • 前回(2/11)の調査から、ミニオン、マウント所持数が変化している
  • 前回調査では居なかった新規キャラクター
  • マウントの所持が1体以上
  • データ取得時のジョブでジャンピングポーション使用(データ取得時のメイン武器のIL260かつ戦闘ジョブ最大レベルが60もしくは、同IL390で戦闘ジョブ最大レベルが70)キャラを除外
  • GC未所属でレベル50以上のキャラクターを除外
リージョン別漆黒キャラクター数動向


アクティブキャラクター数は前回(104万)から18万減少して約86万
新規キャラクター数は前回の10万からほぼ変わらず。
前回非アクティブだったのが今回アクティブになった復帰キャラクター数も前回の12万とほぼかわらない11万。
前回からアクティブで継続しているキャラクター数は82万から17万減少の約65万
漆黒開始は前回の79万から10万減少して69万

前回の100万超えから大きく下げる結果になった。
新規、復帰のボリュームは変わらず、継続キャラクターの減少分がそのまま全体の下げに繋がった。

継続キャラクター数としては、5.1リリース後の12月9日の調査と同水準だが、新規と復帰がそれぞれ15万から10万くらいに減って、前々回からマイナス10万くらいになっている。

ずっと継続しているプレイヤーにとっては、パッチリリース後というのは盛り上がって人数も多くなるというイメージだと思うが、アクティブキャラクターの統計は、だいたいパッチの後半の方が増える傾向にある。
もちろん、既存プレイヤーのログイン頻度はパッチリリース後の方が高いので体感人数は多いだろう。調査と調査の間にキャラクターデータに少しでも変化があったらアクティブとカウントするこの調査だとこういう傾向になる。
コンテンツが落ち着いたらサブキャラを動かす・・・みたいなのも影響しているかもしれない。
Lodestoneのデータからは判別することは出来ないので推測するこしかできないが。


・ワールド別の人口動態

ワールド別の人口動態も見てみよう。

人口動態


表は増減の大きい順にソートしている。今回もGoogleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。

全体的が下がっているので、各ワールドのキャラクター数も軒並み減少している。
ワールド人口平準化施策で優遇指定されているところは新規の数が多いので減少幅は少ない。

JPに比べてNAやEUはプレイヤー数の変化量が大きいのでこういう下げ局面では一気に下がる。
5.0直前に追加されたTwintaniaやSprigganもアクティブ数は他のワールドとほぼ遜色のない水準だが、レベル80キャラクター数だとまだまだ少ない。

このあたりはイシュガルド復興の進捗に如実に影響する。
イシュガルド復興は5.2リリース前までは全ワールド完走しているが、5.21で第2フェーズに入った後、現在一番進んでいるのはJPのElemental DCのTonberryが進行度29。一方TwintaniaやSprigganは進行度15。5.21に進行度いくつで開始したのか覚えてないが、Carbuncleでやっていてもかなりゲージが溜まる速度が遅かったので、5.2の復興進行度のキャップにTwintaniaやSprigganは到達しないのではないか・・・と感じた。

蒼天街がその後ハウジングエリアになることを考えると、人口の多いワールドも少ないワールドも全部一斉に開放されるより、人口の多いワールドが早く開放されてハウジングの土地を供給する。ハウジングの土地が余り気味の人口の少ないワールドはゆっくり開放していくという差がある方が、後から始める人にとってはハウジングの土地を手に入れるチャンスが残るので都合がいい。

みたいに考えているんじゃなかな・・・と。そのくらいワールド間に差がついているし、運営がそれを問題と考えて対応しようとする気配を感じない。


・希望の園エデン共鳴編零式踏破状況

5.2は新レイド共鳴編のリリースと装備アイテムレベルの更新があった。クラフターアップデートの第2弾もあったが新式自体はそれほど難易度が高くなく最初から作りやすかった。ワールド間テレポでマーケットが(買う側としては)統合され、最近は新式商戦と言ってもそれほど少数のクラフターが荒稼ぎできるような状況ではなくなった。
その代わりにクラフター向けのコンテンツとしてイシュガルド復興や昨日リリースされたスカイスチールツール・・・ということだろう。

話は反れたが、今回も最終4層の踏破でパーティに一つ確定報酬としてマウント「ラムウ」が貰えるので各ワールドでそのマウントの所持率を集計してみた。

レイド踏破者数


取得上位は相変わらずJPのChocoboワールド。あたま2つくらい抜けている。2位のBahamutも3位とは結構差がついて、3位以下はかなり差がつまっている。

ただ、3位以下の上位の顔ぶれにManaのAsuraTaitanが上位に入るようになった。絶アレキサンダー討滅戦のところからAsuraの伸びには注目していたが、零式踏破者数でも前回の覚醒編と比べて上位に来るようになったので本当にレイド人口が増えたのだろう。
Gaiaは2位のBahamutの次は15位のAlexanderまでManaとElementalのワールドが並んでいる。

下位をみてみると、Crystalデータセンターの全ワールドが並んでいる。"下位に多い"ではなく"下位を独占"している形だ。キャラクター数上位で先日まで混雑指定されていたBalmungワールドよりEUの新規ワールドのTwintaniaの方がマウント「ラムウ」取得者が多いという状況だ。

絶アレキダンダーの時もけっこう差は付いていたが、超難易度コンテンツということもあり多少極端に出ることもあるだろう・・・とは思っていたが、零式までこんな状況だと、本当にCrystalのレイドコミュニティ環境の厳しさを感じられる。


今回は特集的なテーマはなく以上となる。
FF7リメイクの発売を漁って明後日に控え、ダウンロード版はもう事前ダウンロードを開始している。
実質、明日の深夜からプレイ可能だ。

おこもりが続く時期だけど、夜更かしや睡眠不足などで体調を崩すと今の時期は病院が大変なので皆様におかれましてはくれぐれも健康や体調に留意していただきたい。