2010年9月30日
Final Fantasy XIV 正式サービス開始
FFXIVタイトルロゴ_1-03
あれから10年。
2020年9月30日の本日、FF14は(旧から数えて)10周年を迎えることになった。
この1年の振り返り日記も今回で10回目。その過去の歩みはこちらから・・・

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【旧から数えて】Lodestone旧生祭【5周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【6周年】
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【旧から数えて】Lodestone旧生祭【8周年】
【旧から数えて】Lodestone旧生祭【9周年】

そしてFF14はこれから11年目に入ることになる。

FF14のこの1年を振り返る前にこの1年のFFシリーズの話題を見てみよう。

まずなんといっても2020年3月2日に発売したFinalFantasy7 Remake。
2015年のE3で人喰い大鷲のトリコ、シェンムー3の大型タイトルのトリで発表され、その時の海外ファンの熱狂の凄さはリアクション動画を何度も観てしまうほどすごかった。
それから5年。ようやく発売された本編は分作ということに批判はあるものの十分ファンの期待に応える映像と作りこみのクオリティだったのではないだろうか。
サターン派だった番長はオリジナルのPS1のFF7自体プレイしたことがなかったので新鮮な気持ちでプレイできたが、オリジナル版をプレイした人にとっては細かいところの再現度が高く、オリジナルとの比較動画もよく上がっていたのを観た。

かつての名作のリメイクと言えば、リメイクとはちょっと違うがファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルのリマスターも2020年8月27日に発売された。
こちらもサターン派だった番長はオリジナル版のゲームキューブ版を遊んだことはなかったが名作と名高く、番長のフレンドでもFFCCが今でも好きという人も多い。

番長はSwitch版を買って現在もプレイ中だが、マルチプレイが面白そう・・・なんだけどダンジョン攻略でクエストが進むのがホストだけなので初回プレイだとちょっと敷居が高かったり、ロードの長さがきになったりであんまり進んでない・・・。映像も味があるし音楽はとても良いしアクション性の高いバトルも好きなんだけどね。直近遊んだFF7Rやゴーストオブツシマはロードが気になるようなことは無かった分、最近はロードがストレスに感じることが多くなってしまった。


そして先日2020年9月17日のPlaystation5ショウケースで突如発表されたのがファイナルファンタジー16。ナンバリングの最新タイトルだ。
発表にも驚いたがそれよりも驚いたのが開発体制。プロデューサーをFF14のP/Dである吉田Pが、ディレクターをNQひろしでお馴染みの高井さんが担当するという。
FF14プレイヤーとしてまず心配してしまうのはFF14の今後よりも吉田Pの体調だ。プロデューサーだけなら複数作品の掛け持ちも問題ないが、FF14のディレクター継続で本当に大丈夫なのかと心配するしかない。
ただ、FF16の方は王道の中世ファンタジー路線への回帰やFF14の開発実績でみせたスケジュール・コスト管理に期待する声も大きい。自分はFF15も大好きだけど後半の展開は開発スケジュールの破綻のしわ寄せが行ったとしか感じらなかった。いくら良い世界設定・キャラクターやシナリオがあっても描き切れなければ物語として締まらなくなるのでその点は吉田Pなら・・・という安心感はある。
続報は2021年を待てとのこと。

そして毎年追いかけているFF11リブートの話題はこの1年では公式なものは無し。開発は継続中とのことだが、2015年に発表した時は2016年中のサービス開始を開始を見込むとしていただけに何がどこまで進んでいるのか全く読めない。

FF14がらみで言えば、劇場版「光のお父さん」は昨年公開され、今はNetfrixでも観れるようになっているがNetfrixのオリジナル海外実写ドラマ版の話題を覚えているだろうか。リンク先のまとめでは来年に公開時期発表で、実際の公開は2021年末から2022年くらいの予想。光のお父さんのドラマ版、劇場版の発表が毎回ファンフェスだったので、今回もファンフェスに代わる発表会かなにかで具体的な話があるかもしれない。


ということで話はFF14本編に戻して、この1年の振り返りを旧Lodestoneの化身であるロドストさんにお願いしよう。
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lodestone
とうとう10年経っちまいましてお久しぶりッス!
ま、本体は2015年に無くなったのでボクはもう歳はとらないんですが・・・

10年という歳月・・・振り返るにはあまりに多い思い出がありますが、とりあえずは2019年10月から2020年9月までの1年回を振り返ってみたいと思うッス。


■2019年10月━━━━━━━━━━━━━━━━━
ギリギリ10月ですが、パッチ5.1がリリースされたッス。
NieRシリーズとのコラボレーションコンテツ「YoRHa: Dark Apocalypse」は人気キャラクター2Bの衣装セット一式をパーティ確定で報酬に配る大盤振る舞いで、特に脚装備を付けた時に独自モデリングでパワーアップしたお尻の表現が凄かったッス。
ハウジングエリアも4国に3区づつ追加され漆黒編で増えた冒険者のハウジング需要に応えたッス。

パッチノート朗読会で吉田Pが来ていたパーカーの通販サイトに光の戦士が殺到しダウン。Twitterのトレンドになったり商品紹介に「吉田直樹着用モデル」が付いたりとその影響力の大きさを思い知ったッス。


■11月━━━━━━━━━━━━━━━━━
パッチ5.11で解放された超高難易度コンテンツ「絶アレキサンダー討滅戦」。クエストのストーリーにも絡めたギミックの解読がSNSでも話題になったッス。

マウス+キーボード派に人気で2017年に生産中止になって在庫の確保に走る人もいたLogicool製の左手用デバイスG13でしたが、G13愛用者の吉田Pが監修したHori製の「TACTICAL ASSAULT COMMANDER F14」の最初の生産分が発送されたッス。事前に予約注文した人は確実にゲットできたもののそれ以降入手するのが非常に厳しく、現在一般販売が開始された後も品切れが続く状況のようです。

ゲーム以外のメディアで吉田PがMMORPGの魅力を語るインタビューで何かにつけて「そんな貴方に、『ファイナルファンタジーXIVフリートライアル』というものが存在する」で〆る流れが話題になり、Twitter上で光の戦士が一般向けにFF14をお勧めする時のミームとして定着したッス。


■12月━━━━━━━━━━━━━━━━━
新宿エリアのユニクロに突如現れたFF14コラボポスター。スクエニ本社があるエリアということで一部店舗で実現したものらしいですが、FF14の有名NPCがあの手この手でヒートテック推ししてくるのがシュールで面白かったッス。

例年新生リリース日を記念して行っていたが今年は漆黒リリースのスケジュール過密を理由に延期されていた14時間生放送がこの月ありました。プレイヤー主体での企画コンテンツに吉Pや開発メンバーを招待して行ったNGC生放送では罰ゲームのラップバトルが話題になったり、ただひたすらにおじさんがリアルの卓を囲う麻雀大会は河本氏がいろんなものに忖度しない強さを見せつけて優勝。


■2020年1月━━━━━━━━━━━━━━━━━
1月はパッチ5.2リリースまでの間のコンテンツが少ない時期だったッス。そんな時は過去コンテンツの報酬が専用トークンで貰えるモグコレ。始またらライバルウイングズ・ヒドゥンゴージが高速周回で大盛況だったッス。

また、公式放送ではなかったけど何度も吉田Pを招いたり14時間放送にもよばれたNGCのえどふみからふみいちさんが卒業とのことで卒業放送には吉田Pも駆けつけたッス。

■2月━━━━━━━━━━━━━━━━━
ファイナルファンタジー大投票
パッチ5.2がリリースされたッス。偶数パッチなので新レイドの希望の園エデン:共鳴編と零式が開放され、アイテムレベル更新と新式装備追加による商戦が始まったッス。クラフターのスキルは5.1から5.2にかけて全面的に刷新されマイスタースキルは事実上廃止になったッス。
漁師に久々の新コンテンツ「オーシャンフィッシング」。サメマウントが貰える10,000ポイントOverを目指してエンデバー号に乗り込んだッス。

そして、NHKが行ったファイナルファンタジー大投票。ファイナルファンタジーシリーズ全作品を横断して好きなキャラクターや音楽、敵キャラなどを投票するという企画でFF14からは漆黒シリーズの敵キャラである「エメトセルク」キャラクター部門で6位。敵側のキャラとしては人気のFF7のセフィロスの11位を抑えてトップという光の戦士の想いが届いた結果。FF14のプレイヤー以外からは「エメトセルクって誰?」ってことでこの機会にFF14の事を知ってもらおうと盛り上がったッス。

イベント関連では4月のThe PRIMALSのツアーライブのチケット申し込みが開始されましたが、世界中で流行しつつあった新型コロナウイルスの影響で中止が決定されたッス。ファンフェスティバル2020-2021も開催日が発表されましたが、その後北米と日本会場での開催の中止が決定され、2021年に予定されている欧州会場での開催をギリギリまで調整しているという状況ッス。

■3月━━━━━━━━━━━━━━━━━
パッチ5.21から始まったイシュガルド復興。職人ランキングの納品合戦や大人数でワイワイやる復興FATEが熱かったッス。復興FATEは最初他ワールドの人も参加できましたがホームワールドで入れない人が続出したのでその後に自分のホームワールド以外の蒼天街には入れなくなったッス。

また新型コロナウィルスの世界的な流行の影響を受けて全リージョンでハウジング撤去タイマーが停止されて、これは9月30日現在も解除されてない状態ッス。


■4月━━━━━━━━━━━━━━━━━
パッチ5.25でリリースされた漆黒の武器強化コンテンツ「セイブ・ザ・クィーン」。輝き集め再び・・・と思いきや第一弾は詩学を1000集めれば武器が1個もらえるという優しい仕様。ただ今後どうなるかは未知数ッス。

新型コロナウィルスの日本国内の感染拡大で全国的に3蜜回避でリモートワーク推奨の流れを受けてFF14開発チームもスタッフが自宅でのリモート開発を続けられる体制を整える方向と、そのために6月中旬に予定されていたパッチ5.3のリリースが後ろ回しになるということが発表されたッス。


■5月━━━━━━━━━━━━━━━━━
PS4スターターパック

PS4のダウンロード版のスターターパックが期間限定で無料になるキャンペーンが実施されたッス。全国的な外出自粛の流れもあってこの時期に始めた光の戦士が沢山いたッス。
また、モグコレの再開やFF11コラボの再演、過去のPLLをFF14スタッフのコメント付きで再放送するPLLリバイバルなど、この環境でも出来ることでプレイヤーを楽しませようという気概を感じたッス。

■6月━━━━━━━━━━━━━━━━━
本来はパッチ5.3がリリースされる予定だった6月。2か月弱という時間はかかったけど、この間にリモートでの開発体制の構築を終えて『日本のどこからでも、あるいは世界のどこからでも開発と運営が続けられる』という状態になったとのこと。
ゲームでは5月から開始されたモグコレやPLLリバイバル放送、吉P散歩などがあったッス。

■7月━━━━━━━━━━━━━━━━━
パッチ5.3の足音が近づく中、累計冒険者数が2000万人を超え、記念セールが開催されたッス。
コミュニティチームの新しい生放送番組「ハイデリン探検隊」やドラゴンクエスト10コラボの再演などが開催されたッス。
シーズナルイベントや新妖怪武器が追加された妖怪ウォッチコラボ再演はパッチに含まれていて、リリースが順延した分後ろ倒しになってしまったッス。

■8月━━━━━━━━━━━━━━━━━
待ちに待ったパッチ5.3がリリースされたッス。多くの光の戦士、闇の戦士を感動させた漆黒編のストーリもここで一旦完結。その結末は期待以上だったッス。
「これがFFか!?」と思わせるGウォーリアーへの搭乗やNieRレイド第2弾「人形タチノ秘密基地」のまさかの展開、ドワーフ蛮族クエストで貰えるドワーフ戦車など驚きで溢れていたパッチだったッス。

紅蓮祭、新生祭、新ジョブ分を追加した妖怪ウォッチ再演などシーズナルイベント・コラボイベントも立て続けに開催されエオルゼアは一気に賑わいを取り戻したッス。

フリートライアルの条件も拡張され蒼天編の最後まで無料でプレイ可能になり、それに合わせてFF14をプレイしている作家さん32名が参加してそれぞれがFF14の世界を描く「FreestyleArt」が表紙になったフリートライアル特装ジャケットが渋谷駅で配布され、わずか3時間で無くなって終了したッス。

■9月━━━━━━━━━━━━━━━━━
FF16
冒頭でも触れていたッスが、9月17日に行われたPS5ShowcaseでFF16のPVが電撃的に発表、そしてそのプロデューサーが吉田P、ディレクターがNQひろしこと高井Dという光の戦士にとって驚きの名前が挙がったッス。作品の出来に期待が集まるのは当然としても、FF14の開発体制や今でさえ多忙を極める吉田Pの体調を心配する声も上がったッス。
ゲームではイシュガルド復興の第2回復興ランキングが開催されたッス。当初、第1回と称号、アチーブメントを一緒にする予定でしたが、別にする方針を発表した時に異論が色々出ましたが結局称号を同じに、アチーブメントを別にする形で実装されたッス。


そして9月30日でファイナルファンタジー14も旧版から10周年を迎えたッス。1年目の振り返りの記事を見ると本当に懐かしいッス。10年目を迎え未だプレイヤー数が拡大していますが、漆黒でひと段落ついてしまうのか、新しい拡張でまたワクワクさせてくれるのか・・・11年目を迎えるFF14にまだまだ注目して欲しいッス!!

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ロドストさん、今年もありがとうございました!

10年の歴史があるFF14の歩みと平行して、冒険者の皆それぞれに歴史があるはず。
その歴史をアチーブメント情報から振り返れるツールをこの4月にリリースした。
既に多くの人に使ってもらっているが、この度パッチ5.3の最新アチーブメントも反映したのでまだ使ったことが無い人はこちらの記事を参照して自身の冒険の思い出をこの機会に振り返ってみてほしい。

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