FF14のワールドは2022年1月15日現在いくつあるかご存じだろうか
日本DCが32,北米DCが24,欧州DCが12。計68ワールドだ。
2021年のデジタルファンフェスでオセアニアデータセンターの新設が発表された。
その実施日が2022年1月25日と発表され、同時に既存の日本、北米、欧州データセンターの拡張予定について発表された。
その中で日本データセンターへの論理データセンターの新設とワールドリグループが発表された。
その実施日が2022年1月25日と発表され、同時に既存の日本、北米、欧州データセンターの拡張予定について発表された。
その中で日本データセンターへの論理データセンターの新設とワールドリグループが発表された。
2010年のサービス開始からここに至るまで、FF14のワールド・データセンターの変遷はユーザーコミュニティに様々な影響を及ぼしてきた。FF14にはワールドの統合、リグループによるプレイヤーコミュニティの分断や融合を経験してきた人と、そういう体験をしてこなかった人が居る。なにか議論が起こった時にその体験の差を少しでも埋めることに役立てば、とワールドやデータセンターの変遷をまとめておこうと思う。
文字数制限が来て新しいトピックが来ても追記できなくなったのでブログの方に移設した。
こちらで新たしいトピックは随時フォローしていくつもりだ。
こちらで新たしいトピックは随時フォローしていくつもりだ。
■用語の整理
【ワールド】
FF14は「MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)」というジャンルに分類されるゲームである。その多人数が同じ世界を共有する単位がワールド。
プレイヤー的にはFF14の全プレイヤーが同じワールドで遊べるのが理想だ。FF14のプレイヤーならこの仮想世界のどこかで繋がっている…。アニメや漫画、小説などで語られるオンラインゲームの世界はそんな感じだが、実際にはサーバー性能や物理的な距離による回線の遅延などで快適なプレイ環境を提供するために1ワールドの収容人数を定めて、それがプレイヤーコミュニティの単位として扱われる。プレイヤー数の増化にはワールドの追加という手段で対応する。
このコミュニティ単位はプレイヤー同士の会話では"サーバー"と呼ばれることが多い。他のゲームではサーバーと呼ばれることが多いためだ。厳密には1ワールドのサービスは複数のサーバーマシンで構成されているし、ゲームの処理もPCやPS4などにインストールして動作するクライアント側の処理とサーバー側での処理が分かれている等、技術用語としての"サーバー"とコミュニティ単位の呼称としての"サーバー"は異なる。
FF14の公式なテキストにおいて、ワールドのことを指して"サーバー"と呼称したことは私の記憶の中では無い。あくまでプレイヤー間の非公式な用語である。サーバーのスラングとしての「鯖」も同様。自分はゲーム内の会話は別にして、Lodestone国勢調査やこうした文書ではワールドを指して"サーバー"と呼ばないように心がけている。
【物理データセンター】
FF14のサービスを提供しているサーバー群を収容する建物または単位。
現在は日本、北米、欧州、オセアニアの4つ。
プレイヤーにとって、物理的に距離のある地域にある物理データセンターにあるサーバーに接続することは回線の遅延の原因となりプレイフィールに影響する。なのでグローバルにサービスを提供するのであれば各地に物理データセンターがあることが望ましい。
ただ、物理データセンターの運営には人もコストもかかるのでそれなりの規模のプレイヤー数が期待できる地域でないと設置は難しいだろう。
プレイヤーにとって、物理的に距離のある地域にある物理データセンターにあるサーバーに接続することは回線の遅延の原因となりプレイフィールに影響する。なのでグローバルにサービスを提供するのであれば各地に物理データセンターがあることが望ましい。
ただ、物理データセンターの運営には人もコストもかかるのでそれなりの規模のプレイヤー数が期待できる地域でないと設置は難しいだろう。
旧FF14の開始当初は日本データセンターだけだったが、新生にあたり北米/欧州データセンターが追加。
2013年12月のパッチ2.1で正式追加された論理データセンターで欧州推奨のChaosが作られたが、地域的には北米の東海岸にあるモントリオールにあり、実際に欧州地域に物理データセンターが追加されたのは2019年4月。
北米データセンターは後に西海岸のカルフォルニアに移設された。
北米データセンターは後に西海岸のカルフォルニアに移設された。
2022年1月にオセアニアデータセンターが追加された。所属のワールドは全て新規追加である。
【論理データセンター】
コンテンツなどのマッチング単位として複数のワールドをまとめたもの。
当初は(マッチングの)グループと呼ばれていたが、2.1から"データセンター"に呼称を変更。
※技術用語としてのデータセンターは物理データセンターを指すが、運営がマッチンググループの"呼称"としてデータセンターを選んだのは個人的には説明がややこしくなるので歓迎しなかった。
技術的な正確さより一般的なイメージに呼称を寄せるのは非公式だけでなく公式もやっているということだ。
ワールドを跨いでプレイヤーが出会うのは当初はコンテンツファインダーでの自動マッチングだけだったが、2017年1月のクロスワールドパーティ募集が追加され、2019年4月のワールド間テレポでプレイヤーは同じ論理データセンター内のワールドを自由に行き来できるようなった。
そして、2022年7月に論理データセンター間を行き来できるデータセンタートラベルが実装され、物理データセンター内でのコミュニティの壁はほぼホームワールド/データセンターとアウェイの利便性の差くらいになった。
そして、2022年7月に論理データセンター間を行き来できるデータセンタートラベルが実装され、物理データセンター内でのコミュニティの壁はほぼホームワールド/データセンターとアウェイの利便性の差くらいになった。
■ワールドの変遷
※旧FF14に関しては旧FF14の年代解説を参照のこと
2010年4月8日~6月18日 旧FF14 α/βテスト(最大10ワールド)
※FFシリーズのボスから命名
Shadowlord (闇の王:FF11)
Garland (ガーランド:FF1)
Emperor (皇帝:FF2)
Golbez (ゴルベーザ:FF4)
Exdeath (エクスデス:FF5)
Kefka (ケフカ:FF6)
Sephiroth (セフィロス:FF7)
Ultimecia (アルティミシア:FF8)
Jecht (ジェクト:FF10)
Gabranth (ガブラス:FF12)
2010年4月8日~6月18日 旧FF14 オープンβテスト(最大19ワールド)
※FFシリーズの街の名前から
Cornelia (コーネリア:FF1)
Kashuan (カシュオーン:FF2)
Gysahl (ギサール:FF3)
Mysidia (ミシディア:FF4)
Istory (イストリー:FF5)
Figaro (フィガロ:FF6)
Wutai (ウータイ:FF7)
Trabia (トラビア:FF8)
Lindblum (リンドブルム:FF9)
Besaid (ビサイド:FF10)
Selbina (セルビナ:FF11)
Rabanastre (ラバナスタ:FF12)
Bodhum (ボーダム:FF13)
Melmond (メルモンド:FF1)
Palamecia (パラメキア:FF2)
Saronia (サロニア:FF3)
Fabul (ファブール:FF4)
Karnak (カルナック:FF5)
Narshe (ナルシェ:FF6)
参考:eLeMeN
2010年9月22日 旧F14 アーリーアクセス(最大18ワールド)
オープンβからキャラクターデータの引き継ぎ無しで、ワールドはKarnak/Narsheを除いて開始。
9月30日に正式サービス開始。10月3日にKarnakが追加。計18ワールド
2012年2月9日 ワールド統合発表
既存の18ワールドを新設の10ワールドに再編。
既存プレイヤーは希望ワールドを申請。期日までに希望がない休止プレイヤーは均等に割り振り。ただし、ワールド名は統合まで非公表という内容。
既存プレイヤーコミュニティの分断を危惧したプレイヤーは反発しフォーラムに殺到。
この案は一旦取り下げられ2月17日に既存ワールドのプレイヤー/リンクシェルをそのまま統合する形に変更。
希望者のみ申請して他ワールドへ移転可能。
2012年3月27日 ワールド統合実施(10ワールド)
※ワールド名は伝説の武器の名前
Ridill (リディル:Selbinaのユーザーをそのままに名称を変更)
Masamune (マサムネ:Gysahl + Wutai)
Durandal (デュランダル:Corneria + Rabanastre)
Aegis (イージス:Figaro + Melmond)
Gurngnir (グングニル:Mysidia + Istory)
Sargatanas (サルガタナス:Lindblum + Saronia)
Balmung (バルムンク:Besid + Fabul)
Hyperion (ハイペリオン:Kashuan + Trabia)
Excalibur (エクスカリバー:Karnak+ Palamecia + Bodhum)
Ragnarok (ラグナロク:完全新設。欧州タイムゾーン推奨ワールド)
統合ワールドは当時のワールド人口を考慮したもの。FF11由来の名前を持ち最大人口だったのSelbinaはそのままRidillに。3ワールドを統合したExcaliburや、既存のコミュニティを引き継がない完全新設ワールドのRagnarokが追加された。
ワールド統合でのプレイヤー動向は当時のLodestone国勢調査を参照のこと。
2012年11月 旧FF14サービス終了(10ワールド)
11月1日。新生への引き継ぎのためにキャラクターデータ最終セーブ
11月11日のワールドシャットダウンまで最終決戦イベントが実施された。
旧Lodestoneはそのままサービスを維持。プレイヤーの要望を受けワールドも年末まで再稼働。ただしキャラクターデータの変更は反映されない。
2012年10月 新生FF14αテスト(最大3ワールド)
※ワールド名は歴代FFの召喚獣やモンスターの名前。FF14未登場のものは登場する代表作を記載
※ワールド名は歴代FFの召喚獣やモンスターの名前。FF14未登場のものは登場する代表作を記載
2012年10月29日から断続的に新生FF14αテストが実施
Chocobo (チョコボ)
Moogle (モーグリ)
Bahamut (バハムート)
Louisoix (ルイゾワ:MoogleとChocoboを統合)
2013年2月 新生FF14クローズドβテストフェーズ1・2(最大15)
Chocobo/Moogle/Bahamutは継続。キャラクターデータの引き継ぎは無し。
[2013/2/25新設]
Atomos (アトモス)
Tonberry (トンベリ)
Adamantoise (アダマントータス/アダマンタイマイ)
Coeurl (クアール)
Malboro (モルボル)
Tiamat (ティアマット)
Ultros (オルトロス)
Behemoth (ベヒーモス)
Cactuar (カクター/サボテンダー)
Cerberus (ケルベロス)
Goblin (ゴブリン)
Mandragora (マンドラゴラ)
2013年6月5 北米/欧州データセンターの設置とレガシーワールドのリグループ発表
新生での海外プレイヤーのプレイ環境向上のために海外データセンターが設置されることになった。
それにともない、旧FF14のワールド(レガシーワールド)は日本データセンターに残るワールドと北米/欧州データセンターに移設されるワールドとに分かれた。
Ridill/Masamune/Durandal/Aegis/Gungnir ⇒日本DC
Sargatanas/Balmung/Hyperion/Excalibur/Ragnarok ⇒北米/欧州DC
移設はβテストフェーズ4開始時に行われる。
キャラクターのワールド移転希望者は申請する。
βテストフェーズ3では旧FF14のキャラクターデータを引き継いだレガシーワールドが追加される。
レガシーワールド内や、サービス継続している旧Lodestone上で(フェーズ3でβテストの守秘義務が大幅緩和)コミュニティで話し合ってほしいという形。
結果として北米/欧州DC以降予定のワールドから日本語プレイヤーの多くは下記のように移転した。
Balmung→Masamune
Excalibur→Aegis
Hyperion→Durandal
Sargatanas→Gungnir
詳細は当時のLodestone国勢調査を参照。
2013年6月14 新生FF14クローズドβテストフェーズ3(最大35)
βテストフェーズ2から全て継続、キャラクターデータの引き継ぎは無し。
旧FF14からレガシーワールド10ワールドが追加。旧FF14からキャラクターデータを引き継ぎ。フェーズ3のプレイデータはフェーズ4以降には引き継がない。
[2013/6/14新設]
Garuda (ガルーダ)
Ifrit (イフリート)
Ramuh (ラムウ)
Titan (タイタン)
Diabolos (ディアボロ)
Gilgamesh (ギルガメッシュ)
Leviathan (リヴァイアサン)
Midgardsormr (ミッドガルズオルム)
Odin (オーディン)
Shiva (シヴァ)
2013年8月17-19 新生FF14オープンβテスト(最大50)
βテストフェーズ3から全て継続。オープンβの様子は当方のブログを参照
オープンβのデータは正式サービスに引き継ぎ可。ただしレベルキャップ20。
[2013/8/17新設]
Carbuncle (カーバンクル)
Kujata (クジャタ)
Alexander (アレキサンダー)
Fenrir (フェンリル)
Anima (アニマ)
Hades (ハデス)
[2013/8/17新設](JP/EN)
Typhon (テュポーン)
Ultima (アルテマ)
Faerie (フェアリー)
Exodus (エクスデス:FF12の召喚獣。FF5のボスのExdeathとは異なる)
Valefor (ヴァルファーレ:FF10の召喚獣)
Ixion (イクシオン)
Siren (セイレーン)
Lamia (ラミア)
Phoenix (フェニックス)
2013年8月24日。新生FF14アーリーアクセス。27日正式サービス開始(最大61ワールド)
オープンβから全て継続。
28日に混雑対応のためパッケージ版、ダウンロード版の販売一時停止
28日に混雑対応のためパッケージ版、ダウンロード版の販売一時停止
Pandaemonium (パンデモニウム)
Famfrit (ファムフリート)
Lich (リッチ:FF1の土を司るカオス)
コンテンツファインダーのマッチングを各物理データセンター毎から日本DC2グループ、北米/欧州DC2グループに分割
Unicorn (ユニコーン)
Yojimbo (用心棒)
Zeromus (ゼロムス:FF4のラスボス)
Asura (アスラ:FF4の幻獣界の女王)
Belias (ベリアス)
Mateus (マテウス)
Zalera (ザルエラ:FF12の召喚獣)
Brynhildr (ブリュンヒルデ:FF13の召喚獣)
コンテンツファインダーのマッチングを各物理データセンター2グループから3に分割
2013/9/18 パッケージ版/ダウンロード版販売再開
2013年12月15日。パッチ2.1でロビーサーバーが分割され現在の論理データセンターになる(61ワールド)
日本データセンターは既存の3グループがそのまま3DCに。北米/欧州データセンターは北米向け2DC,欧州向け1DCにリグループされた。
Gaia (ガイア)[論理データセンター]
Elemental (エレメンタル)
Elemental (エレメンタル)
Mana (マナ)
Aether (エーテル)
Primal (プライマル)
Chaos (カオス)
2014年4月4日。PS4版リリース。(64ワールド)
[2014/4/4新設]
Shinryu (神龍)
Jenova (ジェノヴァ:FF7のボス)
Zodiark (ゾディアーク)
2015年10月21日。欧州データセンターが新設され、Chaosデータセンターが移設(64ワールド)
欧州推奨データセンターのChaosは北米にある物理データセンターにあったが、欧州地域に物理データセンターが出来たことで欧州地域のプレイヤーの回線遅延が改善された。
欧州推奨データセンターのChaosは北米にある物理データセンターにあったが、欧州地域に物理データセンターが出来たことで欧州地域のプレイヤーの回線遅延が改善された。
2017年1月16日。パッチ3.5にてクロスワールドパーティ募集がリリース。(64ワールド)
人口の少ない過疎ワールドではパーティが組みにくいという問題があり、人口の多い過密ワールドへさらにプレイヤーが流出するという悪循環があったが、論理データセンター単位でパーティ募集ができることで過疎ワールドのプレイ環境が改善した。2017年5月17日。北米データセンターの拡張に伴う移設(最大64ワールド)
アメリカ東海岸のモントリオールにあったデータセンターを西海岸のカルフォルニアのデータセンターに移設した。
※先に欧州DCが新設されたことで欧州と距離の遠い西海岸に移設しても既存の欧州プレイヤーへの影響範囲が小さく、英語圏で北米DCでプレイしていた人も多いオセアニア地域からも近くなった。
2017年6月14日。ワールド間人口の平均化優遇施策開始と欧州DCにワールド新設(最大66ワールド)
[2017/6/16新設]※紅蓮アーリーアクセス開始日
Omega (オメガ)
Louisoix (ルイゾワ)
主に新規プレイヤーに対して人口の少ないワールドで始めることで経験値ブーストのインセンティブを付加し誘導を図る施策。人口の多いワールドへの新規作成が制限され、友達を誘えないなど過密ワールドのプレイヤーにとっては悩ましい問題もあった。施策開始から数年たった現在ではワールドのプレイヤー人口偏りは概ね解消されている。
2018年5月21日。パッチ4.3にてクロスワールドリンクシェルが実装(66ワールド)
クロスワールドパーティ募集に続きワールドの制限を超える機能。
論理データセンター単位のコミュニティが出来始める。
2019年4月2日。欧州データセンター拡張(66ワールド)
新設データセンターLightを追加し、既存のChaosデータセンターのワールドをリグループ
今後のアクセス増に備えて論理データセンターあたりの収容ワールド数を減らす施策。欧州地域では公式にサポートされているドイツ語、フランス語、英語のコミュニティがある。
フランス語圏のプレイヤーが多いワールドがChaos,ドイツ語圏のプレイヤーが多いワールドがLightに再編された。
2019年4月23日。北米データセンター拡張(66ワールド)
新設データセンターCrystalを追加し、既存のAether,Primalデータセンターのワールドをリグループ
北米では使用言語を元にした再編という性質は無く再編の意図は明かされていないが、当時最大人気でRPをするプレイヤーが多いBalmungワールドとBalmungワールドが過密で作成制限された時の代替として選ばれていたMateusがCrystalデータセンターに移ったことでレイドコンテンツのプレイ環境悪化を懸念したプレイヤーがCrystal配下のワールドからAether,Primal配下のワールドに移るという現象が起こった。Lodestone国勢調査において現在でもCrystal配下のワールドの高難易度コンテンツの消化率は低いことが分かる。2019年4月23日。パッチ4.57でワールド間テレポ実装(66ワールド)
同じ論理データセンター間のワールドを自由に行き来できるようになり、論理データセンター単位のコミュニティ活動がし易くなった。
2019年6月18日。欧州データセンターにワールド新設(68ワールド)
Twintania (ツインタニア)
Spriggan (スプリガン)
プレイヤー人口が拡大している欧州にワールドが追加された。この当時ワールド単位で達成度を競うコンテンツのイシュガルド復興がリリースされ、まだプレイヤー層が薄い新設ワールドの進捗が他のワールドに比べて苦しいことが可視化された。
2021年5月15日 デジタルファンフェルにてオセアニアデータセンターの新設が発表。
本来の予定では暁月のフィナーレのリリース前に追加予定だったが、当時世界的に流行した新型コロナウィルスの影響での移動制限や半導体不足の影響でパッチ6.1頃のリリースとなった。プレイヤー人口が拡大している欧州にワールドが追加された。この当時ワールド単位で達成度を競うコンテンツのイシュガルド復興がリリースされ、まだプレイヤー層が薄い新設ワールドの進捗が他のワールドに比べて苦しいことが可視化された。
2021年5月15日 デジタルファンフェルにてオセアニアデータセンターの新設が発表。
2021年12月16日 暁月のフィナーレリリース後の混雑対応のため新規向けパッケージの販売停止
2022年1月14日。日本データセンターに論理データセンターの新設とワールドリグループが発表
ログインやマッチングのキャパシティ向上のために1論理データセンター当たりの収容ワールド数を北米、欧州データセンターと同程度にする。
論理データセンターを1つ追加(発表時点で名称不明)。各データセンターの配下に8ワールドづつ再編(具体的なワールド構成は未定)。
2022年1月25日。オセアニアデータセンターが新設(73ワールド)
[論理データセンター]
Materia (マテリア)
[2022/1/25新設]
Bismarck (ビスマルク)
Ravana (ラーヴァナ)
Sephirot (セフィロト)
Sophia (ソフィア)
2022年3月4日 PLLにて日本DCのワールドリグループの構成が発表。
2022年7月5日 パッチ6.18でデータセンタートラベルが実装。日本データセンターのワールドリグループ実施。 欧州データセンターのChaos,Lightデータセンターに2ワールドづつ計4ワールド新設(77ワールド)
[2022/7/5新設]
Sagittarius (サジタリウス:FF12レヴェナントウィングの召喚獣)
Phantom (ファントム)
Alpha (アルファ)
Raiden (ライディーン)
2022年11月1日 北米データセンターに論理データセンター1つとワールド4つ新設(81ワールド)
→サーバー機器納品の遅延で当初予定の8月から11月に延期。
スクエニでの物理DCを建設・運営が難しい地域でも進出できる可能性を模索。
2024年3月25日 オセアニアDCへ他地域から移動する片側データセンタートラベルを実施
元々データセンタートラベルは物理DCを超えらる設計になっていたがプレイヤーコミュニティへの影響を考えてマスクしていた。黄金のレガシーリリース時の混雑に備え、オセアニアDCへ他地域から移動できる片方向のデータセンタートラベルのテストを開始。
2024年5月1日 欧州データセンターに論理データセンター新設発表
黄金のレガシーリリース時の混雑に備え、欧州データセンターに3つ目の論理データセンターShadowと配下3ワールドの新設を発表。
2024年6月11日 北米データセンターDynamisにワールド4つ新設(85ワールド)
※2024/6/28現在Raiden (ライディーン)
2022年11月1日 北米データセンターに論理データセンター1つとワールド4つ新設(81ワールド)
→サーバー機器納品の遅延で当初予定の8月から11月に延期。
Halicarnassus (ハルカリナッソス)
Maduin (マディン:FF6の幻獣。ティナの父親)
Marilith (マリリス:FF1の火を司るカオス)
将来的なインフラ設備の選択肢を増やすべくクラウドデータセンターのテストを実施。スクエニでの物理DCを建設・運営が難しい地域でも進出できる可能性を模索。
2024年3月25日 オセアニアDCへ他地域から移動する片側データセンタートラベルを実施
元々データセンタートラベルは物理DCを超えらる設計になっていたがプレイヤーコミュニティへの影響を考えてマスクしていた。黄金のレガシーリリース時の混雑に備え、オセアニアDCへ他地域から移動できる片方向のデータセンタートラベルのテストを開始。
2024年5月1日 欧州データセンターに論理データセンター新設発表
黄金のレガシーリリース時の混雑に備え、欧州データセンターに3つ目の論理データセンターShadowと配下3ワールドの新設を発表。
2024年6月11日 北米データセンターDynamisにワールド4つ新設(85ワールド)
■ワールド人口平準化施策の推移
紅蓮のリベレータがリリースされた2017年6月よりワールド間のプレイヤー人口の偏りを無くすための「ワールド間人口の平均化優遇施策」が実施されている。
この施策は、プレイヤー人口の多いワールドを「混雑」指定し、キャラクターの新規作成やホームワールド移転の受け入れを停止。その代わり「優遇」に指定されたワールドには新規キャラクターの育成に期限付きのボーナスを付与したり混雑ワールドからの移転にインセンティブを付ける。
施策実施当時はプレイヤー人口の偏りがすぐに解消するものではなかったが数年で状況はかなり改善した。
ワールドの「混雑」指定や「優遇」指定は定期的に変更される。ワールド間のプレイヤーの偏りが大分解消した現在でも、新規プレイヤーにとっては同じ時期に始めるプレイヤーが多い方が良いので人口差があまりなくても「優遇」指定を回している状況になっている。
ただし、データセンター単位でプレイヤー人口が過小だとなかなか改善は難しく、論理データセンターを新設したNAのDynamisや、物理データセンターを新設したオセアニアDCの人口過小はなかなか解消には至っていない。
Lodestone国勢調査でも各ワールドのアクティブキャラクター数の推移や優遇、混雑指定の推移はスプレッドシートに定期的にまとめているので参考にされたし。
2023年夏頃 欧州データセンターの新設論理データセンターにワールド8つ新設(93ワールド)
→論理データセンターの新設は発表もワールドの追加は現状3つ。