2023年ももう2か月が過ぎて3月に入ってしまった。年明けすぐにパッチ6.3がリリースされて、数日後には6.35がくる。6.3では人の子大好きなエオルゼア12神が好評だったアライアンスレイド「ミソロジー・オブ・エオルゼア」の第2弾「喜びの神域 エウプロシュネ」が実装された。前回登場した女神は紅一点のアーゼマ様だけだったが、今回登場した5柱の中で3柱が女神ということで女神様大放出回だった。
ハウジングエリアの拡張も大きなトラブルもなく無事抽選が行われた。暁月リリースの時からずっと停まりっぱなしだったハウジング撤去タイマーの停止も6.3から再開された。その間に休止したプレイヤーのハウスの撤去タイマーが6.3開始からカウントが始まり先日撤去され、現在抽選受付中である。新規拡張ほどではないが、LやMの土地もちらほら空いていて、数少ないチャンスに注目が集まっている。
6.31では高難易度コンテンツ「絶オメガ検証戦」が実装された。前回の「絶竜詩戦争」を凌ぐ難易度と言われて非公式のレイドレースや配信も盛り上がったが、今回も最速クリアパーティの外部ツール問題で公式からコメントが出る残念な結果になってしまった。
そんなパッチ6.3リリース後の状況を調べるべくLodestone国勢調査の更新を行った。
ワールド別統計とは、Lodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向をいろんな角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成。前回の更新は昨年末の12月31日。そこから約2か月くらいでの変化を反映している。
アクティブキャラクターの判定などの詳細などは「Lodestone国勢調査のよくある疑問」という記事にまとめてあるので参照されたし。
ハウジングエリアの拡張も大きなトラブルもなく無事抽選が行われた。暁月リリースの時からずっと停まりっぱなしだったハウジング撤去タイマーの停止も6.3から再開された。その間に休止したプレイヤーのハウスの撤去タイマーが6.3開始からカウントが始まり先日撤去され、現在抽選受付中である。新規拡張ほどではないが、LやMの土地もちらほら空いていて、数少ないチャンスに注目が集まっている。
6.31では高難易度コンテンツ「絶オメガ検証戦」が実装された。前回の「絶竜詩戦争」を凌ぐ難易度と言われて非公式のレイドレースや配信も盛り上がったが、今回も最速クリアパーティの外部ツール問題で公式からコメントが出る残念な結果になってしまった。
そんなパッチ6.3リリース後の状況を調べるべくLodestone国勢調査の更新を行った。
ワールド別統計とは、Lodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向をいろんな角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成。前回の更新は昨年末の12月31日。そこから約2か月くらいでの変化を反映している。
アクティブキャラクターの判定などの詳細などは「Lodestone国勢調査のよくある疑問」という記事にまとめてあるので参照されたし。
・アクティブキャラクターは139万、暁月キャラクターは108万
前回まではリージョン単位の集計だったが、北米新設DCのDynamisの動向を継続的に追う為にDC単位での集計に切り替えた。
集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
前回まではリージョン単位の集計だったが、北米新設DCのDynamisの動向を継続的に追う為にDC単位での集計に切り替えた。
集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
- 最大レベルが60以上(60ジャストを含まず) OR ジョブがフリートライアルで解放できないジョブ OR FC所属※
- 前回(12/31)の調査からHP,レベル、経験値が変動している
- 前回の調査から、ミニオン、マウント所持数が変化している
- 前回調査では居なかった新規キャラクター
- マウントの所持が1体以上
- データ取得時のジョブでジャンピングポーション使用(データ取得時のメイン武器のIL260かつ戦闘ジョブ最大レベルが60、同IL390と最大レベルが70、IL530と最大レベルが80)キャラを除外
新規キャラクター数は前回の15万から約4万減少の約10万。
前回非アクティブだったのが今回アクティブになった復帰キャラクター数は前回の44万から2万減少の42万。
前回からアクティブで継続しているキャラクター数は78万から8万増化の約86万。
暁月開始は108万(3万増)。暁月レベルキャップ到達は85万(1万増)。暁月クリアは77万(6万増)。
アクティブキャラクター数前回から微増かほぼ横ばいといったところ。
今回の期間は2022年のゲームアワードの「Best Community Support」と「Best Ongoing Game」を獲得したことでの注目や年末年始のパッケージ割引セールなどの増化要因はあったが、新規プレイヤーはそこまで拡大したということはなく、割合としては復帰や継続キャラクターなど既存プレイヤーが多い。
新設のDynamisはNAの中では新規キャラクターの数は少ないが、所属ワールドが他が8なのに対して4ワールドなので1ワールド当たりでは多い。NAの他ワールドに追いつくのはまだ時間がかかりそうだが、今春に追加で4ワールド追加の8ワールド構成になることが予定されている。
DC全体がマッチング範囲になっているFF14で構成ワールドが半分というのはハンデではあるが、この増加ペースで4ワールド新設してプレイヤー規模的にプレイ環境が整うのかはちょっと心配だ。
そんなDynamisDC単体よりも規模も新規増加数も少ないのがオセアニアのMateriaDC。データセンタートラベルが使えるDynamisとは違い、オセアニアリージョンだけでコミュニティを維持しないといけないのが辛いところ。
今後大きく環境が変わる可能性があるのは、来年の7.0リリースに向けての盛り上がりを作っていけるかデータセンタートラベルのリージョンロックの緩和くらいしか考えられないが、運営側の今後の対応を期待したい。
・ワールド別の人口動態
ワールド別の人口動態も見てみよう。表は増減の大きい順にソートしている。今回もGoogleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。
全体として横ばいの中、新設のワールドの伸びが目立つ。ハウジングの土地追加で新設ワールドの競争率の低さに期待したものだろう。ただ同じ新設ワールドでもOCEのMateriaは全体的低調だ。
その他は全体としてそこまで大きく増減していない。
・高難易度レイド踏破状況
暁月開始は108万(3万増)。暁月レベルキャップ到達は85万(1万増)。暁月クリアは77万(6万増)。
アクティブキャラクター数前回から微増かほぼ横ばいといったところ。
今回の期間は2022年のゲームアワードの「Best Community Support」と「Best Ongoing Game」を獲得したことでの注目や年末年始のパッケージ割引セールなどの増化要因はあったが、新規プレイヤーはそこまで拡大したということはなく、割合としては復帰や継続キャラクターなど既存プレイヤーが多い。
新設のDynamisはNAの中では新規キャラクターの数は少ないが、所属ワールドが他が8なのに対して4ワールドなので1ワールド当たりでは多い。NAの他ワールドに追いつくのはまだ時間がかかりそうだが、今春に追加で4ワールド追加の8ワールド構成になることが予定されている。
DC全体がマッチング範囲になっているFF14で構成ワールドが半分というのはハンデではあるが、この増加ペースで4ワールド新設してプレイヤー規模的にプレイ環境が整うのかはちょっと心配だ。
そんなDynamisDC単体よりも規模も新規増加数も少ないのがオセアニアのMateriaDC。データセンタートラベルが使えるDynamisとは違い、オセアニアリージョンだけでコミュニティを維持しないといけないのが辛いところ。
今後大きく環境が変わる可能性があるのは、来年の7.0リリースに向けての盛り上がりを作っていけるかデータセンタートラベルのリージョンロックの緩和くらいしか考えられないが、運営側の今後の対応を期待したい。
・ワールド別の人口動態
ワールド別の人口動態も見てみよう。表は増減の大きい順にソートしている。今回もGoogleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。
全体として横ばいの中、新設のワールドの伸びが目立つ。ハウジングの土地追加で新設ワールドの競争率の低さに期待したものだろう。ただ同じ新設ワールドでもOCEのMateriaは全体的低調だ。
その他は全体としてそこまで大きく増減していない。
・高難易度レイド踏破状況
万魔殿パンデモニウムは6.2の煉獄編零式が引き続き最高難度ではあるが実装から半年以上は経っている。今回はそこにLodestoneのデータで分かる絶オメガ検証戦のデータを追加した。
絶オメガ検証戦踏破キャラクター数の判定は今までの絶踏破者数の調査と同様、データ収集時のLodestoneのキャラクターデータで、装備に絶オメガ武器を持っているか、クリア称号を付けているキャラクターを踏破キャラクターと判定している。称号を付けてなかったり、データ収集時のLodestoneのデータがたまたま絶武器を持ってないジョブのものだったりするとカウントされない。
なので正確な数ではないが、全ワールド、全キャラクターで同じ基準でカウントしているのであくまで傾向値として参考にしてほしい。
踏破者数でトップだったのがManaのAsura。次いでChocobo、Titanと続く。
上位6ワールドがManaで7位のTonberryを挟んで上位9ワールド中8ワールドがManaだ。
現状、絶オメガの攻略は固定パーティ前提の難易度ではあるが、高難易度コンテンツ攻略の野良パーティ環境や固定メンバーの人集め環境などを考えると、絶攻略初期は環境格差が表出し易い。
DC単位で言えば次いでElementa,Gaiaが続くが、Manaを除けばJPが圧倒的に優勢ということもなく、NAやEUでレイド攻略に強いワールドが入ってくる。
もっとも攻略初期なので上位のMana以外で生じている数字の差は環境差よりもたまたま絶コンテンツを早期攻略できる人がそのワールド居たか居ないかレベルの話で統計的に優位な差とは言えない。数字で並べた便宜上ついた順番にすぎない。
今回の絶オメガ検証戦の難易度は過去の絶コンテンツと比べてどうだったか。
前回も出したアチーブメント情報からの攻略日数比較を見てみよう。
アチーブメントの集計対象は比較的プレイ環境が安定していたJPワールドのキャラクターにしている。
JP以外のデータ、論理データセンター単位の集計はGoogleスプレッドシートの方にまとめているので適当にフィルタするなどしてほしい。
カウント対象はアチーブメント情報公開キャラクターの中でコンテンツのリリースパッチ内クリアをカウントしているが、絶オメガ検証戦はまだリリースパッチ内なので達成率はこれから伸びていく。
難易度比較として注目してほしいのは、早期攻略キャラクターの各順位での攻略日数だ。
1位の日数こそ竜詩戦争や他の絶シリーズより早いが、10位の日数で既に絶竜詩戦争を超えている。
全体的な攻略難度を測るのに1位のデータというのは特定個人やチームの影響が強くズレやすいが、後半の順位になるにしたがって平均化される。
その意味で踏破順位10番目のキャラクターの攻略日数、20番目、50番目、100番目となるに従って個人や固定パーティ要因によるバラツキが減り、難度比較として有用になっていくだろう。
踏破キャラクターのアチーブメント公開がOFFになってしまえばカウントされなくなるが、後半順位の攻略日数に影響するほど上位陣が一斉に非公開にしたり、隠れた早期達成者が一斉にONにしたりすることも考えにくいのでこの時点での難易度比較としても有用な数字だと考えている。
なので、アチーブメントの10位から100位くらいの攻略日数比較で言えば絶シリーズのリリース当時の相対的な難易度比較は下記のように評価できる。
初の絶シリーズの絶バハムート討滅戦はプレイヤーも開発も絶の攻略や難易度調整がつかみきれてなかった故の難易度だったという面はあるので、それを除けばコンテンツとしては絶オメガは過去最高難度と言ってもいいコンテンツだと思うので、今も絶オメガの攻略をがんばっているパーティ諸兄を引き続き応援しております。
話は少し変わるが、既に触れたように今回の絶オメガ検証戦で最速攻略したと言われているキャラクターに関しては運営からの発表にあるように不正行為の疑いが持たれ、吉田P個人としては不正行為による攻略はワールドファーストとしては認めないとの意思表示があった。
アチーブメント統計としては、個別のキャラクターに対する調査結果が運営から公表されない以上はキャラクターのアチーブメント情報に個別の判断を挟む余地はなくそのままカウントするしかない。
過去のコンテンツで言えば、大迷宮バハムート邂逅編の早期クリア1位のクリア日数も公式発表より短い。当時モンスターの行動が止まるバグが発見されて修正されるまで一時コンテンツ閉鎖したこともあった。これは不正行為ではなくバグで発見者はバグの再現に運営に協力もしている。現在確認できるクリアアチーブメント情報も時期的には一致しているのでおそらくそのバグでのクリア情報を拾っているのだと思うが、内部関係者でもない自分には情報も事情も分からないので個別の事情を考えてデータを間引くのは難しい。
なので自分としてはデータ収集方法と集計方法をオープンにして、あとの解釈はデータを読む皆様の方で公開されている情報を元にいろいろ割り引いて解釈していただくしかないということをご承知おきいただきたい。
今回の調査報告は以上だ。
毎度の宣伝で恐縮だがLodestoneのアチーブメントデータから自分のキャラクターの歩みを可視化できるジョナサスレポートも暁月の最新状況に対応させたのでぜひ使ってみてほしい。
※キャラクター年表はクリア済みメインクエストまでのネタバレが含まれるのでSNSで共有する時はご注意ください。
絶オメガ検証戦踏破キャラクター数の判定は今までの絶踏破者数の調査と同様、データ収集時のLodestoneのキャラクターデータで、装備に絶オメガ武器を持っているか、クリア称号を付けているキャラクターを踏破キャラクターと判定している。称号を付けてなかったり、データ収集時のLodestoneのデータがたまたま絶武器を持ってないジョブのものだったりするとカウントされない。
なので正確な数ではないが、全ワールド、全キャラクターで同じ基準でカウントしているのであくまで傾向値として参考にしてほしい。
踏破者数でトップだったのがManaのAsura。次いでChocobo、Titanと続く。
上位6ワールドがManaで7位のTonberryを挟んで上位9ワールド中8ワールドがManaだ。
現状、絶オメガの攻略は固定パーティ前提の難易度ではあるが、高難易度コンテンツ攻略の野良パーティ環境や固定メンバーの人集め環境などを考えると、絶攻略初期は環境格差が表出し易い。
DC単位で言えば次いでElementa,Gaiaが続くが、Manaを除けばJPが圧倒的に優勢ということもなく、NAやEUでレイド攻略に強いワールドが入ってくる。
もっとも攻略初期なので上位のMana以外で生じている数字の差は環境差よりもたまたま絶コンテンツを早期攻略できる人がそのワールド居たか居ないかレベルの話で統計的に優位な差とは言えない。数字で並べた便宜上ついた順番にすぎない。
今回の絶オメガ検証戦の難易度は過去の絶コンテンツと比べてどうだったか。
前回も出したアチーブメント情報からの攻略日数比較を見てみよう。
アチーブメントの集計対象は比較的プレイ環境が安定していたJPワールドのキャラクターにしている。
JP以外のデータ、論理データセンター単位の集計はGoogleスプレッドシートの方にまとめているので適当にフィルタするなどしてほしい。
カウント対象はアチーブメント情報公開キャラクターの中でコンテンツのリリースパッチ内クリアをカウントしているが、絶オメガ検証戦はまだリリースパッチ内なので達成率はこれから伸びていく。
難易度比較として注目してほしいのは、早期攻略キャラクターの各順位での攻略日数だ。
1位の日数こそ竜詩戦争や他の絶シリーズより早いが、10位の日数で既に絶竜詩戦争を超えている。
全体的な攻略難度を測るのに1位のデータというのは特定個人やチームの影響が強くズレやすいが、後半の順位になるにしたがって平均化される。
その意味で踏破順位10番目のキャラクターの攻略日数、20番目、50番目、100番目となるに従って個人や固定パーティ要因によるバラツキが減り、難度比較として有用になっていくだろう。
踏破キャラクターのアチーブメント公開がOFFになってしまえばカウントされなくなるが、後半順位の攻略日数に影響するほど上位陣が一斉に非公開にしたり、隠れた早期達成者が一斉にONにしたりすることも考えにくいのでこの時点での難易度比較としても有用な数字だと考えている。
なので、アチーブメントの10位から100位くらいの攻略日数比較で言えば絶シリーズのリリース当時の相対的な難易度比較は下記のように評価できる。
絶バハ>絶オメガ>絶竜詩>絶アルテマ>絶アレキ
初の絶シリーズの絶バハムート討滅戦はプレイヤーも開発も絶の攻略や難易度調整がつかみきれてなかった故の難易度だったという面はあるので、それを除けばコンテンツとしては絶オメガは過去最高難度と言ってもいいコンテンツだと思うので、今も絶オメガの攻略をがんばっているパーティ諸兄を引き続き応援しております。
話は少し変わるが、既に触れたように今回の絶オメガ検証戦で最速攻略したと言われているキャラクターに関しては運営からの発表にあるように不正行為の疑いが持たれ、吉田P個人としては不正行為による攻略はワールドファーストとしては認めないとの意思表示があった。
アチーブメント統計としては、個別のキャラクターに対する調査結果が運営から公表されない以上はキャラクターのアチーブメント情報に個別の判断を挟む余地はなくそのままカウントするしかない。
過去のコンテンツで言えば、大迷宮バハムート邂逅編の早期クリア1位のクリア日数も公式発表より短い。当時モンスターの行動が止まるバグが発見されて修正されるまで一時コンテンツ閉鎖したこともあった。これは不正行為ではなくバグで発見者はバグの再現に運営に協力もしている。現在確認できるクリアアチーブメント情報も時期的には一致しているのでおそらくそのバグでのクリア情報を拾っているのだと思うが、内部関係者でもない自分には情報も事情も分からないので個別の事情を考えてデータを間引くのは難しい。
なので自分としてはデータ収集方法と集計方法をオープンにして、あとの解釈はデータを読む皆様の方で公開されている情報を元にいろいろ割り引いて解釈していただくしかないということをご承知おきいただきたい。
今回の調査報告は以上だ。
毎度の宣伝で恐縮だがLodestoneのアチーブメントデータから自分のキャラクターの歩みを可視化できるジョナサスレポートも暁月の最新状況に対応させたのでぜひ使ってみてほしい。
※キャラクター年表はクリア済みメインクエストまでのネタバレが含まれるのでSNSで共有する時はご注意ください。