最新拡張パック「黄金のレガシー」が6月28日にアーリーアクセス、7月2日の正式リリースされた。
本日で新生リリース11周年を迎えるFF14だが、数年前に運営規模を拡大する決断をしてデータセンター増強や空いているデータセンターへ移動してプレイができる仕組み作りなどが功を奏したかアクセス制限など発生せずサービスを提供し続けた。
「プレイヤー数自体が減っているから捌けたんじゃないのか」という声もあったが、今回新生リリース以降最大同時接続数を記録したという公式コメントもあった。
ということでプレイヤー数的には大盛況となった「黄金のレガシー」のリリースだが本編の評価の方は芳しくない。レビュー集積サイトMetacriticでのメディアスコアは79。
これはローンチ失敗と言われた旧版FF14を除けば新生からを含めて一番低いスコアだ。
プレイヤーの立ち位置が物語の主役でなくサポート的立ち位置でのストーリー体験になってしまった事やグラフィックアップデートの影響で愛着のある自分のキャラクターの印象が変わってしまったことに違和感を持つ居るなど、プレイヤーによって好みが分かれるところはあった。
自分は幸い好みに合わない部分は無かったので大いに楽しめた。
キャラクターの描写不足で登場人物の台詞や行動に違和感を感じた部分もあったが、別に自分の行動や台詞でもないので、それはそれとしてサプライズな展開や演出を楽しんでいた。
だが主人公への共感を大事にしていて
「自分ならこんなことはしない」
とか気になりだすとストーリーを楽しめなくなってしまう気持ちはよく分かる。
とはいえ、ストーリーを除けばゲームシステムは改修されてゲーム体験は良くなっているはずなのに暁月の92から13ポイント、新生の86を7ポイントも下回ってしまったのは「なんでそこまで評価が低いのか」と思ってしまう。
メディアのスコアを並べみてみるとなんとなく見えてきた。
暁月や漆黒だと10/10を付けていたメディアも多かったが
「悪くはないけど前作を超えるモノを見せてくれないと10点はやれんな」
みたいな感じで評価が高くて9/10。
ストーリー体験の問題を塗り替えるようなゲーム体験もなく厳しめなところは7/10、
もろもろ平均して79点。みたいな感じだった。
FF14はこれまで拡張のたびに前作を超える評価を得てきていたので「期待を超えてこなかった」という点が大きかったのだと思う。
毎回拡張のたびに今までにない新しいゲーム体験が提供されてきたわけではない。
新しいゲーム体験を提供するような機能やコンテンツは拡張のX.1~X.5のような途中に来ることが多いのでMetacriticの評価対象になりにくい。
それでも拡張リリースの度に前作越えを続けてこれた大きな要因が拡張で追加されるエリアやキャラクター、ストーリー体験だったわけで、ここがコケると大きいんだな、ということが分かった。
ということで黄金のレガシーリリースから早2か月ほどが経つわけだが、7.0がリリースされて新ワールド、新種族、新ジョブなどいろいろ追加があった部分があるのでLodestone国勢調査を見てみよう。
ワールド別統計とはLodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向を様々な角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成だ。
前回の更新は黄金のレガシーリリース前の6月12日。そこから2か月強の中でキャラクターデータに変化のあったものをアクティブキャラクターとして集計している。
今回はLodestoneにも修正が入り、キャラクター情報の公開範囲のコントロール機能が拡充された。
これまではゲームに存在するキャラクターは全てLodestoneで確認でき、フレンド情報やアクティビティ、アチーブメントなど一部非公開にできる情報はあったが、キャラクターのステータスや所持ミニオン、マウントなどは全キャラクター公開されていて、Lodestone国勢調査もその前提でデータを収集して集計していた。
それが今回の修正でキャラクター情報、プロフィール、装備やレベル、ミニオン、マウントなど基本的にLodestoneでのキャラクター情報の全ての項目で公開範囲を細かく設定できるようになった。
それがLodestone国勢調査でのキャラクターデータの代表性にどれだけ影響するのだろうか。
そのあたりも今回探ってみることにした。
データの収集方法などを記載している「Lodestone国勢調査のよくある疑問」は現状は黄金のレガシーリリース前の内容だが、追って今回の調査の結果を反映して更新する予定だ。
本日で新生リリース11周年を迎えるFF14だが、数年前に運営規模を拡大する決断をしてデータセンター増強や空いているデータセンターへ移動してプレイができる仕組み作りなどが功を奏したかアクセス制限など発生せずサービスを提供し続けた。
「プレイヤー数自体が減っているから捌けたんじゃないのか」という声もあったが、今回新生リリース以降最大同時接続数を記録したという公式コメントもあった。
ということでプレイヤー数的には大盛況となった「黄金のレガシー」のリリースだが本編の評価の方は芳しくない。レビュー集積サイトMetacriticでのメディアスコアは79。
これはローンチ失敗と言われた旧版FF14を除けば新生からを含めて一番低いスコアだ。
プレイヤーの立ち位置が物語の主役でなくサポート的立ち位置でのストーリー体験になってしまった事やグラフィックアップデートの影響で愛着のある自分のキャラクターの印象が変わってしまったことに違和感を持つ居るなど、プレイヤーによって好みが分かれるところはあった。
自分は幸い好みに合わない部分は無かったので大いに楽しめた。
キャラクターの描写不足で登場人物の台詞や行動に違和感を感じた部分もあったが、別に自分の行動や台詞でもないので、それはそれとしてサプライズな展開や演出を楽しんでいた。
だが主人公への共感を大事にしていて
「自分ならこんなことはしない」
とか気になりだすとストーリーを楽しめなくなってしまう気持ちはよく分かる。
とはいえ、ストーリーを除けばゲームシステムは改修されてゲーム体験は良くなっているはずなのに暁月の92から13ポイント、新生の86を7ポイントも下回ってしまったのは「なんでそこまで評価が低いのか」と思ってしまう。
メディアのスコアを並べみてみるとなんとなく見えてきた。
暁月や漆黒だと10/10を付けていたメディアも多かったが
「悪くはないけど前作を超えるモノを見せてくれないと10点はやれんな」
みたいな感じで評価が高くて9/10。
ストーリー体験の問題を塗り替えるようなゲーム体験もなく厳しめなところは7/10、
もろもろ平均して79点。みたいな感じだった。
FF14はこれまで拡張のたびに前作を超える評価を得てきていたので「期待を超えてこなかった」という点が大きかったのだと思う。
毎回拡張のたびに今までにない新しいゲーム体験が提供されてきたわけではない。
新しいゲーム体験を提供するような機能やコンテンツは拡張のX.1~X.5のような途中に来ることが多いのでMetacriticの評価対象になりにくい。
それでも拡張リリースの度に前作越えを続けてこれた大きな要因が拡張で追加されるエリアやキャラクター、ストーリー体験だったわけで、ここがコケると大きいんだな、ということが分かった。
ということで黄金のレガシーリリースから早2か月ほどが経つわけだが、7.0がリリースされて新ワールド、新種族、新ジョブなどいろいろ追加があった部分があるのでLodestone国勢調査を見てみよう。
ワールド別統計とはLodestoneのキャラクター情報を収集・分析して、ワールド毎のプレイヤー動向を様々な角度で掘り下げるLodestone国勢調査の集大成だ。
前回の更新は黄金のレガシーリリース前の6月12日。そこから2か月強の中でキャラクターデータに変化のあったものをアクティブキャラクターとして集計している。
今回はLodestoneにも修正が入り、キャラクター情報の公開範囲のコントロール機能が拡充された。
これまではゲームに存在するキャラクターは全てLodestoneで確認でき、フレンド情報やアクティビティ、アチーブメントなど一部非公開にできる情報はあったが、キャラクターのステータスや所持ミニオン、マウントなどは全キャラクター公開されていて、Lodestone国勢調査もその前提でデータを収集して集計していた。
それが今回の修正でキャラクター情報、プロフィール、装備やレベル、ミニオン、マウントなど基本的にLodestoneでのキャラクター情報の全ての項目で公開範囲を細かく設定できるようになった。
それがLodestone国勢調査でのキャラクターデータの代表性にどれだけ影響するのだろうか。
そのあたりも今回探ってみることにした。
データの収集方法などを記載している「Lodestone国勢調査のよくある疑問」は現状は黄金のレガシーリリース前の内容だが、追って今回の調査の結果を反映して更新する予定だ。
・アクティブキャラクターは144万、黄金キャラクターは109万
集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
黄金のレガシーリリースでアクティブキャラクター数は大きく増加している。
新規の増加はそれほど多くないが、復帰キャラクター数や前回から継続してプレイしているキャラクターの数が全体を押し上げている。
アーリーアクセスの予約特典のマメット・ジダンの所持キャラクター数の伸びがほぼ倍になっている。
予約特典の経験値アップのイヤリングなど予約したらすぐもらえるのに、それでも直前まで予約しない人が多かったということだろう。
アクティブキャラクター数に144万に対して黄金開始しているキャラクター数は76%,レベル100到達は53%、黄金のレガシーのストーリークリアしているのが46%だ。
「自分の周りはほとんどもうメインクエストクリアしている」という人もいるだろうが、普通の人はプレイスタイルの近い人と付き合うことが多いので各々の印象と全体統計はズレることも多い。
そういうズレを修正していく意味でも全体統計は意味のあるものだ。
今回の黄金のレガシーリリース後最初の数字と前回の暁月のフィナーレのリリース後2022年1月3日の調査の数字を比較してみよう。
暁月と比較して黄金のアクティブキャラクター数は多いが、新規、継続、拡張EAの方は暁月の方が多い。全体のアクティブキャラクター数の違いを考えれば割合としては結構特徴が出ている。
漆黒は黄金や暁月に比べると少なく感じるが、ここから数字を伸ばし始めた起点のような拡張だ。
当時は漆黒直前に大きくアクティブ数を増やし多くが継続してプレイする層になってくれた。
それら暁月、漆黒での新規キャラクター数に比べて黄金の新規キャラクター数は少ない。
集計対象のベースとなるアクティブキャラクターの判定基準は以下の通り。
- 最大レベルが70以上(70ジャストを含まず) OR ジョブがフリートライアルで解放できないジョブ OR FC所属※
- 前回(6/12)の調査からHP,レベル、経験値が変動している
- 前回の調査から、ミニオン、マウント所持数が変化している
- 前回調査では居なかった新規キャラクター
- Lodestoneのプロフィール、ミニオン、マウントを全体公開しているキャラクター
- マウントの所持が1体以上
- データ取得時のジョブでジャンピングポーション使用(データ取得時のメイン武器のIL390と最大レベルが70、IL530と最大レベルが80、IL660と最大レベルが90)キャラを除外
アクティブキャラクター数は前回(122万)から22万増加の約144万。
新規キャラクター数は前回の10万から2万増加の約12万。
前回非アクティブだったのが今回アクティブになった復帰キャラクター数は前回の21万から9万増加の約30万。
前回からアクティブで継続しているキャラクター数は92万から10万増加の約102万。
黄金開始は109万。黄金レベルキャップ到達は76万。黄金クリアは68万。
黄金のレガシー予約特典のマメット・ジタンの所持キャラクター数は前回の57万から52万増加の約109万
黄金のレガシーコレクターエディションの特典のマメット・ガーネットの所持キャラクター数は約54万黄金開始は109万。黄金レベルキャップ到達は76万。黄金クリアは68万。
黄金のレガシー予約特典のマメット・ジタンの所持キャラクター数は前回の57万から52万増加の約109万
黄金のレガシーリリースでアクティブキャラクター数は大きく増加している。
新規の増加はそれほど多くないが、復帰キャラクター数や前回から継続してプレイしているキャラクターの数が全体を押し上げている。
アーリーアクセスの予約特典のマメット・ジダンの所持キャラクター数の伸びがほぼ倍になっている。
予約特典の経験値アップのイヤリングなど予約したらすぐもらえるのに、それでも直前まで予約しない人が多かったということだろう。
アクティブキャラクター数に144万に対して黄金開始しているキャラクター数は76%,レベル100到達は53%、黄金のレガシーのストーリークリアしているのが46%だ。
「自分の周りはほとんどもうメインクエストクリアしている」という人もいるだろうが、普通の人はプレイスタイルの近い人と付き合うことが多いので各々の印象と全体統計はズレることも多い。
そういうズレを修正していく意味でも全体統計は意味のあるものだ。
今回の黄金のレガシーリリース後最初の数字と前回の暁月のフィナーレのリリース後2022年1月3日の調査の数字を比較してみよう。
暁月と比較して黄金のアクティブキャラクター数は多いが、新規、継続、拡張EAの方は暁月の方が多い。全体のアクティブキャラクター数の違いを考えれば割合としては結構特徴が出ている。
漆黒は黄金や暁月に比べると少なく感じるが、ここから数字を伸ばし始めた起点のような拡張だ。
当時は漆黒直前に大きくアクティブ数を増やし多くが継続してプレイする層になってくれた。
それら暁月、漆黒での新規キャラクター数に比べて黄金の新規キャラクター数は少ない。
それは前回の拡張直前でのLodestone国勢調査比較でも顕著だった。
漆黒、黄金で増加した潜在プレイヤー層の厚さで「とりあえず黄金のレガシーのメインクエストくらいはプレイしておくか」という感じでアクティブキャラクター数は伸びているが、新規プレイヤーが増えるような動きには繋がっていない。
暁月リリース前の時期に海外ストリーマー発のムーブメントやコロナ過の巣ごもり需要での伸びはかなり外部要因が大きい。
漆黒リリース前の伸びは、これまでとテイストの違うロック調の漆黒トレイラーや新種族ヴィエラ女性、ロスガス男性の追加、劇場版「光のお父さん」の公開など新規の人の目を引きやすい話題があった。
それらと比べても黄金のレガシーリリース前の新規プレイヤー層にも届くような話題性は乏しかった。
グラフィックも刷新し、新生から最新まで通してソロプレイ環境も整った黄金のレガシーがリリース後の内容で大評判になっていたらここから伸びるかもしれないが、冒頭でも紹介したようによく言って賛否両論状態だ。
賛否両論で離れる人が増えて新規プレイヤー数が伸び悩めば当然全体のプレイヤー数は減っていく。
それですぐに廃れるようなものではないが今までと同じことを続けていて浮上することは難しいだろう。
MMORPGの大先輩であるWoWも一時期は低迷してFF14にプレイヤーが流れていた時期があったと聴いている。自分はWoWをプレイしたことがないので外野から話題になった記事をみるくらいしかないのだけど下記の記事を見てみると最近はけっこう盛り返しているようだ。
「World of Warcraft」の現在の推定アクティブプレイヤー数が判明。 - kultur.jp
記事の中に復活の要因として
「アンケートの結果、開発チームが成功に繋がったと思っていた要素は、プレイヤーからは不評だったことがわかった。」
として、プレイヤーからの批判の声に真摯に向き合い
「ハイファンタジーへの回帰とより奥深いストーリー、ゲームプレイの強化、頻繁なアップデート、長期的なロードマップの公開、プレイヤーの声を聞くコミュニティベースの拡張に注力した」
と言及されている。
FF14では暁月のフィナーレで長く続いたハイデリン・ゾディアーク編のストーリーに一区切りが付いた。
その時点で「次どんなのがいい?」と聞いてもボヤけた回答しか返ってこなかったと思う。
そして開発がいろいろ悩んで考えて出してきたのが黄金のレガシーなのだから、実際にプレイしたプレイヤーにどんなプレイヤーにどこがウケてどこがウケなかったのかはちゃんと分析して次に活かして欲しい。
・ワールド別の人口動態
ワールド別の人口動態も見てみよう。表は増減の大きい順にソートしている。Googleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。
北米DCのDynamisデータセンターに4ワールドが新設され、全体で85ワールドになった。
北米DCではDynamisのアクティブキャラクター数が7万で他3DCは20万と大きく開きがあるが、新規キャラクター数は他が14,000程に対して17,000と一番多い。パーセンテージにすると7%と24%だ。
新規拡張に合わせてワールドを追加したDynamisは立ち上げに成功したのだろうか。
そう簡単でもない。Dynamis内でもかなり格差が起きている。
キャラクター増加数が一番高かったのはDynamis新設当初からあったSeraph。なんと一気に混雑指定になっている。
キャラクター数増加の2番目に今回新設したKrakenが来ている。Krakenのアクティブキャラクター7300の内、新規が3000で4300が他ワールドからの転入だ。
この2ワールドは他ワールドからの転入も多く、影響力の髙いインフルエンサーが居るのか、どこかのコミュニティで誘導があったのか事情はわからないが何らかのムーブメントを感じる。
Dynamisの他3つの新設ワールドは3000前後とKrakenの半分弱と伸び悩んでいる。
漆黒、黄金で増加した潜在プレイヤー層の厚さで「とりあえず黄金のレガシーのメインクエストくらいはプレイしておくか」という感じでアクティブキャラクター数は伸びているが、新規プレイヤーが増えるような動きには繋がっていない。
暁月リリース前の時期に海外ストリーマー発のムーブメントやコロナ過の巣ごもり需要での伸びはかなり外部要因が大きい。
漆黒リリース前の伸びは、これまでとテイストの違うロック調の漆黒トレイラーや新種族ヴィエラ女性、ロスガス男性の追加、劇場版「光のお父さん」の公開など新規の人の目を引きやすい話題があった。
それらと比べても黄金のレガシーリリース前の新規プレイヤー層にも届くような話題性は乏しかった。
グラフィックも刷新し、新生から最新まで通してソロプレイ環境も整った黄金のレガシーがリリース後の内容で大評判になっていたらここから伸びるかもしれないが、冒頭でも紹介したようによく言って賛否両論状態だ。
賛否両論で離れる人が増えて新規プレイヤー数が伸び悩めば当然全体のプレイヤー数は減っていく。
それですぐに廃れるようなものではないが今までと同じことを続けていて浮上することは難しいだろう。
MMORPGの大先輩であるWoWも一時期は低迷してFF14にプレイヤーが流れていた時期があったと聴いている。自分はWoWをプレイしたことがないので外野から話題になった記事をみるくらいしかないのだけど下記の記事を見てみると最近はけっこう盛り返しているようだ。
「World of Warcraft」の現在の推定アクティブプレイヤー数が判明。 - kultur.jp
記事の中に復活の要因として
「アンケートの結果、開発チームが成功に繋がったと思っていた要素は、プレイヤーからは不評だったことがわかった。」
として、プレイヤーからの批判の声に真摯に向き合い
「ハイファンタジーへの回帰とより奥深いストーリー、ゲームプレイの強化、頻繁なアップデート、長期的なロードマップの公開、プレイヤーの声を聞くコミュニティベースの拡張に注力した」
と言及されている。
FF14では暁月のフィナーレで長く続いたハイデリン・ゾディアーク編のストーリーに一区切りが付いた。
その時点で「次どんなのがいい?」と聞いてもボヤけた回答しか返ってこなかったと思う。
そして開発がいろいろ悩んで考えて出してきたのが黄金のレガシーなのだから、実際にプレイしたプレイヤーにどんなプレイヤーにどこがウケてどこがウケなかったのかはちゃんと分析して次に活かして欲しい。
・ワールド別の人口動態
ワールド別の人口動態も見てみよう。表は増減の大きい順にソートしている。Googleのスプレッドシート版にシートを追加する形で公開しているので、気になる人はいろんな切り口で見て欲しい。
北米DCのDynamisデータセンターに4ワールドが新設され、全体で85ワールドになった。
北米DCではDynamisのアクティブキャラクター数が7万で他3DCは20万と大きく開きがあるが、新規キャラクター数は他が14,000程に対して17,000と一番多い。パーセンテージにすると7%と24%だ。
新規拡張に合わせてワールドを追加したDynamisは立ち上げに成功したのだろうか。
そう簡単でもない。Dynamis内でもかなり格差が起きている。
キャラクター増加数が一番高かったのはDynamis新設当初からあったSeraph。なんと一気に混雑指定になっている。
キャラクター数増加の2番目に今回新設したKrakenが来ている。Krakenのアクティブキャラクター7300の内、新規が3000で4300が他ワールドからの転入だ。
この2ワールドは他ワールドからの転入も多く、影響力の髙いインフルエンサーが居るのか、どこかのコミュニティで誘導があったのか事情はわからないが何らかのムーブメントを感じる。
Dynamisの他3つの新設ワールドは3000前後とKrakenの半分弱と伸び悩んでいる。
Dynamisの既存ワールドでSeraph以外はアクティブキャラクター数1万前後と他の北米データセンターの半分弱だが、Seraphは追いつきつつある。
北米データセンターはAetherDCは全混雑の鎖国状態、PrimalとCrystalは半分が混雑とかなり強く誘導を掛けている。Seraphという中心になりそうなワールドが出て来たことで今後Dynamisはどういう発展をしていくのか気になるところだ。
日本データセンターは一時期ManaDCが全混雑指定になったが現在は解除されどこのデータセンターでもキャラクターを作れるようにはなっている。
Manaが混雑指定されていたにも関わらずキャラクター数増加で上位に来ていて、Mana以外の混雑指定されたワールドはその分だけ増加数が落ちている。
ただキャラクター数で見れば比較的平準化されていると言えるだろう。
データセンタートラベルが実装されて以降問題なっていたMana一極集中問題に対してようやく対策が取られた。
黄金のレガシーのリリースに合わせて、ホームワールドのプレイヤーを優先してそれ以外のプレイヤーのログイン上限を抑える施策を実施してきた。
この措置は拡張リリース初期の一時的な措置であったが、7月30日に恒久的な一極集中対策を入れてきた。
混雑ワールドへのワールド間テレポや混雑ワールドのあるデータセンターへのデータセンタートラベルのログイン上限を絞って、移動に時間がかかるようになった。
今は未だ高難易度レイドが実装されて間もないので各データセンターともパーティ募集はそれぞれ活況だが、やがて募集が少なくなると自然と募集・参加が多いところに集まるのでその頃にこの制限がどう評価されるのか注目だ。
その中でも1位になったのはAsuraだ。最近だと早期ではChocoboを上回る事も多い。
Manaに続くワールドはJPではなくNAのGilgamesh。NAでは昔から高難易度コンテンツの踏破状況でトップにくるワールドだ。アクティブキャラクターに対するクリア率は高くないがキャラクター人口そのものが多いので踏破キャラクター数で上位に来ている。
以下、ElementalとGaiaのワールドが並ぶ。
OCEやDynamisの新設ワールドなどアクティブキャラクター数の少ないワールドは厳しい。
それでもDynamisはデータセンタートラベルでNAの他DCに行けるが、OCEはOCEのプレイヤーコミュニティ内で何とかしないといけないのが辛い。
先に伝えた通り、この集計は週一制限でパーティで1人しか取得できない「モノホイールS1」の所持キャラクター数で計っている。実際に踏破したキャラクター数で言えばこの3倍、4倍はいると思うのでご注意を。
北米データセンターはAetherDCは全混雑の鎖国状態、PrimalとCrystalは半分が混雑とかなり強く誘導を掛けている。Seraphという中心になりそうなワールドが出て来たことで今後Dynamisはどういう発展をしていくのか気になるところだ。
日本データセンターは一時期ManaDCが全混雑指定になったが現在は解除されどこのデータセンターでもキャラクターを作れるようにはなっている。
Manaが混雑指定されていたにも関わらずキャラクター数増加で上位に来ていて、Mana以外の混雑指定されたワールドはその分だけ増加数が落ちている。
ただキャラクター数で見れば比較的平準化されていると言えるだろう。
データセンタートラベルが実装されて以降問題なっていたMana一極集中問題に対してようやく対策が取られた。
黄金のレガシーのリリースに合わせて、ホームワールドのプレイヤーを優先してそれ以外のプレイヤーのログイン上限を抑える施策を実施してきた。
この措置は拡張リリース初期の一時的な措置であったが、7月30日に恒久的な一極集中対策を入れてきた。
混雑ワールドへのワールド間テレポや混雑ワールドのあるデータセンターへのデータセンタートラベルのログイン上限を絞って、移動に時間がかかるようになった。
今は未だ高難易度レイドが実装されて間もないので各データセンターともパーティ募集はそれぞれ活況だが、やがて募集が少なくなると自然と募集・参加が多いところに集まるのでその頃にこの制限がどう評価されるのか注目だ。
・高難易度レイド踏破状況
7月30日リリースのパッチ7.05で至天の座アルカディア零式ライトヘビー級が実装された。
リリースと同時に行われたジョブ調整でジョブ格差をアッパー調整で埋めてきたが、ボスのHP調整はアッパー調整に無理に合わせずに据え置かれたため比較的クリアし易い難易度になっていたとのこと。
実装されてまだ1月も立ってないので4層クリアマウント所持キャラクター数による集計は実際の踏破者数とはかなり差があるが参考程度に見てほしい。
零式4層のクリア報酬マウントの「モノホイールS1」の所持キャラクター数の上位8ワールドをManaが独占している。リリースと同時に行われたジョブ調整でジョブ格差をアッパー調整で埋めてきたが、ボスのHP調整はアッパー調整に無理に合わせずに据え置かれたため比較的クリアし易い難易度になっていたとのこと。
実装されてまだ1月も立ってないので4層クリアマウント所持キャラクター数による集計は実際の踏破者数とはかなり差があるが参考程度に見てほしい。
その中でも1位になったのはAsuraだ。最近だと早期ではChocoboを上回る事も多い。
Manaに続くワールドはJPではなくNAのGilgamesh。NAでは昔から高難易度コンテンツの踏破状況でトップにくるワールドだ。アクティブキャラクターに対するクリア率は高くないがキャラクター人口そのものが多いので踏破キャラクター数で上位に来ている。
以下、ElementalとGaiaのワールドが並ぶ。
OCEやDynamisの新設ワールドなどアクティブキャラクター数の少ないワールドは厳しい。
それでもDynamisはデータセンタートラベルでNAの他DCに行けるが、OCEはOCEのプレイヤーコミュニティ内で何とかしないといけないのが辛い。
先に伝えた通り、この集計は週一制限でパーティで1人しか取得できない「モノホイールS1」の所持キャラクター数で計っている。実際に踏破したキャラクター数で言えばこの3倍、4倍はいると思うのでご注意を。
・新ジョブの人気は
黄金のレガシーでは新ジョブ「ヴァイパー」と「ピクトマンサー」が実装された。
巷の評判では新ジョブの人気は上々で特にピクトマンサーは操作も面白くて強いとの評判。
キャラクターのデータでジョブの人気を評価するなら、Lodestoneのデータ取得時のジョブの装備の武器のアイテムレベルの分布を見るのがいい。
高難易度レイドの報酬武器は一番メインにしたいジョブで取るだろうから人気の指標になるだろう。
下記はワールド統計の日本DCでのキャラデータ取得時のジョブとメイン武器のILの分布だ。
棒グラフの高さはデータ取得時のキャラクターのジョブの分布になっている。
その時のキャラクターが装備している武器のアイテムレベルが高い順に積まれていて
色が濃い部分がアイテムレベルの高い武器を持っているキャラクター数。
つまり濃い色の部分が多いキャラはそれだけ高難易度コンテンツで人気ということだ。
これを見ると、ヴァイパーとピクトマンサーの人気が高い。
タンクだとナイトが一番人気が高く、次いで戦士、ガンブレイカー。
ヒーラーだと学者、占星術師、白魔道士、賢者の順だ。
ジョブの魅力は単純なダメージ効率だけではないが、ヴァイパーとピクトマンサーは手触りの部分でも評判が良いと聞く。
7.1の絶が見えてくるころにはジョブのダメージ効率の調整が入ると思うので今人気が低いジョブの復権を祈りたい。
巷の評判では新ジョブの人気は上々で特にピクトマンサーは操作も面白くて強いとの評判。
キャラクターのデータでジョブの人気を評価するなら、Lodestoneのデータ取得時のジョブの装備の武器のアイテムレベルの分布を見るのがいい。
高難易度レイドの報酬武器は一番メインにしたいジョブで取るだろうから人気の指標になるだろう。
下記はワールド統計の日本DCでのキャラデータ取得時のジョブとメイン武器のILの分布だ。
その時のキャラクターが装備している武器のアイテムレベルが高い順に積まれていて
色が濃い部分がアイテムレベルの高い武器を持っているキャラクター数。
つまり濃い色の部分が多いキャラはそれだけ高難易度コンテンツで人気ということだ。
これを見ると、ヴァイパーとピクトマンサーの人気が高い。
タンクだとナイトが一番人気が高く、次いで戦士、ガンブレイカー。
ヒーラーだと学者、占星術師、白魔道士、賢者の順だ。
ジョブの魅力は単純なダメージ効率だけではないが、ヴァイパーとピクトマンサーは手触りの部分でも評判が良いと聞く。
7.1の絶が見えてくるころにはジョブのダメージ効率の調整が入ると思うので今人気が低いジョブの復権を祈りたい。
・新種族ロスガル女性の人気は
今回追加されたロスガル女性。これでようやく8種族の男女が揃った。
種族の追加は装備の調整などが過去の装備分も合わせて累積で大変になってくるのでもう新種族の追加はないとのこと。
前回暁月のフィナーレで追加されたヴィエラ男性は全種族の男性の中で一番人気に躍り出たがロスガル女性はどうだろう。
下記はリージョン別に種族構成比を比較したものだ。
JPにおいて、ロスガル女性は全体の1.2%。
多くはないがルガディン女性やハイランダー女性よりは多い。
海外は日本よりロスガル女性は多く、NAで3.5%もある。これはロスガル男性やエレゼン男女より多い。
JPは特異にララフェル女性が多いので他の種族がその分凹んでいるが、それを引いてもロスガル女性の人気は低い。
ハイランダー女性やロスガル女性など基本的にたくましいタイプの女性の割合は低い傾向がある。
ロスガル女性を追加してよかったかどうかの評価で言えばどうだろう。
例えばアルカディア1層のブラックキャットくらいのケモ度の種族であればもうちょっと比率は上がったかもしれない。
ただ、既存プレイヤーの好みに寄せて比率を上げるより、既存の種族でカバーできなかったプレイヤー層を取りに行くことにも価値がある。
ということで7.0の新種族のロスガル女性キャラクターが前回調査でどの種族か、もしくは新規かを調べてみた。
こんどは比率ではなくキャラクター数の集計になる。
JPで見ると1位はロスガル男性からの幻想。ケモ系種族好きだけど女性の選択肢が無かった人が幻想したのだろう。
2番目以降はミコッテ女性、アウラ女性、ララフェル女性と続く。これは単純に元のキャラクター人口が多いからだろう。
新規はその次。ルガディン女性は人数の順位としては高くないが元々少ないルガディン女性から流れることを考えるとルガディン的には影響は大きい。
NAで見るとミコッテ女性はキャラ数の差で1番目だが、2番目と3番目がヴィエラ女性と新規が同じくらい。EUもほぼ同じ。
OCEは新規が1位になっている。元の数が少なすぎるが。
こう見ると、ある程度は新しい層は取り込めているのかな、とも思う。
新種族追加直後はお試しで変更してみて、ある程度時間が経てば元に戻す人もいるかもしれない。
ヴィエラ男性の時は揺り戻しはそこまで多くはなかったが、その辺は次回追って調査してみよう。
種族の追加は装備の調整などが過去の装備分も合わせて累積で大変になってくるのでもう新種族の追加はないとのこと。
前回暁月のフィナーレで追加されたヴィエラ男性は全種族の男性の中で一番人気に躍り出たがロスガル女性はどうだろう。
下記はリージョン別に種族構成比を比較したものだ。
JPにおいて、ロスガル女性は全体の1.2%。
多くはないがルガディン女性やハイランダー女性よりは多い。
海外は日本よりロスガル女性は多く、NAで3.5%もある。これはロスガル男性やエレゼン男女より多い。
JPは特異にララフェル女性が多いので他の種族がその分凹んでいるが、それを引いてもロスガル女性の人気は低い。
ハイランダー女性やロスガル女性など基本的にたくましいタイプの女性の割合は低い傾向がある。
ロスガル女性を追加してよかったかどうかの評価で言えばどうだろう。
例えばアルカディア1層のブラックキャットくらいのケモ度の種族であればもうちょっと比率は上がったかもしれない。
ただ、既存プレイヤーの好みに寄せて比率を上げるより、既存の種族でカバーできなかったプレイヤー層を取りに行くことにも価値がある。
ということで7.0の新種族のロスガル女性キャラクターが前回調査でどの種族か、もしくは新規かを調べてみた。
こんどは比率ではなくキャラクター数の集計になる。
JPで見ると1位はロスガル男性からの幻想。ケモ系種族好きだけど女性の選択肢が無かった人が幻想したのだろう。
2番目以降はミコッテ女性、アウラ女性、ララフェル女性と続く。これは単純に元のキャラクター人口が多いからだろう。
新規はその次。ルガディン女性は人数の順位としては高くないが元々少ないルガディン女性から流れることを考えるとルガディン的には影響は大きい。
NAで見るとミコッテ女性はキャラ数の差で1番目だが、2番目と3番目がヴィエラ女性と新規が同じくらい。EUもほぼ同じ。
OCEは新規が1位になっている。元の数が少なすぎるが。
こう見ると、ある程度は新しい層は取り込めているのかな、とも思う。
新種族追加直後はお試しで変更してみて、ある程度時間が経てば元に戻す人もいるかもしれない。
ヴィエラ男性の時は揺り戻しはそこまで多くはなかったが、その辺は次回追って調査してみよう。
・Lodestoneのプロフィール公開制限の利用状況
パッチ7.0のリリースに合わせてLodestoneにも機能追加が行われ、キャラクターの公開情報を細かく設定できるようになった。
詳細は公式サイトのアップデート情報を見てもらいたい。
基本的にはプレイヤーの選択肢が増えるということは良いことだ。
だが、Lodestone国勢調査的には全プレイヤーキャラクターのデータが公開されていることがプレイヤー動向調査の代表性を担保する根拠にもなっている。
極端なことを言えばプレイヤー全員がキャラクターデータを非表示にするとこのLodestone国勢調査は成り立たなくなる。
とはいえ統計調査というのは0か100かではないので、どのくらいのキャラクターがLodestone上のデータを非公開にしているかを調べてみることにした。
データは前回6月12日の調査のアクティブキャラクターの中で今回の調査でどのくらいのキャラクターがプロフィール非公開にしたかを調べたもの。
ここでいう公開とは非ログインユーザーを含めて全体に公開している状態のこと。
ログインしているユーザーに公開、フリーカンパニーメンバーに公開、フレンドに公開などはデータ収集用のプログラムで取得できないのでLodestone国勢調査的には非公開と変わらない。
また、キャラクター情報は公開されていてもプロフィール情報(装備やスキルレベルなど)、ミニオン、マウントの所持状況などどれが一つでも非公開だとLodestone国勢調査の集計に必要なデータが取れない。この状態を表では「何れか非公開」と表現している。
全公開はこれまでと同様にデータが取れるパターンで現在Lodestoneの設定のデフォルトがこちらになっている。
数字を見てみよう。
JPでは97%がこれまでと同様にデータが取れる全公開状態。3%がデータが取れなくなる非公開状態だった。
JP以外ではこれが99.3%が公開で0.7%が非公開となる。
正直このくらいであれば代表性は十分にあると評価できる。
この状況が大きく変わらない限りは、引き続きLodestone国勢調査は続けていこうと思う。
詳細は公式サイトのアップデート情報を見てもらいたい。
基本的にはプレイヤーの選択肢が増えるということは良いことだ。
だが、Lodestone国勢調査的には全プレイヤーキャラクターのデータが公開されていることがプレイヤー動向調査の代表性を担保する根拠にもなっている。
極端なことを言えばプレイヤー全員がキャラクターデータを非表示にするとこのLodestone国勢調査は成り立たなくなる。
とはいえ統計調査というのは0か100かではないので、どのくらいのキャラクターがLodestone上のデータを非公開にしているかを調べてみることにした。
データは前回6月12日の調査のアクティブキャラクターの中で今回の調査でどのくらいのキャラクターがプロフィール非公開にしたかを調べたもの。
ここでいう公開とは非ログインユーザーを含めて全体に公開している状態のこと。
ログインしているユーザーに公開、フリーカンパニーメンバーに公開、フレンドに公開などはデータ収集用のプログラムで取得できないのでLodestone国勢調査的には非公開と変わらない。
また、キャラクター情報は公開されていてもプロフィール情報(装備やスキルレベルなど)、ミニオン、マウントの所持状況などどれが一つでも非公開だとLodestone国勢調査の集計に必要なデータが取れない。この状態を表では「何れか非公開」と表現している。
全公開はこれまでと同様にデータが取れるパターンで現在Lodestoneの設定のデフォルトがこちらになっている。
数字を見てみよう。
JPでは97%がこれまでと同様にデータが取れる全公開状態。3%がデータが取れなくなる非公開状態だった。
JP以外ではこれが99.3%が公開で0.7%が非公開となる。
正直このくらいであれば代表性は十分にあると評価できる。
この状況が大きく変わらない限りは、引き続きLodestone国勢調査は続けていこうと思う。